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悠悠自適をモットーに、趣味を楽しみ生活を充実させようと頑張っているよっちゃんこと、隠居で我儘亭主の生活日記です。

将棋界一番長い日 三浦弘之八段が名人位挑戦権獲得

2010-03-03 11:03:24 | 日記
 羽生善治名人(四冠)への挑戦権を争うA級順位戦の最終局は、2日東京千駄ヶ谷の将棋会館で一斉に対局が行われた。全A級棋士10名による最終パドルで、名人への挑戦者だけでなく、B級陥落者もこれで決まる。午前10時に開始し深夜に及ぶ熱戦が繰り広げられた。

 第8局を終わって挑戦者候補一番手の三浦弘之八段が、郷田真隆九段を142手で下し、今季のリーグ戦を7勝2敗とし初挑戦を決めた。
 反対の陥落組は、名人経験のある佐藤康光九段と井上慶太八段。実力者佐藤九段の不振は予想外であったが、来季の巻き返しを期待したい。

 この日の対局は、挑戦者になれない棋士にとっても、陥落はもちろんのこと、来季の順位に響く大切な将棋だけに、どの対局も中身の濃いものばかりだった。(放送での解説だけからの推測) 当然とはいえ、トップ棋士の思考は凄い。ここへ来季は渡辺竜王と久保棋王が加わる。一層興味深い。