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コンセプト・デザイン 再構築中。。。

ゼロからイチか。イチから増やすか。

2019-01-10 07:54:26 | Free

よくモノゴトの例えで。

何もないところ(ゼロ)から何かを生み出す(イチ)にするコトと。

何かあるもの(イチ)を10にも100にも増やすコト。

どちらがすごいか??という問いがあると想う。


実はどちらも凄いコトなのだけども。

昨今は後者のイチから10にも100にも倍増させる方がどうもクローズアップされる。


最近やたら話題のZOZOの前澤社長なんかは典型例で。

ネット通販のサイトの中というコンテンツのジャンルはあったものの。

『 ファッション 』という部分に特化させ。

あれだけの規模を誇ってるワケだ。


まあ大半のネット通販系の。アマゾンにしても楽天にしても。

そしてソーシャルメディアのソフトバンク(ヤフージャパン)にしても。

既存のあるものから。さらに質を高め。ニーズに合わせて。

フィットさせて。何倍にも高めてきて。それが今や経済でも大きな影響力を持っている。


しかしまあその大元を立ち上げたシロモノってのは。

淘汰されたり。あまり見向きもされないって現実もあるわなと。。(笑)


まあ火で例えると。

何も火がないところに火を起こすってのは至難の業で。

火をつけられるってのはすごいこと。


でも火を維持するとか。さらに燃やすためには。

何が燃えるのか?どれだけの量の燃料(油とか木材とか)がいるのか?

それをどうやって集めて。どのタイミングで投入するか?

さらに燃えやすくするのにはどういう工夫すればいいのか?

火が消えないように絶やさないためにどうしたらいいのか?など。

苦労や工夫を継続させていかないと火は消えてしまうワケだ。


火をつけるコトは。いわばアイデアや発想のインパクトで。

瞬発的に生まれるモノの要素が高く。

それは偉大な誰かひとりでも達成できるわけだ。


しかし。火を燃やすコトを続けるならば。

1人が努力し続けても。その方法を周りが学び競争が生まれ。

その中で複数で組織などを形成して規模を大きくして

効率化や合理化を図って工夫していくなど

さらに高度にいろんな要素が絡んで大きくなっていく。

周囲の助けなども借りながらね。


どちらがいいのか。

火をつけられる技術もあってほしいが。

火を絶やさず大きくする技術もいる。


どっちもすごくて。大事ってコトだ。


ただ火の恩恵を独り占めしてしまうとか。

もう少しその火の利用法は??って部分が昨今問われてるのも事実で。


先日書いた前澤社長の企画の件で。自分のお金の使い方に下品さは感じるし。

使い方としてどうなの??って部分のコトを書いたのはまさにで。


もう少し社会に還元したり。利益の循環をうまくやるべき時にきてるのかもねとも。