堤幸彦の2018日記

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いよいよ大公開!20世紀少年 第2章

2009-01-30 13:13:42 | 日記


 



いよいよ映画「20世紀少年 第2章 最後の希望」



大公開です!!



3部作の二つ目



素晴らしい原作を元に



キャスト、スタッフ必死で作り上げました!



やっと完成!



ぜひご覧ください!



そして楽しんでください!



 



 



さて今日は、少し長い日記になりますが、ご容赦・・・



 



 



24日



映画「レボリューショナリー・ロード」を見る



最初に主役の二人を見て「そういえばタイタニックか・・」と思い出すが、そんなことはすぐ関係なくなる



そして結論から言えば、見終わって、“自分”でいることがいやになった



一つは映画に関わるものとして



一つは『男』として



そう思うほど、心をえぐる素晴らしい作品だった



映画の“あるべき形”がそこにあったのだ



落ち込んで帰りに酒を飲み



暗い睡眠に陥った



でももう一回見るだろう



秘密を探りたいから



 



そういえば映画の帰りに品川・京品ホテル前を通過



テレビカメラや報道陣がぱらぱらと



「あっついに・・」と思う



「バリケード築いてます」の声も・・・



解雇された労働者の占拠・自主営業闘争という21世紀の日本には珍しい運動



品川高輪口というよそよそしい街の一面を檄布が赤く染める



既視感におそわれる



ただならぬ気配だ・・・



 



25日



気になって早朝5時に駅前に行ってみる



暗いうちにゼッケン鉢巻の労働者が無言で数百



うーむ



つらいことにならなければいいがと思う



しばらく見つめていたが動きが無いので、一度帰る



9時ごろに、ある作品のロケハンついでに品川駅前を通過してもらう



すると警察機動隊やガードマン(?)がちょうど労働者の壁に突撃している最中!



よく利用していたすき焼き屋さんや飲み屋さんが戦場に!



なぜこんなことに



暴力で解決しなくてはならない事態にまで追い込んだのはいったい誰?



日本はひどいことになっている・・と思う



 



山梨にロケハン



快晴で落ち込んでいた気分も少し良くなり



ワイナリーでワインの学習(つーか朝から試飲)



その後、あるテレビ局で取材活動



地方局を舞台にした作品を開発しているのだった



 



素晴らしいスタッフ、アナウンサーの皆さんと会う



ほとんど関係ないのに、忙しい中、図々しい我々の話をいやな顔もせず聞いていただき、アイデアをいただき、本当にありがたかった



“マスコミの仁義”を感じた



日本も捨てたもんじゃない・・と思う



ありがとうございました!



 



26日



福岡キャンペーン



10種の取材



一つの生放送



そしておなじみの都久志会館で舞台挨拶



九州のたくさんの皆さん、ご協力ありがとうございました!



映画「20世紀少年」よろしくです!



その後、素晴らしいふぐなどいただき



キャンペーンラストの夜ということで超オモロイ飲み屋で盛り上がり



シメで博多ラーメン



素敵な夜



 



27日



キャンペーン最終日・広島



新幹線で移動



車窓から見える北九州から山口県の地形は本当に興味深い



一度きちんと歩いてみたいものだ



なぜか極めて仲のいい広島の超有名アナ・横山氏のオモシロインタビューを皮切りに



(いつも作品に興味を持っていただいて本当にありがたい)



中国放送~広島ホームテレビ~広島FM~テレビ新広島と放送局行脚



皆さんありがとうございました!



そして映画の出資社でもある広島テレビへ



局のロビーでスタッフが何十人も私やカンナ役の平さんを待ちうけ



大拍手の歓迎!



いやあびっくりした



キャンペーンでいろいろ行くがこんなことは初めて



うれしかった!



忙しいのにすんませんでした!



夕方の生放送に出していただき、これまた世界的俳優の



アンドレス・アルトゥーロ・ガルシア-メンデス・デ・カロバロすなわちアンディ・ガルシア似(そう見えたのは俺だけか?)のアナウンサー森氏の取材を受け



(ふざけちゃってすまん)



同じく森氏の司会で舞台挨拶



(ちょっとふざけちゃってすいません)



広島のスタッフの皆さんに感謝感謝です!



いつか撮影したい都市・広島・・・



 



そのまま夜間飛行で帰京



へとへとだったが妙に頭が冴え



窓に張り付き



京都~名古屋~ フォッサマグナ~伊豆半島~遠くの山梨~三浦半島~房総半島と光の地形を楽しむ



 



28日



昼間次の作品の打ち合わせ



第3章の編集



私が不在の間、私の“思いつき”の指示を編集部、記録様が必死でつないだ



いいカンジだ



思わず見入ってしまった



まだまだ尺の問題はあるが「イケル」!



 



夜、六本木ヒルズのJ-WAVE



アンジャッシュの渡部建氏の番組



「プラトン」に生出演



「哲学しよう!」という真面目なトーク番組



「オレじゃ哲学は無理では?だいたい“もたない”っすよ」との不安も渡部氏の真面目な司会でなんとか90分がんばれました



アンジャッシュのコントは大好きで



ワイン飲みながらソファーに寝転がってへらへら笑える



携帯電話のやつとか・・・



そして番組は楽しかったです



なにしろ真面目でいい



たいしたことは言えませんでしたが



正直に話しました



ありがとうございました!



 



 



日記はまだ続く



なげーよ



 



29日



彩の国さいたま芸術劇場で



唐沢寿明氏主演



蜷川幸雄先生演出



シェイクスピア「冬物語」を見させていただく



いやあ感想なんて恐れ多くて書けない!



何しろ終演後楽屋で“神”蜷川さんに生まれてはじめてお会いできて(!)



恐縮至極、緊張迸りでやばいやばい



唐沢さんや六平氏へのお礼もそこそこに外に出る



息が止まった



 



それにしても唐沢さんはすごいなあ



綱渡り的に難易度の高い感情表現を難なくやってのける



(実際は相当な努力の結果だろうが)



素晴らしい演技でした



そして“神”の舞台はやはりそこにあって「なぜか青春時代」以来の「あ~やはり見なければよかった、やる気が無くなる」リストがまた一つ増えたのでありました



人生きっついな~



 



と、その足で三軒茶屋・世田谷パブリックシアター



生瀬勝久氏、藤木直人氏、中越典子さん他



「冬の絵空」



伝説的劇団そとばこまちの初期、1987年に書かれた戯曲の再演



忠臣蔵の新解釈だが20年という年月を全く感じさせない



立ち姿も美しい藤木氏、生瀬氏をはじめとする名優の乱舞



美術も殺陣も素晴らしい



そのまま映画になっても不思議じゃないアイデアの詰まった名作でした



 



いやあ関心することばかりだなあ



一生こんなんだろうなあ・・



しかしそうも言ってられない



今年は舞台の演出をいくつかやるので



唸りつつも決意を新たに



がんばろう・・・・



 



 



さて



今日はこれから



「20世紀少年のオールナイトニッポン」



浦沢直樹先生と2時間喋り尽くします



ぜひ聞いてください!



そして



けっこうひどい雨予報ですがぜひ劇場で



映画「20世紀少年 第2章 最後の希望」



お楽しみください!!



 



 




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