≪中1・7月22日≫
…車で淡路に行きました。往復三時間、有香はしゃべりっぱなしです。
同乗者はとても疲れただろうと思います。
運転手:母親
同乗者A:60代女性
同乗者B:60代女性
有香「私はね~、小さい時からダウン症やねん。ゆっくり大きくなるねん」
…AさんもBさんも咄嗟のことに驚いたと思います
Aさん「自分のことをよく知ってるのね。大きくなくてもいいのよ。一番大切なのは心よ。心が綺麗なことが一番よ」
(中略)
有香「この服どう?」
Aさん「絞りやね。可愛いね。どうしたの?」
有香「学校で染めました」
Aさん「そんなこと学校で出来るの?」
有香「はい。私は陶芸班です。お皿も作ってます」
Aさん「へ~、おばちゃんもそんな楽しい学校に行きたいわ」
有香「私のクラブは何でしょう?」
Aさん「分からない」
有香「カラオケ部です」
Bさん「そんなクラブがあるの」
有香「私はカラオケスターです」
(中略)
有香「私は何の女やと思う?」
Bさん「何の女??」
Aさん「?」
有香「私は蠍座の女」
(中略)
有香「私の誕生日はいつでしょう?」
Aさん「いつだろう?」
有香「ヒント、冬の始まりです」
Bさん「11月?」
有香「11月19日。秋の終わりです」
(中略)
有香「英語やろうか、riverって言ってみて」
Aさん「リバー」
有香「違う、river」
有香「carって言ってみて」
Bさん「カー」
有香「違う、car」
有香「お母さん、carって言ってみて」
母親「カー」
有香「違う、それはカラスや!」
(中略)
有香「歌を歌おうか」
Aさん「有香ちゃん歌って」
有香 詩吟を熱唱
Aさん「有香ちゃんすごいね」
有香「お母さんの詩吟は何でしょう?」
Bさん「分からない」
有香「白帝城です」
(中略)
Aさん「いつも家でもこんなにしゃべっているの?」
母親「はい。だから時々『お願いだから少し黙って』って言います」
話し相手がいる限り、有香のおしゃべりは延々と続きます。
…車で淡路に行きました。往復三時間、有香はしゃべりっぱなしです。
同乗者はとても疲れただろうと思います。
運転手:母親
同乗者A:60代女性
同乗者B:60代女性
有香「私はね~、小さい時からダウン症やねん。ゆっくり大きくなるねん」
…AさんもBさんも咄嗟のことに驚いたと思います
Aさん「自分のことをよく知ってるのね。大きくなくてもいいのよ。一番大切なのは心よ。心が綺麗なことが一番よ」
(中略)
有香「この服どう?」
Aさん「絞りやね。可愛いね。どうしたの?」
有香「学校で染めました」
Aさん「そんなこと学校で出来るの?」
有香「はい。私は陶芸班です。お皿も作ってます」
Aさん「へ~、おばちゃんもそんな楽しい学校に行きたいわ」
有香「私のクラブは何でしょう?」
Aさん「分からない」
有香「カラオケ部です」
Bさん「そんなクラブがあるの」
有香「私はカラオケスターです」
(中略)
有香「私は何の女やと思う?」
Bさん「何の女??」
Aさん「?」
有香「私は蠍座の女」
(中略)
有香「私の誕生日はいつでしょう?」
Aさん「いつだろう?」
有香「ヒント、冬の始まりです」
Bさん「11月?」
有香「11月19日。秋の終わりです」
(中略)
有香「英語やろうか、riverって言ってみて」
Aさん「リバー」
有香「違う、river」
有香「carって言ってみて」
Bさん「カー」
有香「違う、car」
有香「お母さん、carって言ってみて」
母親「カー」
有香「違う、それはカラスや!」
(中略)
有香「歌を歌おうか」
Aさん「有香ちゃん歌って」
有香 詩吟を熱唱
Aさん「有香ちゃんすごいね」
有香「お母さんの詩吟は何でしょう?」
Bさん「分からない」
有香「白帝城です」
(中略)
Aさん「いつも家でもこんなにしゃべっているの?」
母親「はい。だから時々『お願いだから少し黙って』って言います」
話し相手がいる限り、有香のおしゃべりは延々と続きます。
体調の悪いときや、機嫌のわるいときにお腹がいたいや眠いの~ など伝えてくれたらな、とよく思います。
有香は3歳ぐらいまでボーっとしていました。
でも、後々お話が出来るようになってから、その頃のことを話すので、ボーっとしていたけど、周囲のことは分かっていたんだな~と驚きました。
有香が体が痛いと訴えたのは3歳9ヶ月のときでした。
また、不調を訴えて病院に行きたいと言ったのは、4歳3ヶ月のときでした。
こんな会話をしました。
有香「ポンポン痛い!すくり(薬)」
母親「足は?」
有香「大丈夫」
母親「目は?」
有香「大丈夫」
母親「お腹は?」
有香「痛い!」
自分から話さなくても、分かっています。
話すようになるまで、(イライラせずに)待ってあげてください。
下のお子さんの2倍以上の時間が必要と思えばよいかもしれません。
時が過ぎれば「お願いだから少し黙って」と言いたくなる日がくると思いますよ。