今日も恒例スタジオ仕事。
あいかわらず進みがイマイチな最近。。。(笑)
煮詰まってるなぁ。。。と。
ソコで気分転換にブログでもと。。。逃避行動。(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ(笑)
そぉいえば先日。
フジテレビ系の番組『 みなさんのおかげでした 』
そのコーナーで『 石橋温泉 』というのがあった。
とんねるずのタカさんが女芸人4人と温泉宿に行き
ソコで女芸人たちの悩みを聞くと言うモノ。
その中で。
オアシズの大久保さんがこんな質問をしていた。
『 バラエティは基本男芸人だけで成立する男社会。
そのなかで女芸人の役割ってなんだと思いますか? 』
その問いにタカさんは。
『 男芸人、女芸人ってくくりでものを考えちゃうと…… 』と答え
そして、『 今のテレビの状況のほうが危ない 』と指摘。
さらに。
そもそも家にテレビがない、テレビをまったく見ないという層が増える現代では
、もっと高い視点を持ったほうがいいという考え。
『 そこ(男芸人、女芸人というくくり)のことを考えるよりかは、
今のテレビを面白くするということを考えないと 』と。
『 次の世代、その次の世代とかテレビ見てる若い奴が
『 俺いつかテレビ局行ってバラエティやりたい 』とか
『 ディレクターになってみたい 』とか『 カメラマンになってみたい 』とか
『 照明さんになってみたい 』とか、テレビの世界に携わってみたいという目標というか
その世界がどんどん小さくなってる 』とも指摘。
その上で。
『 テレビを面白いフィールドにしていかないと、次がなくなっちゃうよ 』
『バラエティがこの先どうなるかわからないなかで、
女芸人だ男芸人だ、東京だ関西だ言ってる場合じゃない。
本当に面白いことを作っていかないと、次のフィールドがなくなっちゃう。
もっとテレビを面白くするほうが大切だと俺は思う 』 と危機感をおっしゃてた。
石橋貴明、テレビ業界に危機感「次がなくなっちゃうよ(Yahoo!ニュース(トレンドニュース)より
この番組を見ていて
こういう風にちゃんとマジメに考えてたんだねーと。
これはテレビだけに限らず。
音楽の世界も同じで。アミューズメントなど含めた
エンターテーメントの世界や娯楽も同じコトが言えるかもねと。
見る側。聴く側。買う側の立場は。
過去のいろんな蓄積の上に現在立っていて。
経験上踏まえて。いい意味目が(耳が)肥えすぎてると想う。
なのでカンタンなモノでは納得できない。
いい音楽だなーとか。
おもしろい芸だなー。おもしろい番組(コーナー)だなーとか。
感動を呼ぶとか共感を呼びにくい環境になってるとも言える。
なぜか??
それは過去に蓄積されてきたモノとダブって見えてしまったり。
似てたり。使いまわされてるモノのリメイクだったりと。
肥えたあまりに比較がしやすく。
馴染みある味よりも。目新しさや新鮮さを求める傾向はさらに強くなった。
故に。
自分が見てても想うケド。
『 これのドコが。。。いいの?? 』ってのが
結構もてはやされてるのが多い昨今だなーと。。。(笑)
ホントなら作り込むとか生み出すのに
えらい労力やアイデアの蓄積やら。時間とコストもかかる。
でもそぉいう部分が欠落し。
とにかく鮮度のよい。新しいものばかりに行きすぎているよな?と。
本来作り込む過程や生み出す苦労があって
その次に熟成というか。。経験が生かされたり。
より良いものを生み出す糧になるべきものがなく。
某最近はやってて。
自分もブログで書いた歌芸のヤツだって
インパクトが初めにあって新しい。
だから今はもてはやされてるけども。。。
あれじゃ先がもぉないような??とも。
それに出てる頻度も異常。
それだけ新しいものに飛びついてすがってしまう程。
テレビメディアの作り込む練度なるモノが欠如し。
安易に走ってしまってる結果のひとつじゃないのかなとも想う。
確かに指摘するだけじゃ可哀想なので
制作側の肩を持てば。。。
昔よりも製作費などに制限もあって。
コンプライアンスの厳守やら。いろんな配慮を多くせざる得なくなり。
その上で表現の幅も狭められたエリアの中で勝負しなきゃならず。
尚且つ。いろんなしがらみも多くて
自由に表現しずらくなったのも事実あろう。
でも安易な番組やら制作に頼ってるあまりに。
技術の向上や。さらなる糧になるような経験の蓄積も薄く。
それが見透かされて。
面白さ(やりがい)って損なわれてるのを
視聴者に見せつけてる結果。
テレビも。音楽も。離れて行かれてる部分って
大きくあるのかもねって想う。
音楽は音楽で。
今は作り込み音楽やら修正されたものを
パフォーマンスメインで売ってるものが多い。
ホントに技術を伴った音楽ってのは
出来上がるまでに時間もかかれば。
並大抵の努力ではかなわないもの。
ソコを怠った上で
売れるとか。いい作品って難しいのも事実で。
要領よく
誰かが塾や学校に行けばコツを教えてくれるモノでもなければ。
お金出せば簡単に身に付くモノでもない。
えらい苦労の上に成り立ってるんだけども。
どーも昨今はその泥臭い苦労って
敬遠される傾向強いようなって想ってしまう。
音楽も映画もテレビなども。
華やかでカッコよく見える世界だが。
ホントはそんなカッコよくもなく。ドロドロしてる世界だ。
今のシーンに出てる人が
まったく苦労してるとは言わないケドも。
もっと高める努力してもいいんじゃないの?とは感じて仕方ない。
自分らががんばった姿を見せて。
それに憧れて後に続く人もさらにがんばって高めて。
その次の世代にいい見本を繋げていく。
そういう部分少し魅せなさすぎてるし。
もし?見せてたとしても。。。
なんか意図があって。作為的な編集で同情させるような演出が多い場合もあって。
それもどーなの?って想う。
新しいモノにもいっぱいイイモノは転がってるケド。
さらに高めなきゃ。ただでさえ劣化してると想える現状は
よくならないと想うケドね。。。。
まあタカさんらはこう考えてるんだし。
少なからず違うかも?って想いつつ。
いろんなアプローチを試してチャレンジしてつつ模索してるんだろうなと。
それがまた違う変化を生み出して
また変化がうまく功を奏す場合だって生まれてくるだろうしね。
まあそして今自分も苦労しているワケで。。
苦労してしんどいなーって想うことが多すぎるケド。
先の何かに繋がるのならばって想いながら頑張ってる次第。
この頑張りが結果が伴う場合もあれば
伴わない場合も実に多いもの。。。(笑)
ホント作る。生み出すは難しい。