森の写真家として有名な石橋睦美さん指導の「森の撮影会」が小石川植物園で開催された。今回も前回と同様に天気予報では絶対に雨が降る筈だったのですが、参加者の皆さんの日頃の行いが良いのか持参した傘を一度も開かずに済み絶好の撮影日和でした。東京にこんなに素晴らしい森が残されているのかと思うほどの小石川植物園は被写体の宝庫でもあります。また思わず通り過ぎてしまう様な木々が石橋さんの目で見るととても素敵な被写体に変化することも参加者一同ビックリでした。ちょっと気になったのは木々に付けられている名称プレートですが如何にプレートを避けて構図するかがポイントでもあります。それにしてもこのような場所で撮影の構図、露出、アオリ等の勉強をすれば、いざ本番と言うときには落ち着いて被写体に対峙出来ると思います。いや~っ役に立つ勉強会でした。石橋睦美さんと協議して11月~12月頃にもう一度企画しようと思います。お楽しみに!
このブログの読者の中にも2年前に六本木のFUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)1Fギャラリー「PHOTO IS」にて1ヶ月に及び開催された「空から見た日本パノラマ紀行~航空写真家 芥川善行がとらえた四季折々の表情~」写真展をご覧になった方もおられると思いますが、この写真展には数万人もの来場者があったと言います。さてその会場内でひと際目立っていたのが瀬戸内海の夕日を撮影した高さ2.2メートルもある屏風式のプリントでした。このプリントは見た人は作品の素晴らしさとプリントの大きさ、更に珍しい屏風式の展示に圧倒されました。本当にインパクトのある写真展だったのです。私は基本的にはひとつの写真展は1回見れば良いとの気持ちだったのですがこの写真展は会期中数回訪れたのを記憶しています。また、こんな素晴らしい写真展をあれきり(1回きり)の開催ではもったいない思いも持っています。それはあの時の作品が富士フイルム社の倉庫に保管されたいる事を知っているからでもあります。先日あるデパートの広報担当者にこの話をしたら「大変興味があります」との事でした。そこで話は昨日の事になりますがご来社された芥川善行さんにもこの話をして資料のひとつとして、あの屏風プリントのミニュチュア版をお借りすることができました。写真はテーブルの上にミニ屏風を建てて撮影しましたがこの高さが2.2メートルになったところを想像してください。今後どの様に展開するかは分かりませんが銀塩写真文化の継承には素晴らしい銀塩プリント作品を多くの皆さんに見てもらう事でもあると思っています。ワイズは少ないスタッフでいろいろな事にチャレンジしていますが「夢の実現」に皆様の応援を頂けたらと思います。
世の中スマートフォンが話題となり、外出時でもメールやインターネットはスマートフォンでOKと言う動きもあります。ただ私のような年代では小さなスマートフォンの画面では使いづらいなど不便さも見逃せません。社内では無線LANでインターネット接続に関しては何の問題も無いのですが、問題となるのは外出時です。外出時は必ずノートパソコンやipadを持ち出しますが公共施設や一部の商業施設意外ではインターネットにつながらず不便な思いをしていたのでした。そこで前から注目していたのがモバイルWi-Fi装置です。今回契約したのはUQ WiMAX(ユーキューワイマックス)です。下り最大40Mbpsの早さを誇り1ヶ月使い放題で3880円です。更に今回は17000円のキャッシュバックセールが適用されていました。写真の小さな黒い箱が充電式のWi-Fiルーターでこれを持っているだけで5台の端末でインターネット接続が可能になります。早速、自動車の中やコーヒーショップで使いましたがストレスの無い通信速度に大満足です。スマートフォンの画面より大きいノートパソコン、ipadの画面ならばパソコン作業も外出先でできます。今度行われる貸し会議室での日本リンホフクラブの会議にはこのWi-Fiルーターとスカイプを利用して東京~大阪間の電話会議を試みる予定です。
ワイズクリエイトが事務局運営するマミヤカメラクラブの会報誌「Mamiya Gallery」の17号が完成し会員に郵送されました。会報誌の発行元は6月から移管されたワイズクリエイト内のマミヤカメラクラブ事務局になっていますが、実はこの号まではマミヤデジタルイメージング社による編集・発行なのです。ところでこれだけの会報誌が届くカメラクラブの年会費が3000円(2年6000円)って安いと思いませんか?(もちろん撮影会等のイベント等もありますが)次号からはワイズクリエイトによる責任編集となりますが、内容とページ容量を落とさず更に良い「Mamiya Gallery」の発行に務めたいと思います。本当に伝統あるカメラクラブを引き継ぐ責任感を感じています。マミヤカメラユーザーの皆さん。是非クラブに入会ください。
