ミュンヘンなんて、どこ吹く風

ミュンヘン工科大留学、ロンドンの設計事務所HCLA勤務を経て
群馬で建築設計に携わりつつ、京都で研究に励む日々の記録

女王

2010-02-25 09:37:15 | ロンドン・hcla
エリザベス女王がシティ地区で働く裏方の人たちを地下鉄に乗って訪問しSwissReに上ってランチを食した、と。会社で流れていた夕方のラジオニュースより。

http://www.timesonline.co.uk/tol/news/photo_galleries/article7039810.ece?slideshowPopup=true&articleId=7039810&nSlide=7§ionName=UK

「Queen in the city」と題してTimes on lineにSwissReの中で撮った写真が載っていた。息子のチャールズは建築において保守的な論客として知られているけど、女王はどうなんだろう。以前には、ホールデンのmicro architectureを気に入ってバッキンガム宮殿の庭に建てさせたりしたこともあったみたいだけど。
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値上げ

2010-02-24 08:38:17 | ロンドン・hcla
ロンドンに来て3年。一人ぐらしにはちょうどいい狭さだし、光熱費は含まれてるので気楽だし、大家さんとも家族みたいになってしまったので、6ヶ月ごとに更新し続けてずっと同じ部屋に住んでいる。近年の燃料費の増加を反映して来月の更新から家賃を少し上げたいと今日相談された。老後(?)に備えて最近家をあちこち直してるのも関係してんのかな。何の足しにもならない増加量だが。それまで据え置きだったのが不思議なくらいだし(たいてい更新するごとに増えていくものらしい)、去年の不況期間中は家賃減額してもらったりしたのもあるし、もともと誰に話しても驚かれるほど安い家賃だったので、そのくらいなら僕も貢献しようかなと二つ返事に。ひとりのうちはここに住み続けるだろうなあ。



犬もいるし。
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途中経過?

2010-02-23 08:41:21 | ロンドン・hcla


http://www.metro.co.uk/news/814250-the-seed-cathedral-mimics-a-giant-spikey-hat

うわぁああ。ローテクな作業風景と完成した部分の精度の対比が。左下の作業員が担いでいるのがロッドの一本だろうか。足場の上中央付近にもモコモコの裏に作業員が見える。今朝の朝刊より。heatherwick studioの上海万博英国館。landscapeも出来始めてる?
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旧正月(また)

2010-02-22 07:35:39 | ロンドン・hcla

Chinese new year celebration@Trafalgar Square

日曜日にnational galleryに行ったらやってた。先週じゃなかったの?
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旧正月

2010-02-18 11:44:14 | ロンドン・hcla

アプローチからうまい具合に倉庫がフレーミングされてて歩いてて足が止まった。こちらのひとは壁を自分でベタッと塗る。奥の倉庫も手前のレンガ壁もこんもりとラフに塗られてる。週末に壁を自分で塗って補修しているひとを見かけるし、新しい部屋に引っ越したらとりあえず部屋を塗り変えるって人もいるみたい。窓ガラスの枠とか取っ手まで塗料でこんもりとしていたりすると困惑する。

先週日曜日は旧正月と言うことで、インドネシア出身で中国系のエビイ(大家さん)は民族衣装を着飾り、客人が多かった。そんな大家さんは最近自分のルーツに目覚めたらしく、中国語の映画を観て中国語の勉強をしているそうだ。

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去る人とやってくる人

2010-02-03 07:39:53 | ロンドン・hcla
週末に、ロンドンでお世話になっている先輩の家にお呼ばれしてきた。その方の同僚と、別の設計事務所に勤めるその方の大学時代の後輩。あとはファインアートを学んでいる同居人の方と僕。奥さまの誕生日ということで鍋。先輩が帰国することを決断されたと電話で聞いたのが木曜日の夜。同僚の方も母校で教職につくためにほぼ同時に帰国されるらしい。ロンドンで知り合った日本人の方が、次々とロンドンを去っていく。イギリスの経済状況の影響もあるだろうけど、会社に必要とされた上で、日本で自分の力を試したいとの決断である。30歳。

月曜日の終業後、見習いから晴れて正社員となったアイルランド人の同僚と、一緒にやっているプロジェクトの参照事例を見学に行く。珍しくホールデンと何の関係もなく入ってきたひとだけど、こういう自主的活動にも乗ってくれるし、真剣に建築を考えている人なので話していると発見があって楽しい。同年齢だし。

先々週末は、元同僚のポートフォリオづくりを手伝っていた。去年会社を去ったそんな元同僚たちが、ここのところ次々と再就職に成功している。フォスター事務所に入る女の子もいたり。イギリスの景気は上向いてきたのか。

ペントハウスの改修は竣工から3ヶ月が経過して、rectification periodというのが明日で終わる。工事に瑕疵があったときの保険に工費の一部(今回は2.5%)を一定期間担保しておくというもので、明日検査して特に問題がなければ、建築家が施工業者に請求書の発行を認める(final certificate)ことになる。もし問題があれば、施工者負担で直す。メンテナンスではないので経年変化は対象外。

RIBAは建築家の仕事をAからMの13のステージに分けている。履歴書の担当物件欄では通常、自分がどのステージに携わったのかまで書くのだと、先々週に元同僚に教えられた。工事の終わりを意味するfinal certificateはステージLにあたり、会社に置いてある『Architect's Job Book』によれば、ステージMはプロジェクトの反省点の整理と図面類のアーカイブ化のようだ。

TUM留学時代の友達から久方ぶりにメールが来た。彼は僕の一年前に同じAUSMIPの交換留学制度を使って日本に来ていたドイツ人の学生で、僕らの代のAUSMIP生をミュンヘンでサポートしてくれていた。3月に日本に旅行するので会いましょうという用件だったけど、それをきっかけにお互いの近況を報告し合った。彼は卒業後3ヶ月間東南アジアを旅し、いまはミュンヘン空港で働いているらしい。
Comments (2)
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