ミュンヘンなんて、どこ吹く風

ミュンヘン工科大留学、ロンドンの設計事務所HCLA勤務を経て
群馬で建築設計に携わりつつ、京都で研究に励む日々の記録

Last Minutes

2012-11-30 23:18:52 | ロンドン・hcla
終日小さなプロジェクトの作業。水曜日からプロジェクトに加わった防火設備メーカーの要請による設計変更から躯体自体にも変更が生じたため、設備エンジニア、防火設備メーカー、構造エンジニア、プレファブ躯体のサブコンと僕の間でスケッチが飛び交う。プレファブリケーションのためのデッドラインが迫る中、様々なオプションが行きつ戻りつし、建築的決断をして夕方ようやく収束。ディレクターのゴーサインを経て正式にInstructionとしてチーム全体に指示を出す。明日から同僚は6週間のホリデーなので、しばらくプロジェクトは僕1人になる。設計段階で想定していた製品が使われないこともあるし、メーカーはコントラクターが決まって正式に契約がなされないと図面を提供してくれない。結果、いま怒濤のように情報が押し寄せている。これから竣工まではこうしたLast Minutes(直前)でのコーディネーションの連続なのだろう。 終業後、家で晩飯を食べていたら近所で観劇中のたけさんから近くにいるのでパブ行きませんかとのお誘い。前から気になっていた通勤ルート上のパブPhoenixに行ってみる。少しうるさいけどいい感じのパブ。演劇の話などしつつまったりする。

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Touch OSC

2012-11-29 23:18:54 | ロンドン・hcla
終日小さなプロジェクトの作業。水曜日のデザインチームミーティングをもとに生じた設計変更を、プレファブリケーション用図面に反映させる作業。 

終業後、House Oの設計図書の締め切りが早まったことを知る。夜は、Japanese Junction用の屋根制御用インターフェースをTouch OSCで製作。Androidのアプリにしてdropboxにアップする。iOSでもandroidでも同じインターフェースでいじれるようにできそう。ad-hocでも信号を送れるみたいだから、WiFiなくても大丈夫かも?動き方としては、タッチしたボタンの箇所の屋根が動くように「その周囲の人工筋肉」が動くようにしたい。19日に帰るまでに調整していくつもり。
以下、参考にしたページ。
How to custom layouts in TouchOSC for Android/
Interfacing Arduino and TouchOSC/
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構造事務所で打ち合わせ

2012-11-28 23:18:57 | ロンドン・hcla
終日小さなプロジェクトの作業。朝から夕方4時までデザインチームミーティング。ファサードのspecialist Sub-Contractor(特殊部品サブコン)のドイツ人エンジニアたちを招いて彼らからのプロポーザルをデザインチームでレヴューする。後半は、躯体のプレファブリケーションをする特殊構法サブコンの製作図レビュー。その他、もろもろのコーディネーション。



終業後、堀田くんいつかさんと待ち合わせてWestbourne Parkの構造事務所へ。高速道路の高架下がそのまま天井になっている面白いスタジオ。House Oの打ち合わせ。建物本体と、バルコニー、それぞれ僕らの提案についていくつかの構造的アドバイスをもらう。今後のスケジュールを確認し、Portobelloのパブで打ち上げてから解散。
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BIMx

2012-11-27 23:19:00 | ロンドン・hcla
終日小さなプロジェクトの作業。

Japanese Junctionでの展示に関して、3Dのモデリングデータの提出を求められる。会場内でデモンストレーションするウォークスルー動画の製作のためだという。
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早めに就寝

2012-11-26 21:50:19 | ロンドン・hcla
終日小さなプロジェクトの作業。ファサードで採用している技術についてクライアントが他のプロジェクトでも採用を考えているらしく、ケーススタディを載せてより一般化したBriefing Noteを作成する。そのほかいくつかの事務的な作業。帰宅後、家の掃除。Japanese Junctionのブックレット用に名簿の訂正版を送ってから、早めに就寝。
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日が短い