マミヤカメラクラブホームページ
http://www.mamiya-club.com
藤本雅之さんから写真展の案内はがきが届いた。ところが思い起こしても藤本さんとお会いした記憶が無いのです(お会いしてたらご免なさい)。案内はがきに記載のホームページを拝見すると「富士山に魅せられ1999年より富士山写真に取り組む。大中判カメラを使い、おもに南アルプスなど山岳から見た富士山写真を中心に活動する」とある。プロフィールの写真もリンホフカメラで撮影しているものだった。そんな訳で富士フォトギャラリー新宿を訪ねた。スペース1と2を使った全紙、全倍サイズの写真が42点飾られている。どれも4x5インチ判と6x7cm判から引き延ばされたクオリティの高いプリントになっている。被写体は題名の通り富士山だが、こんなに富士山はいろいろな表情があるのだと言わんばかりの力作揃いでした。皆さんも是非足をお運び下さい。 藤本雅之写真展
「富士~遙かなる孤峰」
富士フォトギャラリー新宿
2011年7月15 日~8月4日
今日は久しぶりに食べ物ネタです。湯島天神の男坂・女坂を下りた一帯を天神下と呼んでいる。この天神下には文人が住んでいたり昔ながらのお店があったりする。今回紹介するのは「ぶどうぱんの店・舞い鶴」。申し訳ないがこの前の道を通っても気づく人は少ないのではと言う様な程に地味な店構えだ。お店はぶどうぱんの販売スペースと喫茶スペースで構成されている。そしてここの売りは名前の通り「ぶどうぱん」だ。写真を見て欲しい。ぱんを切るとご覧の通り「ぶどう。ぶどう。ぶどう」である。また持ち上げるとこの大きさにしては異常に重く感じもする。要するに重く感じる分は全てぶどうなのである。因みにこのパンで600円と安くはないが一度食べてみる価値はあると思う。
実は私は自動車が好きです。それも個性的な自動車に興味があります。記憶を甦らすと子供の頃「ジャガーEタイプ」と言う自動車を見て、子供ながらにそのスタイリングとカッコ良さに憧れました。また大学生の頃ラリーで活躍する「ランチア・ストラトス」を見て乗ってみたいとも思いました。昔は本当に個性的な自動車がありました。知人のカメラマンがカタログ写真を撮影していたホンダのスポーツカー「HONDA S600/S800」、ヨタハチの愛称で親しまれた「トヨタ800」。ロータリーエンジンの「コスモスポーツ」等も想い出します。話は前述の2台に戻りますが、とんでもなく程度の良い「ジャガーEタイプ」を谷中の街で見かけました。また懐かしき「ランチア・ストラトス」を秋葉原で見かけ久しぶりに「個性的な自動車」で興奮しました。特に「ジャガーEタイプ」は子供の頃に「何時か大人になったら買うんだ!」と思っていたものでした。勿論今はクラッシックカーの部類に入る自動車で程度の良いものは皆1000万円以上との事でとても夢は叶いそうにありません。それにしても見れば見るほど素敵なクルマ達でした。
23日は日本リンホフクラブ定例会が開催された。午前の技術勉強会は日本写真文化協会副会長の荻島孝之さんにより「プロが語るポートレート撮影」と題して講演を頂いた。特にパワーポイントでまとめた「ポートレートライティング」「モデルポージング」などを易しく解説された。写真は人の顔を撮影する時のライティングの違いによる表情変化等を紹介している時のスナップです。参加者一同「目から鱗」状態でスタジオ写真の奥深さを知る大変為になる技術勉強会でした。また午後の作品講評会は石橋睦美さんが担当され参加者の作品を丁寧に講評。中には辛口コメントもありましたが、そこは「愛の鞭」と理解して皆さん納得でした。それにしても回を重ねる毎に盛会になり今後の技術勉強会の内容、作品講評会の担当講師に大注目です。
