クラシック好きです

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障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

エミール・ギレリス ベートーヴェンピアノ協奏曲全集

2019-10-16 14:34:29 | クラシック音楽


エミール・ギレリス

ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

全集から

ジョージ・セル
クリーブランドオーケストラ

録音綺麗なんですが「皇帝」イントロの前半第一テーマに戻るまでの演奏が音数少なく感じるのは私のステレオだけ?
低音が流れてきてないように感じます。
それ以外思いっきりステレオ効果の効いた録音ですね。

エミール・ギレリス応援したいのです
躍動感のあるギレリスの演奏は本当に素晴らしい
もっと大切に扱われてればどうだろう?
名演名盤が増えていたのでは無いかと思います!

この後色々聞き比べてはいるが
エミール・ギレリスとジョージ・セルのこの全集は何度聴いても飽きません
4番の1楽章は微妙に遅いテンポだというぐらいで2から3楽章は文句ないし!

スビャトスラフ・リヒテルが深い世界に引き込んでくれる演奏をしてくれたのと同じようにエミール・ギレリスは躍動感溢れるハツラツとした演奏を聞かせてくれてるように感じます。

ベートーヴェンのバリエーションなんかでも抜群な演奏なさってるし
ロシアのピアニストはほっとけませんね!

このあとオーケストラの確認のために聴き始めたバックハウスとシュミット=イッセルシュテットでウィーンフィルハーモニー管弦楽団の皇帝の演奏があまりにも気高くてびっくりしてるところです。

マウリツィオ・ポリーニーが我がお手本かと思いきや
バックハウスはメトロノーム弾きだなんて言えません
この格調高いベートーヴェンの解釈は聴く人の背中まで伸ばしてくれそうです!

録音はオーケストラの各楽器が正しい位置にいてソロの時にはまるでそこに座ってるかのように正しい位置で再生してくれるのは録音技師も素晴らしいのだと思います。

もしかしたら
ベートーヴェンのピアノソナタ全集なんかでもバックハウスは素晴らしい演奏を繰り広げているのかもしれませんね?

有名どころばかり聴いてると新しい演奏家に出会えなくなりそうだが
そのうちですかね?

エミール・ギレリスは素敵だ!

柿島 秀吉
コメント (2)
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アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ ベートーヴェン「皇帝」

2019-10-13 14:56:26 | クラシック音楽


アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ

ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
シューマン
ピアノ協奏曲

セルジュ・チェルビダッケ 指揮

天才と鬼才?

チェリビダッケって難しい演奏家とよく聴くが何のことやらさっぱり?
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリもドタキャンするとかしないとか?
2人とも純粋に自分のベストが出したいタイプなのでしょう!

皇帝はマウリツィオ・ポリーニがベームに遠慮気味だったとすればアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリのこれは主導権をソロのミケランジェリが取ってるように聞こえてくる!

ここまで聴いた中で1番はポリーニかと思いきや
グッと押し出してきたアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリとチェリビダッケの皇帝は最高ですね!

ただアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリはウィーンフィルとジュリーニの演奏も評判良かったはず?
楽しみですね!

柿島秀吉
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エレーヌ・グリモー ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番「皇帝」

2019-10-10 09:41:11 | クラシック音楽


ベートーヴェン ピアノコンチェルト第5番「皇帝」

エレーヌ・グリモー
ウラディーミル・ユロフスキ
ドレスデン国立管弦楽団

ピアノソナタ第28番
ピアノソナタ第14番月光

2006年
この頃になると本当に録音は綺麗になりオーケストラもピアノもバランスよく取れています!エレーヌ・グリモーの皇帝はお手本かと思われるほど程よいテンポでわかりやすいオーソドックスな演奏してますからほぼ問題ないと思われます。

残念なのはエレーヌ・グリモーさんのピアノの音がオケに消され気味ということぐらいでしょうか!

楽器を鳴らし着るテクニックには至ってないのかもしれませんが
そんな音を望まないのであれば良い演奏です。

しかし

エミール・ギレリスの音聴いてしまったら
ベートーヴェンには?

