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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

日本サッカーの課題。

2019-01-26 08:08:56 | スポーツ

先日。サッカー日本代表の。

アジアカップの準々決勝。ベトナム戦があった。


W杯も終わって。これからまた4年近く。

日本サッカーを今後どうしていくか?って過渡期の中で。

4年ごとに行われるアジアの一大イベント。


なんか見てたけども。うーん。。。って試合ばかり。


まあ見てて。日本のサッカーがずっと抱えてきた課題が

改めて浮き彫りになってるなぁという印象。


どういうことか??って言えば。


日本が格上になってしまう相手との試合の場合に顕著に出るのだけども。

相手に数的で守備的に固められ。

ゴール前などに人数かけ。コンパクトに相手自陣でやられる。

すると日本はパス回しは可能ではあるが。

ボランチの位置からバックラインでのボール回しが多くなり。

後ろに下げてなどを繰り返してタイミングを計ろうとする。

しかし相手はコンパクトで密集していて。なかなか中央が開かない。

するとボランチやボールの出し手に対して。相手もプレッシャーかけてくるので。

仕方なく。サイドに展開。

サイドでの切り込める選手は多くいるが。ソコからセンターにクロスをあげても。

中央での密集を打開できずに。相手ボールになって

相手は守備的な配置から一気にカウンター攻撃など多く多用され。

そのカウンター攻撃の一瞬の隙を突かれ。

バックラインも高めにあげているために。ひやりとするシーンや。

ソコで失点に繋がってしまうシーンが多く生まれやすい。


中央に強引につっかけてボールを流そうとか。カットインして

強引に中央突破しようとしても。相手のディフェンスに捕まってしまう。

パスでも切り崩しがワンタッチで繋がれば上手く行くのだけども。

ソコまでの技量がないと。ボールが足に付かず。相手ボールになったり。

手数をかけてパスも数タッチになると。その間に相手に詰められて取られるとか。


そして余計に苦しくなってサイド攻撃を繰り返す。

一辺倒のサイド攻撃じゃダメかなってサイドチェンジはするけども。。。

ってことを繰り返す。


そしてフリーキックやコーナーキックに持ち込んだ際に。

高さのあるセンターバックなどを持ってきて。

ソコでの活路を見出そうとするが。

相手はソコで高さのあるディフェンスを引き出そうとしてるフシもあるのか。

ソコでまたディフェンスの選手あげることで。

日本のピンチに繋がるケースもしばしばある。


ホントこの繰り返しなのでは??と。


逆に調子が良かったりした時の日本というのは。

中央に中心選手で。決定力もあったり。ボールキープできる選手がいる時。


カズやラモスがいた時。

中田や中村が中央にいた時。

本田や香川がいた時。


そしてボランチやセンターバックにいい選手がいる時。

カズやラモス時代には。山口素弘とかいたし。

センターバックに井原やら。秋田やらいたし。

中田や中村がいた時には。名波や遠藤。福西などいたし。

センターバックに闘莉王とか中沢とかいたし。

本田や香川の時には。遠藤や長谷部がいて。

吉田やら今もいるメンバーが多少残ってる状態ではあるが。


中央に攻撃の起点になる選手で。決定力を持ってる選手で。

キープできる選手がいないってのが日本の弱さ・課題なのでは??と。


現にベトナム戦。累積警告で。FWの武藤選手が出れず。

怪我の影響で。大迫が先発せず北川選手が起用されたが。

なかなかボールが収まらないとか。足についてないとか。

だから中央を崩せたり出来ずにいたし。

それが大迫選手が後半途中で入ると。真ん中で収まって。連動が生まれたり。

中央を使えるコトでサイドの崩しも効果的に動くようになったりしてたし。


今の代表では。ホント大迫選手のような中心がいないと。

ダメって状況は明白になってしまった試合だったなとも。


故に予選の大迫選手欠場以降。得点はホントギリギリの1点差決着ばかり。


内容もよろしくなく。決勝トーナメントのサウジ戦。

日本のボール支配率。23.7%と・・・見事に相手ペース。


ボールの落ち着かせられる場所が少なく。

ボールの出どころと。攻撃のパターンがあまりに少ない。

大迫選手がいるとまた変化が出るのに。。って感じ。


決して選手の質は悪くはない現在。


南野・中島・堂安・富安など若手の期待もいれば。

原口・吉田などの中堅もいる。

その間に。大迫や乾。柴崎や遠藤などもいる。


実力も能力もある人財がいるのになと。。。


ただ大迫がいる・いないでだいぶ違うチームになるってコトが明白で。

中央での収まりやバリエーションがあまりに単調になりやすい

って点がホントに課題なのだろうねとも。


そしてボールの出どころの中心が。ボランチの柴崎。そして南野。

攻撃の起点になりやすい場所が堂安。原口。

収まり場所で大迫。そして武藤って感じで。

そのバリエーションが選手同士のまだコミュニケーションとか

連携が足らぬのか。。ソコが深度あがってない感じもあるし。


選手の調子もあろうけど。試合でいる・いないでだいぶ違うなと。


まあ柴崎選手にかかる負担も大きいように見えるし。

相手もソコ抑えに来てるのはよく見えるし。


ソコで守備的に遠藤選手のボランチがいる・いないで守備的バランスが

格段に違うってのもホント明白な現状だなと。


なかなか前述の中心選手になる選手って

なかなか育たないのかもしれないが。

ソコを育成するプログラムなどで強化していかぬと。

ソコは育たないのではないのかなと。


まあそれを本来Jリーグが担うべき箇所なのかもしれないが。。。

そうなってないからこそ。海外で揉まれている選手が

その位置で定着して。海外組の起用が多い現状でもあるんだろうし。


そういう日本サッカーの強化プログラムの一環として。

ホントその中央での選手の育成やら。システムの構築って。

今後のというか。ずっと日本の課題なのではないかなと。


まあ前述の選手たちは。若手の時から突出した才能で

著名だったり。実力発揮してきた経験がある選手たちなのだけども。


そういう才能を生かす。作り出すのも今後の課題なのかもねとも。