6月16日よりマミヤカメラクラブの事務局運営をワイズクリエイトが執り行う事は既にお知らせ致しましたが、流石に800人もの会員数を誇る同クラブの実力でカメラ業界の関係機関からもいろいろなお問い合わせやお便りを頂く様になりました。問題はこのお便りなのです。郵便物に(株)ワイズクリエイト内と明記されていると問題はないのですが、いきなり住所の後に「マミヤカメラクラブ御中」となると配達の方々も迷ってしまうようです。そこで今回ポスト用のプレートを新規制作しました。ついでと言っては何ですが「マミヤカメラクラブ事務局」の他に「日本リンホフクラブ事務局」も並記して出来たのが写真のプラスチックプレート(5250円)です。これで配達の方も安心してポストに入れることが出来ると思います。写真を見て「おやっ?」と思う方がいるかもしれませんが今回のプレートの上側に「フジ光機デモカメラセンター」とあります。実はワイズクリエイトでは富士フイルム社の銀塩カメラデモ機を当社で管理させて頂いているのでした。中判カメラや大判レンズなどのデモ機が沢山ありますが勿論勝手に使うことはできません。展示会や勉強会など富士フイルム社のイベント等向けに管理しているのでした。ご覧の様にこのポストには未だプレートを貼り付けるスペースがあります。今後どの様なプレートが増えるかご注目下さい。
20日発売のキャパ8月号にワイズクリエイトが展開する東日本大震災復興プロジェクトの「手をつなごう日本号」が紹介されました。キャパ誌ではweb上の「CAPAカメラネット」でも「写真家達の支援活動」と言うコーナーを作り、未曾有の大災害である東日本大震災への写真家達の支援活動を積極的に紹介もしている。リード文には「2011年、東日本大震災による甚大な被害を受けた被災者の方々、地域を支援するため、『CAPA』でも活躍している写真家の皆さんが次々に行動を起こしています。写真家だからできる「写真を通した支援活動」を、『CAPA』とCAPAカメラネットで紹介。随時更新します」とある。もちろんこの中にも「手をつなごう日本号」についても紹介がありますが、今回はキャパ本誌での紹介となりました。皆さんもキャパ本誌はもちろんの事、CAPAカメラネットの「写真家たちの支援活動」を見て写真家がどの様な支援活動を行っているか認識して下さい。そして共感できるモノが有れば是非支援活動に協力下さい。
CAPAカメラネット
http://capacamera.net/special/capa1105/
《東日本大震災復興プロジェクトの「手をつなごう日本号」》
東日本大震災に遭いオモチャも無くした子供達の閉塞した心を、紙飛行機を飛ばすことによって少しでも癒すことが出来ないか?またこの紙飛行機を販売してその売り上げを義援金として使えないかとの一存で航空写真家の芥川善行さんが設計された紙飛行機に「手をつなごう日本号」と命名し製作致しました。完成した飛行機は順次避難所の子供達にお送りして行きたいと思っています。また一般販売した売上金は全額を義援金として然るべき団体を通し寄付させて頂きます。これらにご協賛頂ける方は是非、紙飛行機「手をつなごう日本号」をお買い求め頂きたくお願い致します。
「手をつなごう日本号」セット
復興義援価格1000円
【セット内容】
日本号飛行機・・・・・・10機
組み立説明書・・・・・・3枚
接着剤・・・・・・・・・・・・1本
企画・設計 有限会社アクタガワテクニカルフォト
企画・運営 株式会社ワイズクリエイト
湯気が出るほど出来たてのアサヒカメラ8月号を入手しました。8月号の最大注目記事は写真道楽館に紹介された日本リンホフクラブ。この記事は5月14日に新宿御苑にて開催された同クラブの「大判カメラ基礎勉強会」を取材紹介したもので勉強会のスナップ、集合写真、清水実会長のアップ写真までありとてもインパクトのある内容となっています。特に集合写真は新宿御苑・大木戸門近くの池畔で各々がリンホフカメラを手にしているもので、これだけリンホフカメラが集まるのは滅多に無いことで壮観な感じがします。詳しくは書店にて同誌をお求め下さい。因みに取材を受けた大判カメラ基礎勉強会は大判カメラを持っていない方でも無料で参加出来ますので興味のある方はお申し込み下さい。
《大判カメラ基礎勉強開催予定会》
【開催日】
2011年9月17日(土)10:00~13:00
2011年11月5日(土)10:00~13:00
【場所】
新宿御苑・大木戸門前・売店横休憩所
【参加費】
無料
【備考】
必ず事務局へ事前に参加申込みを行って下さい。撮影カメラを持参下さい。※カメラの無い方も参加可能です。
【事務局】
日本リンホフクラブ事務局
113-0033 東京都文京区本郷3-39-14 ワイズビル
株式会社ワイズクリエイト内
TEL 03-5689-2776 FAX 03-5689-2786
www.linhof-club.com info@linhof-club.com
