さくら三種
2022-03-16 | 花
いよいよ春本番である。
桜のつぼみが急速に膨らみ、行き交うひとたちも、待ち遠しそうに枝先を見上げて行く。
ところで、「桜の品種って何種類ある?」と訊かれると、人はどう答えるだろうか。
関連する情報を捜してみても、分類の仕方にもよるのかもしれないが、諸説あるようで良くわからない。
昨日は、一汗かきながら、近くにある三種類の桜の花見をしてきた。
一本目は・・・
釣り鐘状の花が満開の「寒緋桜」。
その名にある「緋色」とは、このような赤なのであろうか、花弁はかなり赤い色をしている。
二本目・・・
花が見頃になっている、濃いピンクが美しい「河津桜」。
早くも、ところどころ新芽が伸びだして、新緑がいいアクセントになっている。
最後は桜並木・・・
早咲きの前座が降りてから登場する、真打「ソメイヨシノ」。
今か今かと待たせ、咲きだすとあっという間に満開、そして散り際は見事な潔さ。
何といっても桜の代表は、この花と言えよう。
わずかにピンクがのぞく花芽は大分膨らんでおり、もうちょっとのところまできている。