大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

大クスノキの下のフレンチレストラン。

2015年07月27日 | グルメ

昨日のブログで北島寛一さんの90歳の誕生会のことを書きましたが、今日はその会場となったフレンチレストラン・ペジーブルの事を書きたいと思います。このレストランはワイズから歩いても10分程の大きなクスノキの下にあります。春日通りの本郷3丁目交差点から東京ドーム・文京シビックセンターに向かって3本目の路地で左に折れると大きなクスノキを認める事が出来ます。このクスノキは樹齢600年と言われ、平成3年に司馬遼太郎氏がこの地を訪れ「その甲斐庄喜右衛門の屋敷跡にいまも一樹で森をおもわせるほどのクスノキがそびえている」と『街道を行く』に書きました。甲斐屋敷は大正初め売却され実業家の所有となり大正9年大きな西洋館が建ちましたが、昭和17年中山氏の所有となり同55年楠木の家を守るためレストラン「楠亭」を開業しました。そして平成9年に改築のため解体されるもシンボルの大クスノキは残されました。その後経営を改め再度レストランを開業したのがフレンチレストラン・ペジーブルになるのです。ここで働くスタッフは「クスノキに接する様になって風邪もひかなくなった」とも言っていました。料理にもクスノキパワーが有るかもしれませんね。因みに写真は誕生会で頂いたランチコースですが、静かな場所で気の合う人達と大クスノキを眺めながら美味しい料理を食べる。これは正に至福の時ですね。

フレンチレストラン・ペジーブル
文京区本郷1-28-32 パークハウス楠郷壷1F
03-3818-5071 

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清水 実
ワイズクリエイト
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木戸嘉一
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