良い演奏であるのは間違えありません

柿島秀吉
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グレン・グールド ベートーヴェン ピアノコンチェルト第5番「皇帝」

2019-10-09 08:55:53 | クラシック音楽


ベートーヴェン ピアノコンチェルト 第5番 op73「皇帝」

グレン・グールド
レオポルド・ストコフスキー
アメリカ交響楽団

ストコフスキーに英雄のテンポでと指示されたとか?
グレン・グールドはストコフスキーを慕っていたとか?
テンポ自体はブラームスのコンチェルト弾いた時バーンスタインといろいろあっても自分を通したという感性に似てるから指示テンポには不満はなかったものと思える。

こう話すとわかるように指示テンポはかなりゆっくりです。
録音はエミール・ギレリスのライブとは大違いオーケストラも綺麗ですしピアノとのバランスも良いので大変聴きやすいがギレリスのは演奏者それぞれの魂が直に伝わってくるようなLive感がどんどん伝わってくるのに対してグールドのは解説っぽい演奏でそれがどうしたと言いたくなるかも。

このあと聴くアルテュール・グリュミオーの解釈の方が気楽に聴きやすい気がします。マウリツィオ・ポリーニーの演奏を思い出しましたが。

グレン・グールドの皇帝は
どうやろ?

柿島秀吉
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レオニード・コーガン アンコール集

2019-10-01 14:41:59 | クラシック音楽



【CD3】

1) ナルディーニ:アダージョ・カンタービレ,
2) ショスタコーヴィチ(ツィガーノフ編):4つのプレリュード,
3) メンデルスゾーン(クライスラー編):無言歌 ト長調Op.62-1「五月のそよ風」,
4) クライスラー:ウィーン奇想曲,
5) ハチャトゥリアン:アイシェの踊り(ガイーヌ),
6) ヴュータン:ロンディーノOp.32-2,
7) ドビュッシー(ローレンス編):月の光,
8) プロコフィエフ(ハイフェッツ編):仮面劇(ロメオとジュリエット),
9) ブロッホ:ニーグン,
10) ブラームス:ハンガリー舞曲第1番,
11) グラズノフ:「ライモンダ」より間奏曲,
12) サラサーテ:バスク奇想曲 Op.24

レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
アンドレイ・ミトニク(ピアノ)

[録音]1958年2月, ニューヨーク、アカデミー・オブ・アーツ・アンド・レターズ
[原盤]LM-2250 (ステレオ録音だったが初版LPはモノラル盤のみ発売) ※

1924〜1982年ウクライナ

ウィキペディアより

コーガンは、大器晩成型のオイストラフとは対照的に、「魔神と契約した天才」と称される程の早熟の天才であった。公式デビューは1941年、モスクワ音楽院大ホールにおいて、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演によりブラームスのヴァイオリン協奏曲を演奏した。同時期にソ連全土で演奏旅行を行う。学生時代にプラハ世界青年音楽祭で、J・シトコヴェツキー、I・ベズロードニーと共に優勝。また、コーガンはN・パガニーニの全作品演奏に挑み、モスクワで入手可能な作品の全演奏を達成した。奇想曲全24曲を一夜で演奏した演奏会は歴史的な演奏会として伝説となった。1951年には、ブリュッセルのエリザベート王妃国際音楽コンクールにおいて、パガニーニの≪協奏曲 第1番≫で驚異的な演奏を披露、エミール・ソーレ作のカデンツァの解釈にも卓越したところを審査委員長ジャック・ティボーに示し優勝した。また、イザイ・メダルも受賞した。1955年には世界的な楽旅に出発、パリとロンドンに赴き、翌年には南米とアメリカ合衆国にも訪問した。

まだまだ詳しく知らないレオニード・コーガンですが選曲が好きですね。
無駄な力など入ってませんしヴァイオリンのきつめの音は一切なく必要な音量で必要なフレーズを語りかける。

楽器はグァルネリ!

ピアノ演奏で好き嫌いは音色の種類をどれだけ持っているかによることも多いがヴァイオリニストは持ち楽器によってほぼ音色が決まるであろうが選んだ演奏者の責任として聴いたとしても幻想者の好き嫌いはピアノ奏者を選ぶより選択の仕方が多いように思える。

レオニード・コーガン

素敵なヴァイオリニストです。

柿島秀吉
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