公園の池で、久しぶりに見るカルガモのカップルである。
カルガモのお父さんは、お母さんが卵を抱き始めるとプイとどこかに行ってしまい、その姿を見せなくなる(夫婦関係解消か?)。
夫婦でいるのは限られた期間だけのように見える。
抱卵、そして、孵化後の子育てはお母さんだけで頑張るのである。
今朝やってきたのは、この秋に、新たに誕生した新婚さんであろう。
この池で生まれ育ったのか、それとも、ここで子育てをした経験のある母親なのか。
一羽(おそらくメス)は、今年7月迄巣があったカキツバタの鉢に入り、懐かしそうな(?)様子だった。
水中で立ち上がるようにして羽をパタパタさせ、鮮やかな「カルガモブルー」も見せてくれた。
ひとしきりエサを漁ってから、二羽はどこかに飛び去ってしまった。
たまたま朝の食事で立ち寄っただけなのか?
あるいは、来年の子育て候補地としての下見なのか?
いずれにしても、またこの池で、新たにヒナが誕生するのを期待してよさそうである。