地下鉄丸ノ内線・新宿3丁目駅の近くに額縁、画材、デザイン用品の専門店「世界堂」がある。世界堂は昭和15年に額縁および絵画の販売を目的として東京・新宿において創業した老舗の画材販売店で関東一円にチェーン店展開もしている。先日、新宿御苑から新宿駅に向かい新宿通りを歩いていると、あるビルの店先に美味しそうな果物を発見した。こんな炎天下に果物を並べていて大丈夫なのかな?と覗き込むと「何だ!ニセモノ」ではないか。思わずビルを見上げると「世界堂」の看板。これで納得である。この果物はデッサン用だったのだ。それにしても良くできていて思わずバナナは皮をむきそうになるし、リンゴはガブリとかじりつきたくなる。こんな果物を被写体用に購入してテーブルフォトにチャレンジするのも悪くない。これから続く暑い日にエアコンの効いた部屋で撮影実習が出来ますよ。因みにリンゴ、サクランボ、オレンジ、ナシ、レモンなど368円(税込)でイチゴだけ473円(税込)でした。
東日本大震災復興プロジェクトの「手をつなごう日本号」ですが先日も宮城県内の避難所をインターネット等で調べ避難人数の多い約70カ所の避難所に「手をつなごう日本号」を40機ずつ発送致しました。未だ沢山の方々が不便な避難所生活を続けられているのを実感しています。発送から10日以上たった昨日、配送をお願いしているヤマト便より4通の戻りがありました。よく見ると返品シールに「避難所は解散」とありました。お送りした70件の内4件の避難所が発展的解散をしたと想像しますが、まだ66件の避難所は未だに機能していると言うことです。これから更に暑くなり冷房機能のない体育館等では熱中症の心配もあります。本当に避難している方々を思うと心が痛みます。私たちに出来ることは少しでも早い復興を祈ることと、何らかの援助をすることと思います。このブログをお読みの方々も是非その一助として「手をつなごう日本号」を1000円でご購入協力頂けたらと思います。売上金は「全額」寄付させて頂きます。コンセプト等詳しくは下記のとおりです。
《東日本大震災復興プロジェクトの「手をつなごう日本号」》
東日本大震災に遭いオモチャも無くした子供達の閉塞した心を、紙飛行機を飛ばすことによって少しでも癒すことが出来ないか?またこの紙飛行機を販売してその売り上げを義援金として使えないかとの一存で航空写真家の芥川善行さんが設計された紙飛行機に「手をつなごう日本号」と命名し製作致しました。完成した飛行機は順次避難所の子供達にお送りして行きたいと思っています。また一般販売した売上金は全額を義援金として然るべき団体を通し寄付させて頂きます。これらにご協賛頂ける方は是非、紙飛行機「手をつなごう日本号」をお買い求め頂きたくお願い致します。
「手をつなごう日本号」セット
復興義援価格1000円
【セット内容】
日本号飛行機・・・・・・10機
組み立説明書・・・・・・3枚
接着剤・・・・・・・・・・・・1本
企画・設計 有限会社アクタガワテクニカルフォト
企画・運営 株式会社ワイズクリエイト
以前のブログでも書いたとおり、私が新宿に自動車で出かけた時は新宿御苑の駐車場に停めて用を足すことが多い。昨日もこの駐車場に自動車を停め歩き出すと、いつも気になっている人物を認めた。駐車場の出入り口脇の木陰で木槌とノミで小さな彫り物をしている人がいるのだ。「トントントン」と小気味よい落ちが響く。こんなに炎天下なのに大変だと思い、今回は声を掛けてみた。この方はある理由があっていつもこの場所で趣味の木彫りをしているという。プロではなくそこらの廃材を拾ってきては毎日彫っている。写真を見ての通り決して上手いとは言えないが何かほのぼのとした雰囲気が作品から伝わってくる。中には「売って欲しい」と言う人もいるらしいが商売で彫っている訳ではないと言う。話していると「廃材だから木が堅く彫りにくい」とも言われた。今度行った時に彫りやすい木を提供しようかとも思ってしまった。どんな訳があるか知らないが若くない年齢でこの過酷な炎天下でコツコツ作業している姿を見ていると「熱射病に気をつけて下さいね」と思わず声を掛けてしまう。お元気で。
カメラザックでお馴染みのラムダ社よりとても便利なパネルザックが新発売されました。写真展会場へのプリント作品パネルの搬入出等に最適なザックです。これでいちいち箱を用意したりヒモで縛ったりをしないで済みます。各種サイズがありますがどれも2~3枚のパネルを収納できます。カラーはネイビーとオリーブの2色を用意。 《ラムダ パネルザック》 ※表示価格は標準価格ですがワイズスペシャルプライスを用意しています。
P50=50x40x8cm ¥12,600(税込)
P60=60x50x8cm ¥13,125(税込)
P70=70x60x8cm ¥13,650(税込)
P80=80x70x8cm ¥14,175(税込)
P90=90x80x8cm ¥14,700(税込)