湯原修一の歓喜悦慶と聊かの慷慨憂愁, etc.

いつとはなしに眠りにおち微風を禿頭に感じて目が覚める。
このような生活に変わったらブログが更新されないかもしれません。

◇ スーパーカブでトコトコと ・・・ (別府行_1)

2016年11月29日 20時24分36秒 | ちょっとした出来事?
昨日(28日)の昼前に出発して、
今日の夕方に帰ってきました。

出発前に泥縄で、スーパーカブの
メンテナンスをしてもらいました。

荷物を手に持って
ウチから歩いてバイク屋さんまで行き、
整備が完了したカブにまたがり、
いざ出発。



  ※バイク屋さんから100mほど走ったところで
    撮ったものです。


目的地は泉都「別府」です。

  前にも少し触れたことがありますが、
  別府は私が25歳から28歳にかけての
  独身時代3年間を過ごした町です。
   死ぬ前にもう一度
   懐かしいところ見ておきたかったのです。
   (大げさな表現です)

行きは「やまなみハイウェイ」(日本百名道の一つ)を
通って行くつもりでした。

熊本市中心部から旧国道57号線(現県道337号線)を
東へ進んでいくと、道路とJR豊肥本線の両側に
杉並木が始まりました。

  ※この道は江戸時代に参勤交代で使われた豊後街道です。
   (大津町を通るこのあたりは大津街道とも呼ばれます)
   昔は古色蒼然とした大木が
    もっと密に並んでいたとおもいますが、
    今は歯抜けになっており、
    後から植えられた若い木も交じっています。


  大津町から阿蘇方面へ行く国道57号線は
  熊本地震による大規模土砂崩れなどで
  立野地区あたりで消滅しているので、
  迂回することになります。

大津町を過ぎるところで迂回ルートへ左折しました。
(迂回路は「ミルクロード」という優しい名前です)


 ミルクロードは初めて通る道でしたが、
 原付バイクには危険な道でした。
 片側1車線の狭い道で、
 阿蘇外輪山の上に出るまで上り坂が続きすが、
 喘ぎながら低速で登るスーパーカブの直ぐ横を、
 大型トラックが何台も追い抜いて行きました。

無事に外輪山の上(草原)に出ましたが、
あまりの寒さに震えました。

 快晴になると見越していたのに
 いつの間にか空一面に広がった雲が
 太陽光を遮っています。

九重連山近くの1300mの峠を越えていく
「やまなみハイウェイ」を止めて、
竹田市経由(国道57号線利用)で行くルートに
変更しました。

外輪山を阿蘇谷(阿蘇市)のほうへ下って
国道57号線へ向かいました

経路の直ぐ近くに「阿蘇神社」が
あるので、参拝に寄りました。

阿蘇神社は熊本地震により
重要文化財に指定されている楼門などが崩壊しています。





  防寒用の上下衣を持参していたので着込みましたが、
  手袋は薄手のものだったので手が悴みます。
  阿蘇神社近くにあった「マツモトキヨシ」で
  防寒用を買って2重にはめました。

阿蘇谷を過ぎ、再び外輪山(滝室坂)を登って
57号線を東へひた走りました。


昼食をとるのを忘れていました。
トイレタイムで寄った道の駅に
"ここにしかない" と強調してある
「とうきびもち」というのが売ってありました。
買おうかどうか迷っているとき、
店の人が赤マジックで "¥47" に書きかえたので、
迷いを捨てて1個買って食べました。

  ※添加物無し
    (原材料:もち米、とうきび、小豆、砂糖、塩)

  私好みの
  求肥が入っていない歯応えのある皮と、
  素朴な甘さとホコッとした練り具合の粒餡でした。


昼前に熊本を出発してから約6時間、
大分の市街地を過ぎ、
山の陰ですっかり暗くなった国道10号線
(通称「別大国道」(*))を走りました。

  * : 別府に住んでいたときは
      750ccのバイクで
     海を眺めながら走行車線の中央を
     ユッタリと走りました。
      YAMAHA_XS750_Special<2016.6.25>
      今回は50ccのスーパーカブで
      道の端っこ(車道外側線の内側)を、
      前だけを見ながら必死に走りました。
   

懐かしい別府の灯りが見えてきました。

  ※高崎山を過ぎたあたりの歩道橋の上から


*** つづきは、明日 ***