上発地村から

標高934mぐらい日記

大人の冒険

2017年09月20日 | Weblog
9月なのに涼しい日が続いている
とはいえ米の作況指数は悪くないらしいので、積算温度は極端に少ないわけでもなさそうだ。

今朝は大急ぎで出荷作業を終え、9時からの運動会に向かった。数日前までこの日に開催だということを失念していたためちょっと慌てたところもあったが、結局長男の頃から続けて9年間連続での観戦になった。
(9がずいぶん出てくるな…)
今年で最後の運動会観戦 いつもはカメラのファインダー越しに観ていたことが多かったけれども、今回は肉眼で目の前の疾走を追いかけていた。
いつも思うが 子供は未知数でいろんな可能性を秘めている。俺の今後の人生なんて先が見えてたいした山場もなさそうだが、子供達のそれは全然違う。何が起こるか分からないし、何が起きてもおかしくない。
彼らの意志次第だ。
だからその意志がスムーズに育っていくことを僕らは妨げないようにするだけ。

先日バイクに乗ってちょっと旅に出た。なんとなく意志表現をしたかったのだ。林道を緑の空気を吸いながらのんびり走っていたのだが気が抜けていたいたのだろう、グレーチングに泥がたまっていたところで転んでしまった。鉄のバイクは無傷だったが生身の人間(オレ)は腰を打撲し、左手を捻挫、あちこち擦りむいて血だらけになった。とはいえ家には帰らなければいけない。気力を頼りにバイクを起し、またがり、キックスタートしてアクセルを開けた。なんとか家までたどり着いたが、家族には心配されずに呆れられた。

その後の農作業に影響があったのかというと、それはあった。左手首の捻挫がキャベツを詰めた段ボールの蓋をする際に痛み、今でもサポーターしてごまかしている。擦り傷は治りかけで非常に痒い

子供達は運動会で小さな擦り傷つくりながら練習している。人生を左右するような大きな怪我をしたり、命にかかわる危険な状況にならないために小さな傷を作りながら生きる力を身につけていくのだ。

バイクは危ない。一歩間違えると命にかかわる。それがまたがった瞬間に発生するっていうのが普段社会生活を送っている大人にある意味魅力的に映るのかもしれない。

意志表現もほどほどにしないと仕事に支障をきたすし ヘタすると死んじゃうから気をつけないといけないな…

     今日の一曲 ゆらゆら帝国 「ゆらゆら帝国で考え中」
         https://www.youtube.com/watch?v=M9CM44MohAs