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ヘンリク・シェリング PAGANINI ヴァイオリン協奏曲1番4番

2019-05-25 09:26:41 | クラシック音楽

 

ヘンリク・シェリング

 

パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1・4番

[演奏]

サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)

ロンドン交響楽団

[録音]

1975年、ロンドン

 

ニコロ・パガニーニ(Niccolò(あるいはNicolò) Paganini, 1782年10月27日 - 1840年5月27日)はイタリアヴァイオリニストヴィオリストギタリストであり、作曲家である。特にヴァイオリンの超絶技巧奏者として名高い。

 

PAGANINIと言えばリストが「私はピアノでPAGANINIのように」とかブラームスやラフマニノフなどもPAGANINI主題の変奏曲を書かせたほど多くの作曲家に影響を与えたヴァイオリ二ストであり作曲家であった。

パガニーニがヴァイオリンを弾き始めたのは5歳の頃からで13歳になると学ぶべきものがなくなったといわれ、その頃から自作の練習曲で練習していた。それら練習曲はヴァイオリン演奏の新技法、特殊技法を駆使したものだったとか!

 

これまでにPAGANINIのヴァイオリン協奏曲は聴いたことがあると思うがPAGANINIのヴァイオリンの曲集はそんなに聴いたことがない。

専門外の私にはヴァイオリンのテクニックで何が難しいのかわからないのであるが、ヘンリク・シェリング が弾くこのコンチェルトを聴いてると彼は難しいであろうパッセージを丁寧に引いてるのが伝わってくるその辺が好感持てるところだと思う。

それにPAGANINIといえば超絶技巧をひけらかす演奏ばかりかと思いきや、メロディーが大変甘くレディーを虜にして弄ぶかの才能があるらしい。

 

PAGANINIヴァイオリン協奏曲第4番2楽章にPAGANINIの映画で使われた歌がある。

映画ではソプラノで歌われ効果的に扱われているし3楽章も愛らしいメロディーの音楽が

PAGANINIは技術的にどうのいう前にヴァイオリンという楽器から言葉に代わるメロディーどんどん生まれてきたのであろうことがよくわかる。

 

官能的なメロディーでご婦人方の心の中に?

 

もう少しPAGANINIの音楽を追求する価値がある作曲家であると思う。

 

柿島 秀吉

 

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ヘンリク・シェリング モーツァルトヴァイオリンソナタ

2019-05-20 17:40:27 | クラシック音楽

 

ヘンリク・シェリング

イングリット・ヘブラー

 

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ

1) K.296

2) K.301

3) K.302

4) K.303

5) K.304

6)「羊飼いのセリメーヌ」の主題による12の変奏曲K.359

[演奏]

イングリット・ヘブラー(ピアノ)

[録音]

1969(1,5)1972(2-4,6)、ザルツブルク

 

 

CD 10

1) K.305

2) K.306

3) K.376

4) K.377

[演奏]

イングリット・ヘブラー(ピアノ)

[録音]

1972(1-3)1969(4)、ザルツブルク

 

CD 11

ヴァイオリン・ソナタ

1) K.378

2) K.379

3) K.380

4) K.454

[演奏]

イングリット・ヘブラー(ピアノ)

[録音]

1969(1,4)1972(2,3)、ザルツブルク

 

CD 12

ヴァイオリン・ソナタ

1) K.481

2) K.526

3) K.547

4) 「ああ、私は恋人をなくした」の主題による6つの変奏曲K.360

[演奏]

イングリット・ヘブラー(ピアノ)

[録音]

1969(1,2)1972(3,4)、ザルツブルク

 

録音状態は大変よいと思います。

イングリット・ヘブラーは1926年オーストリア出身ポーランド出身の両親の元10歳までポーランド在中ヘンリク・シェリング1918年ユダヤ系ポーランド人

演奏を聴いてるとヘブラーが主導権握ってるかと思ったが五分五分の音量で録音はされてるモーツァルトのヴァイオリンソナタをこうして何度も聞き返せるほど文句の出ない演奏だと思います。

イングリッド・へブラーのピアノはオーソドックスで優雅で音は暖かく神経質なところが一切ないのがヘンリク・シェリングのこのヴァイオリンの音色にあってるのだと思う。

 

先日YouTubeにてウラディミール・ホロヴィッツのリサイタルを見てモーツァルトの曲ですがどんだけ歌い切るのと思うぐらい素敵な演奏を聴いて感動してたのですが、ウラディミール・ホロヴィッツの弾くモーツァルトはウラディミール・ホロヴィッツの音楽であってあそこまでいかなくともイングリッド・へブラーの弾く淡々と暖かいモーツァルトで十分だと思う。

思わずイングリッド・へブラーの弾くモーツァルトピアノソナタ全集を注文してしまいました。

イングリッド・へブラーにはクラウディオ・アラウと似たように私のような北陸の人間に好まれる暗さがあるのかもしれません。

関西人ぽいリリー・クラウスよりヘブラーを私は好きです。

 

あれ

ヴァイオリンの話ではなくピアノの話に変わってしまったかも!

