上発地村から

標高934mぐらい日記

畑の良し悪し

2006年04月26日 | 本業
 今日マルチを張った畑はうちでもっとも手強い畑であります
 地盤が低く地下水位が高いので 水はけが悪く 毎年ロクな
 野菜ができません(単に腕が悪いだけかもしれませんが)
 農業始めて12年目 最初の年は条件のいい農地があまりなくて
 田んぼだったところで無理やりキャベツ作ってたりしました
 今日の畑も大昔は田んぼだったみたいなんだけど 畑にしよう
 と思った時はもう荒れ放題で 一面に葦(よし)が生えてました
 ところがどっこい キャベツ作ったらこれがまたなぜか良い玉
 になったんですね 今考えると 葦が何年も生えてそれが有機物
 となって畑にたまってたみたいで 去年プラウで起こしたら葦の根が
 さながらピートモスのようになって大量に表面に出てきました
 しける土地だからこそ泥炭みたいになって溜まったんだと思います
 何年も化学肥料ばかり使ってて畑作りしてこなかったから
 今でははその有機質も使い果たし ふかふかだった土地も大分低く硬く
 なってしまいました しけるから堆肥入れるのもおろそかになったんだなぁ
 今年は溝を掘り 畝の立て方もちょっと工夫して再度挑戦ということ
 になりましたが 如何せん ゴルフ場がすぐ隣にあり ”ファー”と
 いう声と同時にゴルフボールが打ち込まれてくるようなところなので
 なにかと苦労が絶えないのであります