学級文庫

支援学校の高等部3年生です。

冷たくするのは止めてください

2011年04月28日 | 言葉の記録 6年生
≪6年生・4月28日≫
ボランティアさんから、学校での有香の様子に変化が見られるとのことで、問い合わせがありました。『あ~、やっぱり、私が悪いんだな』と思い、有香に本当の気持ちを聞いてみることにしました。
「そんな話は嫌。お母さんとは楽しい話がしたい」と言い、なかなか本心を言いませんでしたが、粘り強く聞くと、答えてくれました。

有香「私が一番嫌なのはお母さんのセリフ」
母親「あ~、言葉ね」
有香「あんまり私のこと、冷たくするのは止めてください!」
母親「冷たくするってどういうこと?教えて。お母さん、気をつけるから」
有香「何やったっけ、忘れた」
母親「お母さんが『6年生なのに、ちゃんとしなさい』って言うのがダメなのね」
有香「それが一番嫌やねん!」
有香「私はまだきびきびできへんねん、ゆっくりしかできへんねん!」
母親「分かった。一生懸命やってるのね」
有香「うん」


かなり激しい口調で訴えられました。
なるほど…。
一生懸命やっているんだ…。
私の物差しで計ってはいけないんだ…。

これから本格的に迎える思春期。
信頼される親にならなければ…。

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