アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリのBOXからモーツァルト

◆CD1:モーツァルト/ピアノ協奏曲第15番（1974年）、ピアノ四重奏曲変ホ長調（1972年）

ここ最近始めて聴く曲が多いので簡単に名演とかオススメとか言えなくなり始めました
モーツァルトのピアノ協奏曲第15番

モーツァルトの曲を聴くと繊細で力強く上昇思考の曲が多く
繊細なアンサンブルを期待するところですが
この15番はなかなか力強い曲のようです
曲の出始めは如何にもモーツァルトらしく始まりますが
ピアノが始まると俺はピアノ弾くぞ！
しっかりついて来いと言わんばかりの強引さを感じます

ピアノパートが弾いていて楽しいだろうということも感じられるし
最初の印象のようにモーツァルトの遊びの部分が目立つことなく
力強い音楽が続きます

2楽章は聞き流すとあっという間に終わってしまうようです

三楽章も
1楽章同様やる気のある曲に感じます
どの曲も素敵ですが
やはり天才なんでしょうね！

このモーツァルトの曲をこれだけ説得力を持って弾けるのは
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリであるからなのかもしれません。

続いてピアノ四重奏曲

さてどうでしょうか？
最近良い演奏ばかり聴いているので
特別訴えるものがないと普通に聞き流してしまうようです

ま
それでもえっか！

Kakishima