よしみの北秋田市議会だより

合併して4期目の当選を果たした“福岡よしみ”が北秋田市の議会や市民の日常などを紹介します

整理解雇4要件は重要・・・米病職員の整理解雇に伴って

2010年12月22日 | 公立米内沢病院問題
 いま、日本航空が強行した労働者への「整理解雇」通告を撤回させようと、幅広い労働組合や、民主団体、女性団体の代表、弁護士の皆さん方が支援しています。20日には「日本航空の不当解雇撤回をめざす国民支援共闘会議」への参加を呼び掛ける記者会見を行いました。
 全労連の大黒作治議長は、「整理解雇の4要件を満たさない日航の解雇はすべて労働者への挑戦だ。安全問題でも利益優先がはびこっている。解雇は道義的に許されない」と強調しています。
 この「整理解雇4要件」ですが次のようになっています。①解雇による人員削減がどうしても必要であること②希望退職や一時帰休など解雇回避の努力がつくされたこと③解雇者の人選が客観的、合理的であること④解雇手続きが妥当であること。四つの要件をすべて満たさなければ「解雇権の乱用」で違法となり、無効とのことです。
 津谷永光管理者は、米内沢病院職員は病院組合が解散すれば、(職場がなくなるから当然)分限免職(整理解雇)であると言い、労働組合の団体交渉申し入れに対しても返事をしない誠意のない応対を続けていることを見れば「解雇権の乱用」は免れません。整理解雇4要件は重要です。

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