ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

「デッドリー・フレンド」DVD化希望!

2006-05-22 | 映画
なんでこれが出てないの? と思う作品が結構DVDになっていない。

……あ。わたしがマイナー趣味だから、わたしなりにメジャーだと思っている作品についての、これは感想なんです。

たとえば「デッドリー・フレンド」(DEADLY FRIEND)。ウェス・クレイブン監督作品。


天才少年マシューは人づき合いも下手で、自作のロボットBBが大事な友だち。引越し先の隣家に住むサマンサに一目ぼれする。



サマンサはアル中の父にDV被害を受けているが、ついにある日、父に階段から突き落とされて死んでしまう。思い余ったマシューはBBのチップを移植してサマンサを生き返らせるが、生き返ったのは、姿はサマンサ、心は復讐に燃えるBBという怪物だった……。

あらすじ的にはこんな感じなのだけれども、なんとも切なくも胸に迫るところのある作品なのだ。

サマンサを演じたのはクリスティ・スワンソンヴァージニア・C・アンドリュースのダーク・ファンタジーといわれる「屋根裏部屋の花たち」シリーズ(いわゆる幻想譚ではない。仲の良い両親と思っていたのが、実は実の兄妹が駆け落ちして結婚したのだった。「父」の死で「母」ともども実家に帰った「兄弟姉妹」は屋根裏部屋に閉じ込められることになる、という作品)の映画化でも印象的だった。

ずんぐりロボットのBBも可愛いし、結構いい映画だと思う。

ウェス・クレイブンじゃあ、「サランドラ」(Hills have eyes)とその続編まで出ているというのに!

ついでに監督の商業的デビュー作「鮮血の美学」(Last house on the left)まで出ているというのに!

「デッドリー・フレンド」を、出してもらえないだろうか……。

*写真はクリスティ・スワンソンがオリジナル・バフィーを演じた「バフィー・ザ・バンパイアキラー」。(サラ・ミシェル・ゲラーのテレビ・シリーズの方が有名)


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