クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

ブラームス ピアノ協奏曲第2番 リヒテル

2014-04-23 07:25:45 | 音楽
リヒテル ブラームス ピアノ協奏曲第2番

懐かしい!
私が高校時代聞いていたのはこの演奏です
ワクワクドキドキするブラームス!

ひゃ~!
かっこいい!

リヒテルの熱い演奏に
パリ管弦楽団とロリン・マゼールにも引火したかの様な激しく熱い演奏です

2楽章の出足も同様に熱いですが
その後リヒテルがたっぷり歌い始めます

私の体に染み付いた演奏は
パリ管弦楽団とリヒテルのこれです!

間違いありません

熱い演奏ですので
パリ管弦楽団も若者の様な演奏していることは許しましょう
変な音が出ているわけではありませんが
多少おらがおらがと
引くべき所も引かずに全く熱い演奏です!

3楽章はチェロソロから始まる
夢見心地の楽章です


そう言えば
久しぶりに防音設備付き教室にて大音量で聴いてるので
熱く感じているのでしょうか?

多少ボリュームを上げるだけでここまで幸せになれるのであれば
新築では近所には誰1人住んでいない場所で
なおかつ鉄筋コンクリの家!
オーディオセットもまだ未定ですが
当面このままでも問題なく行けるのは間違いありません。

4楽章出足のテンポは最高ですね
さり気なくなんの気負いも感じられないリヒテル
このブラームスピアノ協奏曲第2番はリヒテルの演奏は外せませんね

抜群に素晴らしい
今まで聴いていたどのブラームスより身体に溶け込みます!

カップリングはシューマンの蝶々!
懐かしい曲ですが
やはりさり気なく名演の部類に入れても良いかも

リヒテルって
ものすごく綺麗な音も出すし
熱い音が多いですね!

Kakishima

ルービンシュタイン ショパン 夜想曲集

2014-03-28 07:17:04 | 音楽
ショパン:夜想曲集(全19曲)
ルービンシュタイン(アルトゥール)

さて?
としのせいでしょうか?
ここ最近ルービンシュタインの弾く曲がどれも素晴らしく感じられます
これって間違いないのだと思います

『メディア掲載レビュー』
ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタインのショパン作品を収録した、1965、67年録音盤。各曲の彫琢に意を砕くのみならず、作風の推移への目配せも余念がない作品。 (C)RS


ディスク:1
1. 夜想曲 第1番 変ロ短調 Op.9-1
2. 夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2
3. 夜想曲 第3番 ロ長調 Op.9-3
4. 夜想曲 第4番 ヘ長調 Op.15-1
5. 夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
6. 夜想曲 第6番 ト短調 Op.15-3
7. 夜想曲 第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
8. 夜想曲 第8番 変二長調 Op.27-2
9. 夜想曲 第9番 ロ長調 Op.32-1
10. 夜想曲 第10番 変イ長調 Op.32-2

ディスク:2
1. 夜想曲 第11番 ト短調 Op.37-1
2. 夜想曲 第12番 ト長調 Op.37-2
3. 夜想曲 第13番 ハ短調 Op.48-1
4. 夜想曲 第14番 嬰へ短調 Op.48-2
5. 夜想曲 第15番 ヘ短調 Op.55-1
6. 夜想曲 第16番 変ホ長調 Op.55-2
7. 夜想曲 第17番 ロ長調 Op.62-1
8. 夜想曲 第18番 ホ長調 Op.62-2
9. 夜想曲 第19番 ホ短調 Op.72-1 (遺作)

録音がいいですね
デジタルでないところが素敵かも
なんと言えば良いのか
アラウの録音もそうですが
聴いてると違う世界に引きずり込まれるような感覚に陥ります
ショパンのノクターンは
ルービンシュタイン
ポリーニ
アラウ
お勧めに推薦して間違いないと思います。

と言うところでAmazonうろついていたら
先日キャンセルされたルービンシュタインのBOXが販売されていたので
思わず購入を押してしまう♪
残り2セットと書いてあったのに注文終わってから確認で戻ってみると
残り6セット?


うわ?
よく見ると六千円も値上がりしてる
これは良かったのか?

もしかして今聞いている夜想曲集もボックスに入っているのだろうか?

しばらく音楽CD買わなくともいいかも♪

Kakishima

ルービンシュタイン ロマンティックブラームスの小品

2014-03-25 07:25:32 | 音楽
ルービンシュタイン ブラームス ロマンティック小品集

1. バラード 第1番 二短調 Op.10-1「エドワード」
2. バラード 第2番 二長調 Op.10-2
3. バラード 第3番 ロ短調 Op.10-3
4. バラード 第4番 ロ長調 Op.10-4
5. ラプソディト短調 Op.79-2
6. インテルメッツォ 変ロ短調 Op.117-2
7. カプリッチョ ロ短調 Op.76-2
8. インテルメッツォ ホ短調 Op.116-5
9. インテルメッツォ ホ長調 Op.116-6
10. ロマンス ヘ長調 Op.118-5
11. インテルメッツォ 変ホ短調 Op.118-6
12. ラプソディ ロ短調 Op.79-1

ブラームスのピアノ小品集をその機材が鳴らし切ってくれるなら
その機材は優秀なのだと思います
私の機材でルービンシュタインを鳴らすとこじんまりまとまってしまうものだと思っていましたが、いつもより音量大きめにして聴いてると最初だけ耳に当たりそうになりますが
すぐに音楽に包まれるようになって行きます
ブラームス特有の倍音に身体全体を包まれつつ音楽が楽しめるようです



こうしてルービンシュタインを聴くと
無駄な感情を捨ててひたすら作曲家を追求しているような演奏が十分楽しめるようです
耳に邪魔でないなら音楽の音量は
音楽に体が包まれるくらいがベストだと思います。

