幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

引っ越してしまった「カルガモ親子」

2021-07-12 | 日記

昨日のことである。

朝、カルガモの巣を見に行った時には、雛は見えなかった。

 

夕方から、ひどい雨が降り、雷が鳴り、強風が吹き荒れた。

子を守る親鳥にとっては厳しい天候になった。

幸いにして、それもしばらくすると止み、東の空に虹が架かった。

 

雨上がり、再度カルガモを見に行ってみると、母親のおなかのあたりに雛が動いているのが見えた。

朝、見に来た時は見えなかっただけで、実は、何日も前に雛にかえっていたようなのだ。

しっかりと、母鳥が羽で覆い、雛を隠していたので全く確認できなかった。

 

一夜明けて、今朝。

早速、双眼鏡を持ち巣を覗きに行くと、そこに居るはずのカルガモの親子がいないではないか・・・?

そのうちやってきた来た池の管理人さんに訊くと、今朝6時頃に来た時には親子そろっていたという。

その後しばらくしてカラスが心配で見に来た時には、すでに親子は引っ越してしまった後だったという。

「なにかに襲われた形跡(羽など)が無いので、無事のはず」

「近くにある水路の安全な場所に、子を隠したのだろう」というお話であった。

 

急にいなくなったのは寂しい。

抱卵を知ってからずっとカラス一家に対峙してきたので、その餌食にならなかったようなのでホッとしている。

昨夕の虹は、カルガモ親子にとって、新たなる生息地への「架け橋」の前兆だったのか・・・。

ところで、お父さん鴨はどこで、何しているんだろう?

 

 



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