2012-11-25 23:50:17 | ロンドン・hcla
昼過ぎ起床。うつらうつらしているうちに日が陰ってきて夕方になる。夜はJapanese Junction用にテンセグリティ屋根のインターフェースづくり。会場ではタブレットから屋根を操作できるようにする予定。やりたかったレベルに到達できてないんだけど、いちおう最低ラインとしてandroid端末からarduinoに指令が送れるようになったのでfacebook上で現状報告。MacとandroidにインストールしたTeam Viewer (リモートデスクトップ)でMac上のProcessingにandroidからアクセスし、MacからUSBでつないだarduinoに指令を送ってみた。でもこれはいわばフェイクなので、やっぱりタブレット上で動いて直接arduinoに指令を送れるものじゃないとダメだな。Touch OSCがいいらしい。一段落した後、House Oのベランダデザインに一案投稿してから就寝。
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にぎわう

2012-11-24 21:50:15 | ロンドン・hcla
昼前起床。Bead AuraとMaplinで部品を買い足してからAAへ。SHARISHARISHARIの会。遊びに来てくれたあらやさんりささんあみさん、興味を持って加わってくれたAAの学生さんらのご協力を得つつ、屋根の部品の製作を進める。おかげさまでとてもはかどった。学生さんのプロジェクトも発表してもらう。途中、House Oの参加者は、堀田くんの現場ミーティングを踏まえてデザインの展開とそろえる設計図書の打ち合わせ。僕は引き続きディテールを担当。終了後、軽く夕食をとってから奥さんと待ち合わせてアクトンへ。ポルトガル人の同僚の家でハウスウォーミングパーティ。留学経験者の女の子三人で共同生活している彼女の家には、国際色豊かな友人達がそれぞれの国にちなんだ仮装をまとって集っていた。あるブラジル人はオスカー•ニーマイヤーの国会議事堂の模型をかぶって登場したりとか。
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コーディネーション

2012-11-23 21:50:13 | ロンドン・hcla
終日小さなプロジェクトの作業。構造エンジニアと主構造のサブコンとの間でコーディネーション。プレカット用のファブリケーションドローイング(工場製作図?)上で細かい部分を最終確認する。終業後、奥さんと待ち合わせてROH2へ。丸山くんちかさんも誘ってrandam danceとroyal balletの公演を観る。帰宅後、すぐに就寝。
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それぞれ

2012-11-22 21:50:26 | ロンドン・hcla
終日小さなプロジェクトの作業。午前中、ファサードを構成する主たるエレメントのサブコン(specialist sub-contractor)とのミーティング。彼らからのフィードバックをもとに、構造エンジニアを交えて細部を詰めていく。終了後、1:1図面を見ながら、ディレクターたちとディテールを社内レビュー。設計段階で想定していたことといくつか異なる点があるので明確にする。正解も不正解もないのだろうが、サブコンごとに少しずつ違うディテール、構法を持っているのが興味深い。終了後、午後のミーティングのために小さなギャラリーのfeasibility studyの図面を引く。ホールデンに託した後、遅い昼飯。就業時間まで、小さなプロジェクト用にレポートを書く。
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Japanese Junctionの概要が発表される

2012-11-21 23:26:37 | ロンドン・hcla
終日小さなプロジェクトの作業。諸々のガイダンスへの遵守を示すためにアパートの部屋ごとに家具のレイアウト&ソケット&スイッチの図面を書く。サブコンの図面を巡ってエンジニアとやり取りする。ファサードのモックアップの図面と、情報のとりまとめをする。昼休み、Rapid Online、Mindsets、Timstarに問い合わせてJapanese Junctionでの展示用に大量注文するNiTi Springの見積もりを取る。終業後、AAへ。堀田くんからHouse Oについて最新情報をもらいアイデアを出す。盛り上がってきた。Tensegrity屋根のインターフェース用につくっているandroidのアプリを試すためArduino BTを借りて家に帰る。


年末に東京で開かれる展示会Japanese Junctionの概要が公開されました。僕の参加するSHARISHARISHARIもゲストとしてポスターにクレジットされています。Kinetic Tensegrity Roofこと「様相の屋根」の最新模型含めて僕らは4つのインスタレーションを企画中です。

http://japanesejunction.jp/
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