 

柿島秀吉

 

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ヘンリク・シェリング サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲

2019-05-12 14:17:07 | クラシック音楽

 

ヘンリク・シェリング

CD 7

サン=サーンス:

1) ヴァイオリン協奏曲第3Op.61

2) ハバネラOp.83

3) 序奏とロンド・カプリチオーソOp.28

4) ラヴェル:ツィガーヌ

[演奏]

エドゥアール・ヴァン・ルモーテル(指揮)

モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団

[録音]

1969

 

69年録音のこの曲と65年に録音されたベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とではヘンリク・シェリングの使ってる楽器があからさまに違うと思われます。

ベートーヴェンの時は高温の弦が大変よく響くのですが響かせ方にコツがあるらしく苦労してコントロールしてる感じが好印象で大変人間らしさが感じられることで何度も聴ける不思議な魅力を醸し出しています。

ところがこのサン=サーンスの曲ではヴァイオリンのどの弦も均等になる安定した楽器です。

ダヴィド・オイストラフほどではありませんがよい感じで演奏されてます。

この曲を聴いてベートーヴェンの不安定な魅力がなんだったのかよくわかります。

 

このレベルの演奏家にとって普通に弾き切るのは当たり前

それ以上にどれくらいの愛情があるかがポイントでしょうか?

 

柿島秀吉

 

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ヘンリク・シェリング ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲

2019-05-07 17:22:02 | クラシック音楽

 

ヘンリク・シェリング

 

 

《CD 5》

ベートーヴェン:

1) ヴァイオリン協奏曲Op.61、

2) ロマンス第2番**

[演奏]

ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)

ロンドン交響楽団

[録音]

1965年、ロンドン

 

さてさて

続けて聴くBoxの中からベートーヴェンのヴァイオリン コンチェルトですが大変妖艶で好きです。Boxの曲を聴くときは一通り一回聴くと次のCDに移るのが常ですがこのヘンリク・シェリングのベートーヴェンは何度聴いても飽きませんし私の心をつかむ何かがあるようです。

ヘンリク・シェリングの音は細いといってますが、その細い高音がまことに綺麗に聞こえてくるのは間違いありません!

オーケストラに関してはロンドン交響楽団ということですが、大変綺麗だとは言いがたいのですが問題のないレベルだと思います。

指揮者のシュミット=イッセルシュテットに関しては全くわかりませんが音楽の中では黒子に徹していて好感が持てますし、仕上がってる音楽がこれだけいいのですから悪い人ではないものと思われます。

とにかくヘンリク・シェリングのヴァイオリンは素晴らしい!

 

ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は大好きな曲です。

よい演奏に出会えたことに幸せを感じます。

 

柿島 秀吉

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ヘンリク・シェリング モーツァルト ヴァイオリン協奏曲

2019-05-06 09:04:10 | クラシック音楽

ヘンリク・シェリング

 

CD 1》

ヴァイオリン協奏曲

1) 第1番K.207、

2) 第2番K.211、

3) 第3番K.216、

4) ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョK.261

[演奏]

サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

[録音]

1970年(1,2,4)、1969年(3)、ロンドン

 

《CD 2》

ヴァイオリン協奏曲

1) 第4番K.218、

2) 第5番K.219、

ロンド

3) K.269、

4) K.373

[演奏]

サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

[録音]

1970年(1,3,4)、1966年(2)、ロンドン

 

《CD 3》

1) ヴァイオリン協奏曲第6番K.271a、

2) 2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネK.190

[演奏]

ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)(2)、

サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

[録音]

1966年(1)、1970年(2)、ロンドン

 

《CD 4》

ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364*

[演奏]

ブルーノ・ジュランナ(ヴィオラ)、

サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

[録音]

 

1969年、ロンドン

 

ヘンリク・シェリング のヴァイオリンの音色はヤッシャ・ハイフェッツのそれと似てるが、あそこまで神経質ではなく温かみを感じられますが細い分微妙な不安定さを感じられますが音楽自体は大変温かく優しい。

 

オケもソリストを受け入れるかのようにゆったりとヘンリク・シェリングの解釈はゆったりと理想の演奏です。

 

1954年ニューヨークでデビューして高評を得てその後演奏活動に励むということですが、アメリカではハイフェッツに似てる細めのヴァイオリンが好まれたのでしょうか?

 

ヘンリク・シェリング の演奏はアルトゥール・ルービンシュタインとの演奏をよく聴いていて私の好きなヴァイオリニストです。

ヘンリク・シェリング で聞く初めてのモーツァルトのヴァイオリン協奏曲ですがどれも問題なく余裕を持って弾かれています。

 

このBox楽しみですね。

 

柿島 秀吉

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