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ミュンヘンなんて、どこ吹く風

ミュンヘン工科大留学、ロンドンの設計事務所HCLA勤務を経て
群馬で建築設計に携わりつつ、京都で研究に励む日々の記録

ただの白い壁にあらず

2009-02-05 08:01:24 | ロンドン・hcla
火曜日昼に全員参加のコンペミーティングがあって、ほかにも担当物件のある所員は週末をその準備に費やしていたわけなんですが、同時に新オフィスではもうひとつのプロジェクトが進行していたのでした。

ミーティングルームの既存の白い壁一面に磁石が張り付く塗料を塗って、壁全体を黒板化したのです。塗料自体は黒いのですが、その上からさらに元の白い塗料を塗り重ねたのでただの壁にしか見えません。

大工さんが土日に来て作業してました。土曜日にマグネットペイントを塗って一晩乾かし、日曜日に白い塗料を塗って一晩乾かし、二日で終了(厳密には今日仕上げ塗りをしてましたが)。既存の白い壁の表面に薄い層が加わっただけで見た目には大きな変化はありません。

火曜日はそれぞれが準備したリサーチと提案が見慣れた壁一面に極小の磁石で貼り付けられ壮観でした。塗ってあるところとないところの見分けがつかないので境目あたりを使うときは注意が必要ですが、塗ってあるところはしっかり磁石がくっつきました。レールやフックがいらないし、ピンやテープの跡も残らない。

hclaでは外部のひととミーティングするときA2で打ち出したプレゼンをイーゼルに載せて紙芝居式に行うスタイルが定着しているのですが、これからはこの白い壁も活躍してくれそうです。

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