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交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

スビャトスラフ・リヒテル ベンジャミン・ブリテン チェロ組曲

2018-12-30 09:07:46 | クラシック音楽


ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ ベンジャミン・ブリテンチェロ組曲

【CD16】
ブリテン:
1. 無伴奏チェロ組曲第1番Op.72,
2. 無伴奏チェロ組曲第2番Op.80 [録音]1968年7月, イギリス、スネイプ

1956年日本に訪れNHK交響楽団と共演その後能楽「隅田川」鑑賞し深く感銘したらしい、60年にはムスティスラフ・ロストロポーヴィチと出会いチェロの曲を作曲するしチェロ組曲に関しては日本の古典音楽の影響を受けた曲作りであったかもと思わせます。

シューベルトのアルペジオーネでのベンジャミン・ブリテンの伴奏は絶品!
これ以上の演奏は聞くことはできないであろうと思える演奏だが、無伴奏のチェロ組曲ではムスティスラフ・ロストロポーヴィチ絶妙な演奏を聴かせてくれています現代の作曲家ですがきつい和音やリズムもそれほどなくチェロの音を十分堪能できる曲をムスティスラフ・ロストロポーヴィチ弾ききっています!

昨年の今頃もムスティスラフ・ロストロポーヴィチとベンジャミン・ブリテンでシューベルトのアルペジオーネに感動し違う演奏家ではどう聴こえるか色々購入してたのを思い出します。色々聴き比べるとムスティスラフ・ロストロポーヴィチはもちろんベンジャミン・ブリテンの音楽家としての能力の素晴らしさは無視することができません同時期録音されてるフランク・ブリッジのチェロソナタも無視できない名演奏だと思います。

柿島 秀吉
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スビャトスラフ・リヒテル チャイコフスキー ピアノ協奏曲

2018-12-20 12:09:09 | クラシック音楽


スビャトスラフ・リヒテル チャイコフスキー ピアノ協奏曲

Disc45
● チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

ウィーン交響楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1962年

● ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第響楽団
スタニスラフ・ヴィスロツキ(指揮)
録音:1959年

四肢麻痺になってからはCDの解説書はほぼ見ることがなくなったので他人の評価や録音された背景など知ることなく何気に聞くことが多くなりました。
BOXの場合曲名と指揮者演者にいつ頃の録音か程度が知ることができるのと名盤の場合検索すればそれらしい情報を得ることができます。
せめてスビャトスラフ・リヒテルを順に聴いてる時ぐらい彼が何歳の頃の演奏でどのようなせいかつをしていたのか!
その程度の情報は得て置きたいとWikipediaを眺めつつ情報を得ようとしています。

どの様にしてカラヤンとの演奏が決まったかは知りませんがチャイコフスキーのピアノ協奏曲としては基本的名演の1つに取り上げられるのは間違えありません、数多くの演奏家がいますからそれなりに素晴らしい演奏を聞かせてくれると思いますが、ラフマニノフのハ短調にしろお手本になる名演であることは間違いないと思います。

カラヤン指揮のチャイコフスキーピアノ協奏曲は隅々までコントロールされているのは当然としピアノとの掛け合いも譲るところ譲りかぶせるところはしっかり被せそんな問いかけにリヒテルは一歩も引かずに目標に向かって音楽を構築しているのが当然とは言え本当に素晴らしい。

柿島 秀吉
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スビャトスラフ・リヒテル リスト ピアノ協奏曲

2018-12-17 12:03:37 | クラシック音楽


スビャトスラフ・リヒテル リストピアノ協奏曲

Disc44
● リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番

ロンドン交響楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
録音:1961年

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第10,19,20番
録音:1963年

この頃のスビャトスラフ・リヒテルは何弾いても素晴らしいのでしょうか?
リストの協奏曲なんて普段それほど聞くことのない曲ですがBOXで一枚ずつ聞き流してると心を惹きつけられる演奏が普段聴かなかったリストの協奏曲だったりするのはこれまで聴いてきた演奏の中に良い演奏がなかったためかもしれません!