そうすると一個一個の音が宝石のように輝き始めます
メロディが分かりやすくないブラームスの音楽は広い和音の間に広がる倍音の中に
身を任せ時折出てくる雫のような音が作り上げる
波がどのように広がるかを楽しむのも一つの方法かと思います

ルービンシュタインのBOXを注文したのですがAmazonからキャンセルされてしまいました
海外から購入なんてことも考えますが
その前に今まで購入した分をじっくり聞かないとね♪

Kakishima

エレーヌ・グリモー ブラームス ピアノ協奏曲第1番

2014-03-22 07:21:41 | 音楽
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
グリモー(エレーヌ)

ブラームスのピアノ協奏曲第1番の購入は2枚目ですが
1枚目は奇跡の名演と誰かが言っていたので購入したのですが
何が名演なのかよく分かりませんでした

ブラームス二曲組のこのブラームスピアノ協奏曲第1番は確実に訴えて来ますし
グリモーさんの歌も聞こえて来ますが
ほとんど狼の唸り声と言っても良さげな声が聞こえて来ます

オケも曖昧ではなく細かい指示と言うか
出したい音色が伝わってくるし
何よりピアノが大変歌っています

それにオケとピアノがバッチリ絡み合っているのが伝わって来ます
ほとんどのブラームスは微妙にズレを感じることの方が多いのに
グリモーさんの演奏はそんなに簡単にあっちゃっていいの?と思うぐらい
気持ち良くアンサンブルしてると思います。

まだ2度しか聞いてないのですが
何度も聞きたくなるくらいスッキリたっぷりしたブラームスだとおもわれます
これほどオケと息のあったブラームスのピアノ協奏曲も珍しいのではないでしょうか
またグリモーも女性がどうだとか男性がどうだとかいうレベルはとっくに超えて
ブラームスを表現する能力は十分持ち合わせていらっしゃるし
この演奏では彼女がオケを引っ張っているようです!



まだ2番は聞いていませんが
これほど素敵な1番のブラームスを提供してくれるグリモーのこれからの演奏や録音から
目が離せないのは間違いない
今時録音を待ち焦がれるピアニストなんて
わたしの狭い知識ではグリモー以外いないのではないでしょうか?

この録音聴いた人に質問します
彼女の呼吸法を如何解釈すべきでしょうか?

間にアラウのブラームス聴いて見ましたが
1960年代の録音ということでアラウが60歳の頃の録音だと思いますが
グリも~さんのこっちの録音の方が余裕も若々しさも感じられます。

これは騙されたと思って聴くと得する一枚です
間違いありません♪

Kakishima

VLADIMIR HOROWITZ – THE VIDEO COLLECTION

2014-03-21 07:19:04 | 音楽
VLADIMIR HOROWITZ – THE VIDEO COLLECTION
ウラディミール・ホロヴィッツ・ザ・ヴィデオ・コレクション

類稀なるヴィルトウォーゾ、20世紀最大のピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツ(1904-1989)の1982年から1987年にかけてのさまざまな演奏を収録した6巻の映像作品を一つまとめたボックス・セットがソニー・クラシカルから登場します。これまで複数のレーベルから発売されていた6種類の映像が一つにまとめられたのは今回が初めてで、その晩年のいわば最円熟期の演奏をたっぷりと味わうことが出来ます。ニューヨークの自宅、モスクワ、ウィーン、ミラノなどさまざまな会場での演奏シーンのみならず、本人やワンダ夫人へのインタビュー、リハーサル・シーンなども交えて制作されたこれらの映像は、この世紀の名ピアニストの本質を探る上で欠かせない貴重なドキュメントといえましょう。


【DVD 4】
ホロヴィッツ・イン・ウィーン
Horowitz in Vienna
〔モーツァルト:ロンド ニ長調K.485、ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
シューベルト:即興曲変ト長調D.899-3
シューベルト~リスト編:ウィーンの夜会第6番イ長調
シューマン:子供の情景作品15
ショパン:マズルカ第25番ロ短調作品33-4,ポロネーズ第6番変イ長調作品53-6 「英雄」
リスト:コンソレーション第3番変ニ長調
シューベルト:楽興の時第3番ヘ短調D.780-3
モシュコフスキー:火花作品36-6

収録:1987年5月31日、ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング

●1987年5月、50年ぶりにウィーンのムジークフェラインザールで行ったソロ・リサイタルの全演目を収録した映像。この約3週間後、6月21日のハンブルクでのリサイタルが生涯最後の公演となったため、ホロヴッツのライヴ映像としてはほぼ最後の記録と位置付けられる貴重なもの。

素晴らしい演奏をして当然のホロヴィッツ
前の3枚も当然素晴らしいのですが
この一枚は最初のモーツアルトから絶品の味を出しています
このジャケットの説明によるとこの3週間後の演奏が最後の公演とのこと
このビデオでは登場シーンから足取りはしっかりしていて体調がいいのがよく分かります

演奏は人間国宝の料理人が日本食を出してくれてるように
誠に隅々まで気を配ってる絶品の料理が並んでいます
曲は小品がおおいですが絶頂期になんら引けを取らない素晴らしい演奏のようにおもわれます
シューマンの子供の情景!
ステージで使っているピアノの状態も抜群のようで素敵な録音になっています

こうして素晴らしい演奏の映像を見ると
力が抜けていて初めて良い音が出るのがよく理解出来ます

グールドからはじまってジャクリーヌにロストロポーヴィチにホロヴィッツと
気楽に映像が楽しめる今の時代でよかったと思います

これからは
ホロヴィッツの若かった全盛時代の映像に出会えるでしょうか?
録音は残っているのは当然でしょうが

良い音楽に出会えて幸せです

Kakishima