ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

まずまずよく出来たフェイク・ドキュメント

2007-03-12 | 映画
日本のこわい夜〈特別篇〉

フェイク・ドキュメントということで、一緒に借りてきたのが昨年の夏にテレビ放映されたこの作品。

心霊バラエティの体裁をとった、それこそ実はフェイク・ドキュメントという作品で、要所要所にそういう作り物臭さが漂うのだが、ほら、心霊ドキュメントとか、そっち系のバラエティというのはそもそも作り物臭いではないか! そこが巧みなのだな。

やっぱりチープなバジェットのオリジナル・ビデオには敵わない出来になるのである。

この作品の仕掛け人の白石晃士監督は他でもない「ノロイ」の監督である。

しかし、その白石監督はブロードウエイのうそ臭いシリーズ「ほんとにあった呪いのビデオ」シリーズに深く関わっている。

まあ、「月刊ムー」の心霊ビデオ「戦慄のムー体験」の演出を鶴田法男監督が演出していたりして、まあ、そういう経歴は安直には馬鹿に出来ないわけである。

未見の方は、まあ、テレビ的にはお手本といえるフェイク・ドキュメントとしてお勧めしたい。


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