指揮者に詳しくありませんがロシアの指揮者コンドラシンは時折素敵な演奏を聞かせてくれてるようです。私の少ない知ってる指揮者の中で五本の指に入るかも(10人もいえないかも)

リストと言えば
BOXの


Disc43
● シューマン:ピアノ協奏曲イ短調

ワルシャワ国立フィルハーモニー交響楽団
ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮)
録音:1958年

● シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナート Op.92

ワルシャワ国立フィルハーモニー交響楽団
スタニスラフ・ヴィスロツキ(指揮)
録音:1959年

● リスト:詩的で宗教的な調べ S.173~第7曲
録音:1958年

● リスト:ハンガリー幻想曲 S.123

ブダペスト・フィルハーモニー交響楽団
ヤーノシュ・フェレンチーク(指揮)
録音:1958年 Disc44

このハンガリー幻想曲S.123を聴いた時
ピアノの音色が枯れ果てた音色なのですがものすごいテクニックでリストの再来と言われる理由がわかったかもしれません。
この時のピアノの音色は他の演奏家!
シラフの録音で聴いたことがあるような確かな情報ではありませんが。

スビャトスラフ・リヒテルって本当に素敵なピアニストですね。

柿島 秀吉
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スビャトスラフ・リヒテル ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番

2018-12-16 12:38:52 | クラシック音楽



Disc42
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番

ワルシャワ国立フィルハーモニー交響楽団
スタニスラフ・ヴィスロツキ(指揮)
録音:1959年

● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番

ウィーン交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮)
録音:1962年


スビャトスラフ・リヒテルともなるとベートーヴェンのピアノ協奏曲辺りは何度となく録音してると思われるがBOXを一枚一枚聴き流してるだけですがついつい心が奪われるのは流れてくる最初の一音のピアノの音色で決まるようです。

うん?
このふくよかな響きは?

62年といえばリヒテル47歳!
円熟が始まった頃なのでしょうか?
リヒテルは58年にソフィアでの展覧会の絵を録音する頃から西側に演奏するようになり録音も増えてきたそんな頃のリヒテルですから幻のピアニストがベールを脱いで登場した頃ですね?
演奏は自信に溢れた演奏ですし乱れることもなくみずみずしいタッチで聴衆を引き込んでくれてます。

モーツァルトではワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団がどうでもいいような?演奏で始まりますがスビャトスラフ・リヒテルのピアノが始まると耳はピアノに奪われオーケストライマイチだと言うことが気にならなくなります。
まるでオーケストラとピアノが別に録音したかと思われるほどピアノは安定した良い演奏を聞かせてくれます。
ボロボロのピアノであろうが文句も言わず練習して自分のものにしてしまうと言うリヒテルであるならと言うことでしょうか?

このベートーヴェンとモーツァルトは素晴らしい演奏です
ずっと聴いていても飽きません
お勧めいたします。

柿島 秀吉
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スビャトスラフ・リヒテル ベートーヴェン チェロソナタ

2018-12-11 09:18:29 | クラシック音楽


デッカのスビャトスラフ・リヒテルのBOXを順番に聞いていますがムスティスラフ・ロストロポーヴィチとスビャトスラフ・リヒテルがどう時代に活躍してくれてありがたいことです。

Disc35-36
● ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1~5番

ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
録音:1961~1963年

BOXでも全てが良いわけでもありませんが時折リヒテルが燃えるような演奏を聞かせてくれるのがハッとさせられます!
それに比べてムスティスラフ・ロストロポーヴィチいつでも100点以上の演奏を聞かせてくれてるように思えます。
チェロはムスティスラフ・ロストロポーヴィチが間違いなく好きです。

このボックスにスビャトスラフ・リヒテルのJ.S.バッハの演奏が入っていますが
もう少し時間をかけて欲しいような気がします。

その点ベートーヴェンのチェロソナタはこれ以上望むべき解釈も演奏も無いと思います。

素晴らしい演奏です。

柿島 秀吉
コメント (8)
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