先の王将戦、久保利明棋王が羽生善治王将を4勝2敗で破り、見事王将位を奪取した。これで、棋王位と合わせ二冠になった。順位戦ではA級復活、このところの活躍は凄い。
昨日は、チャレンジを受けていた棋王戦第4局を制し、対戦成績を2勝2敗とし、決着は最終第5局に持ち込まれた。この将棋も凄かった。何といっても144手の戦い、佐藤康光九段がいいかなと思っていたが、最終盤の佐藤の攻めを絶妙な受けでしのぎ切った。
久保といえば中飛車、三間飛車を得意とする振り飛車党である。捌きのアーティストの異名を持つ棋士で、居飛車の将棋を見たことがないくらいだ。相手から見れば、やることが分かっているのに、何とかしてしまう凄腕で、この前の羽生四冠(現三冠)もやられてしまった。ここまで振り飛車が活躍すると、居飛車党の小生にとっては、複雑な心境である。
昨日は、チャレンジを受けていた棋王戦第4局を制し、対戦成績を2勝2敗とし、決着は最終第5局に持ち込まれた。この将棋も凄かった。何といっても144手の戦い、佐藤康光九段がいいかなと思っていたが、最終盤の佐藤の攻めを絶妙な受けでしのぎ切った。
久保といえば中飛車、三間飛車を得意とする振り飛車党である。捌きのアーティストの異名を持つ棋士で、居飛車の将棋を見たことがないくらいだ。相手から見れば、やることが分かっているのに、何とかしてしまう凄腕で、この前の羽生四冠(現三冠)もやられてしまった。ここまで振り飛車が活躍すると、居飛車党の小生にとっては、複雑な心境である。