湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇食べ残されている金柑

2015年01月13日 12時32分41秒 | 庭の草木や生き物たち, etc.
狭いながらも色んな木が植わっている家の庭には金柑もあります。

そんなに大きくありませんが樹齢60年以上ではないかと思います。
幼少の頃には既に存在していました。

毎年実が生りますが
食べることは殆どありません。

私の祖父母が生きていた頃は
ちぎられて食用にされていたのかもしれません。

今では専ら野鳥のための食べ物になっています。

食べられた痕がある金柑



かじられた痕がある実が数個写っていますが、
多くの実はそのままになっています。

金柑は喉に良いとききますので、
野鳥も、食用としてではなく喉が痛いときだけ薬用として食べているのかもしれません。


野鳥が残すのであれば金柑蜂蜜漬けか金柑酒をつくってみようかと思い
ネットで調べたら「蜂蜜入り金柑酒」のレシピがありました。

甘党であり辛党でもある私は
迷わずこれにしようと思います。

「二兎を追う者は一斗も得ず」の味にならなければよいのですが。



付録の画像(金柑をちぎって、台所にあった柑橘類と一緒に並べてみました)

  ※黄色い面々にグルリと囲まれて、赤いイチゴが慄いているようです。
  ※金柑はキンカン属に分類され、画像にある他の柑橘類はミカン属に分
   類されますので、金柑は仲間外れということになります。
   心なしか肩身が狭い(文字どおり)思いをしているようにも見えます。
  ※”デコポン”は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標で、
   全国の柑橘関係農協県連合会を通じて出荷された不知火のうち、糖度
   13度以上、酸度1度以下のものだけがその名を使用することができる、
   となっています。
   個人出荷のものなどは”デコポン”という名称を使用できませんので、
   必ずしも『”デコポン”でない不知火は美味しくない』という訳では
   ありません。


この中の柚子は昨年暮れの頂き物です。
定年退職前の職場で大変お世話になった方からの贈り物です。

杉並区に住んである方で、アフター5に一緒に酒を飲みにも行ってました。
  出動地帯は青物横丁駅、大井町駅、品川駅周辺などでした。

その方の庭には沢山生る柚子の木があるということでしたが、
私が酒の席で
『柚子が大好きで、冬には毎週のようにつくる鍋料理に欠かせない・・・』
と言っていたことを覚えていてくれたのです。


私にとっては
画像の柑橘類の中では柚子が最も貴重品となります。