隣保内の顔合わせ会

4月から町の隣保長が始まりあとわずかになりました。

引き継ぎの時に前隣保長からアドバイスが。

「この組に新しく入られた家が6件あって、掃除の時に集まっても隣保の人同士が判らへんで～！顔合わせしたらいいんちゃう？」と。



この際なんで新しく建ったお家の方が組入りされた時にやろうと声かけからやりました。

幸い若夫婦・年配夫婦と多く来て頂きいい交流会が出来ました。



前の日曜日に掃除があり見ていると、隣保の方々で話しておられた。

交流会したかいがあったと喜びが沸いてきました。



自分の場合小学校6年生で引っ越ししてきて、消防団に入れてもらうまでは隣保の方始め子供さんすら全然判らない状態でした。

交流が無かったので。



遠くの親戚より近くの他人と言いますが、大事ですよね。

色んな所でつながっていて世間狭いのがよく判りました。

追入れ鑿に入ってた彫刻

鑿のマチに彫刻してある鑿を見かける事があります。


鑿で見る彫刻はほとんどが昇り龍でした。


この度初めて見る物がありました。それがなんと見事な弁天さま、弁財天です。








少し錆びもきてましたので磨いてみました。







こんなに感じが変わるものかと。

仕込み完了です。








主役は彫刻なので口金が目立たない様に同じ色にしてみました。（輪も）


弁天さまもこんな感じになりました。









新しく甦って良かったです。喜んで頂ければいいのですが・・・。

より男前な道具に

金物まつりの時に鍛冶屋さんに鑿の作製を依頼されたそうです。

うちに電話を頂き仕込みが気に入らないので入れ直して欲しいとの事でした。

いつもは自分がした物が行く道具屋さんで買われておられるとの事でした。




見てみると自分がした物ではなかったのでよりプレッシャーです。

鑿（刃）に対してマチが垂直になって無かったのでマチと口金の間に隙がありました。

見た所、仕込みをずらして歪みを取れば何とかなりそうな感じでした。




すぐ抜いてしまうので、元々の鑿の写真撮り忘れてました。




依頼文が非常に心に突き刺さりました。「私的に納得出来ないので安平さんのお願いします。・・・いい道具を見ていると目が肥えてきて粗が気になりだします。やはり、いい道具で仕事をするとモチベーションも上がります・・・男前の道具にして下さい。」との事でした。




こちらとしてもモチベーションが上がります。


木を削り穴を開け仕込む前です。









穴の部分のアップです。







仕込みばこんな感じになりました。








お送りするとすぐにお電話頂き満足頂けたそうです。嬉しい限りでした。

やっぱり思いになって仕事をしないと痛感した次第です。勉強になりました。

このいい仕事をして頂ければこちらとしても最高です。道具も喜びますね～。

ツバ鑿

もの凄く久しぶりにツバ鑿の柄付けをしました。

結構丈夫なツバ鑿です。

中尾の写真を取り忘れましたがとても長くて太いものでした。（凄く神経を使いました）









硬く仕込めました。

重みのある鑿は緩いと抜けてきますので。

使用した口金は三木で一番大きな物です。

割れるのを覚悟してましたが、一発で成功しました。









鋼の入りです。








お聞きした話では鍛冶さんにすべて任せると言う事だったそうです。

後日談を聞きますと大変喜んで頂いたと！

大工さん・鍛冶屋さん・柄屋も満足する仕事最高ですね。気分かいいです。

この調子でどんどんやりたいと思います。

グミの叩鑿

パソコンのメンテナンスの為、暫く更新出来てませんでした。


PCに詳しい子に定期的にメンテナンスをしてもらってます。


身体も定期検診って大事ですよね。


叔父さんも検査で癌が見つかりました。幸い発見が早かったので大事には至りませんでしたが。


パソコンも快調になって所で貯まっていた物を。


問屋さんから来た古鑿をグミでって依頼がありました。


しっかり仕込めたと思います。







硬く芯に入れれましたので軽く磨るだけで仕上がります。


リスクも少なくて済みますし。







グミの叩きをするのも凄く久しぶりでした。


追入れ鑿はよくありますが。