ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ ベンジャミン・ブリテンチェロ組曲
【CD16】
ブリテン:
1. 無伴奏チェロ組曲第1番Op.72,
2. 無伴奏チェロ組曲第2番Op.80 [録音]1968年7月, イギリス、スネイプ
1956年日本に訪れNHK交響楽団と共演その後能楽「隅田川」鑑賞し深く感銘したらしい、60年にはムスティスラフ・ロストロポーヴィチと出会いチェロの曲を作曲するしチェロ組曲に関しては日本の古典音楽の影響を受けた曲作りであったかもと思わせます。
シューベルトのアルペジオーネでのベンジャミン・ブリテンの伴奏は絶品!
これ以上の演奏は聞くことはできないであろうと思える演奏だが、無伴奏のチェロ組曲ではムスティスラフ・ロストロポーヴィチ絶妙な演奏を聴かせてくれています現代の作曲家ですがきつい和音やリズムもそれほどなくチェロの音を十分堪能できる曲をムスティスラフ・ロストロポーヴィチ弾ききっています!
昨年の今頃もムスティスラフ・ロストロポーヴィチとベンジャミン・ブリテンでシューベルトのアルペジオーネに感動し違う演奏家ではどう聴こえるか色々購入してたのを思い出します。色々聴き比べるとムスティスラフ・ロストロポーヴィチはもちろんベンジャミン・ブリテンの音楽家としての能力の素晴らしさは無視することができません同時期録音されてるフランク・ブリッジのチェロソナタも無視できない名演奏だと思います。
柿島 秀吉