学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

友だちが頑張っているのを見るのも辛い

2011年12月19日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・12月6日≫
…6年2組に交流に行くのを嫌がります。(ボランティアさんがいると時には行けます)
母親「何で行きたくないの?」
有香「勉強がしんどい」
母親「難しい勉強はしてないやん」

母親「本当のことを言っていいのよ」
有香「お母さん、怒るでしょう?」
母親「怒らないよ」
有香「お母さん、泣くでしょう?」
母親「泣かないよ」

有香「皆が難しい勉強をしている」
母親「有香ちゃんは、有香ちゃんにできることをしたらいいのよ」
有香「皆が頑張っているのを見るのも辛い


自分に勉強が出来ないのが辛い 
      ↓
自分に出来ないことを頑張ってやっている友達の姿を見るのも辛い

分かる気がします。
今は有香の気持ちを大切にしたいと思っています。



≪6年生・12月18日≫
有香「学校がしんどい」
母親「お母さんもお父さんも、有香ちゃんが一生懸命頑張ってきたことを知ってるよ」
有香「
母親「もう十分頑張ったから、ゆっくりしましょう」
有香「

寝言「38どこかわからない」

2011年12月16日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・12月16日≫
…昨晩、有香と一緒に寝てしまい、3時に目が覚めました。リビングに行くと、寝室から有香の寝言が聞こえてきました。
有香「38どこか分からない」
有香「38どこか分からない」
有香「38どこか分からない」

本のページを探している夢でしょうか?

…洗面所に行き、リビングに戻ると、暗闇の中に有香が座っていました。
母親「何してるの?」
有香「起きてる」
母親「まだ3時よ、もう少し寝なさい」
有香「起きたからもう寝れない」

布団に連れて行くと、あっという間に眠りました。

お日様が小さいわっかみたいになる

2011年12月15日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・12月15日≫
…朝食を食べながらカナダと日本の時差について話していたとき
有香「カナダは今、夜なんでしょう?」
母親「時差があるから、昨日の夕方よ(正しくは14時ごろ)」
有香「Eちゃん(カナダ在住)、今何してる?」
母親「さあ~?」
母親「時差があるからね、カナダに行ったら、一日経ったのに(日本を出た日と)同じ日よ。帰ってきたら一日減るのよ」


有香「飛行機に乗ると、かわいい夕方になる」
…飛行機の窓が小さいということなのか?飛行機の窓からは夕日が小さく見えるということなのか?と思い、聞きました。
母親「かわいい夕方って何?」
有香「お日様が小さいわっかみたいになる」
…わっかって?お日様が輪郭だけになるの?などと思いながら聞いていました。
有香「お日様がボロボロになって、小さいわっかみたいなお日様がなくなったら、もう月が出ている」


有香の中では、もしかしたら、太陽が沈むということは、太陽がボロボロになって、なくなるということなのかな?だとしたら、翌日の太陽は新しい太陽ってことですかね

大なわ

2011年12月09日 | 学校・友だち
≪6年生・12月9日≫




5年生の春、大なわが跳べないと嘆いていましたが、6年生の冬には跳べるようになっていました。いつから跳べるようになったのかは分かりません。



 大なわ

大なわむずかしい
どうやってとべるかなぁー

みんなは大なわとびできるけど
私はむりやなぁー
どうしたらいいんだろう

とんでもとんでもひっかかっちゃう
どうしたらいいんだろう

私 大なわむりだもん
もうむりや
もうおしまい
私はどうしてとべないんだろう

(5年生・4月19日)

隣の男の子(2歳半)

2011年12月09日 | 家庭生活
≪6年生・11月26日≫

4年生の5月22日に、隣のお姉ちゃんの出産を心待ちにして作った詩です。


「赤ちゃん」

だっこしたい
大すき

わたしはミルクをのませてあげたい
わたしは赤ちゃんのために だっこしてなにかうたってあげる
だっこして口ぶえをふいてあげたい

ごはんをたべるときは
あーん もぐもぐ かみかみ ごっくん
エプロンをして
あーん ぱくぱく もぐもぐ ごっくん

わたしは赤ちゃんをだっこする
たのしい

それからそれから
赤ちゃんにミルクをのませてあげたい
ごはんをたべさせてあげたい

もぐもぐ ごっくん
もぐもぐ ごっくん
もぐもぐ ぱっくん
もぐもぐ ぱっくん
もぐもぐ ぱっくん



あれから二年半の時が流れ…

今では対等なお友だちです
「有香ちゃん、有香ちゃん」と呼んでくれます


発電量について

2011年12月06日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・12月6日≫
…近隣を見て
有香「おかしいな。もうクリスマスなのに電気〔電飾〕がない」

…そう言われてみれば、ご近所の電飾が減っています
母親「節電じゃない?」

母親「津波で発電所がだめになり、発電量がおちているのよ」
有香「どこに?」
母親「落ちているんではなくて、発電できる量が減ったという意味よ」
有香「分からない」
母親「前は100作っていたのが50になったという意味よ」
有香「分かった」