untitled

今日もとても忙しく
疲れきってしまった私は
こんな夜中にDavid Sylvianを聴いたら止まらなくなって
Before The Bullfightでつい大泣きしてしまいました。

この曲を聴けば
心は容易に1988年のオックスフォードの自分に戻ることが出来る
寮の部屋にたたずんで聴いたり
彼の詩をノートに書いたり
少し奥へ散歩して
小川のほとりを1人で歩いたり

みんなでパブへ行ったり
カフェへ行ったり
パンティング（小舟に乗って長い棒で舵をとるやつ・私は得意でした）
をやったり

時間もあったから
常に自分の心の奥深くの声を聞くことが出来たし
色々な本を読むことも出来た

アラビアのローレンスについての本も読みあさったし

あのような充実した日々を取り戻すことはもう出来ないだろうと

でも私はデヴィッドにお礼を言いたい

彼のおかけで
私はヘッセを読んだり
文学をより身近に感じることが出来た

彼のおかげで
色々学んだ

本当にありがとう


空洞化していく自分の内面を見つめても
何も見えない

そんな日々を痛感しながら
ふと
若くて自信に満ち溢れていた自分を
懐かしんでしまいました…