湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇霧の中に目覚める朝

2015年01月16日 15時31分01秒 | ちょっとした出来事?
今日の熊本市内の朝は濃い霧に包まれていました。

宿明け勤務の敷地内見回りのついでにパチリしました。

・国道57号線バイパスの御幸笛田1丁目交差点 <朝の7時30分頃>

    ※勤務先の直ぐ近くの交差点です。
    ※この道を真っ直ぐ行けば12kmぐらいで熊本港です。
     熊本港からは島原行きの高速フェリー(所要約30分)が出ています。

・水路の左側が勤務先の敷地です

    ※葉が落ちてしまった樹が並んでいますが、桜と欅です。
    ※少し見えている鉄筋校舎の先の方に寮があります。

・寮の非常階段からみた住宅街です。



このように濃い霧の朝は久しぶりです(1年以上ぶり?)。

幻想的でロマンチックな雰囲気を醸しています。

霧の中を中学生と思しきカップルが登校しているのを見かけました。
女子生徒が男子生徒の腕に手をまわしているようでした。
霧の街に似合っていました。
そのような時代がなかった私には羨ましく思えました。

顔がはっきり見える程度に近くなるとわかったのですが、
男子生徒は足早で、顔が少し強ばっていました。
女子生徒の方はおもねっているようにも見えました。

二人のからだが微妙に離れていてリズムも合っていません。

昨日喧嘩したのかもしれません。
このまま喧嘩別れになってしまうのかもしれません。

 羨ましい気持ちが少しおさまりました。(捩じれたまま直らない私の悪い性格)


ところで、霧(キリ)・靄(モヤ)・霞(カスミ)の違いをご存知でしょうか。
クイズなどで出題されることがありますが。


気象庁サイトには次のように書かれていました。

・霧(キリ):微小な浮遊水滴により視程が1km未満の状態
・靄(モヤ):微小な浮遊水滴や湿った微粒子により視程が1km以上、10km未満となっている状態
・霞(カスミ):気象観測において定義がされていないので用いない

霞(カスミ)は気象用語にはないそうで、文学的な表現などで用いられるもののようです。


気になったのが靄(モヤ)について説明の中の『湿った微粒子・・・』です。
”乾いた微粒子”による場合は何といわれるのでしょう。

抜かりなく同サイトに説明がありました。

煙霧(エンム)というそうです。

・煙霧:乾いた微粒子により視程が10km未満となっている状態

北京の天気は雨か雪か煙霧の3つしかないことになるのでしょうか。


なお、今朝の熊本市内の霧は濃霧といえるものだったようです。

・濃霧:視程が陸上でおよそ100m、海上で500m以下の霧