何やら最近。フジテレビの平日夕方の時間帯に。
むかーし流行った『 東京ラブストーリー 』の再放送をやっているそうな。
これは来月に。フジの月9ドラマで。
織田裕二さんと鈴木保奈美さんが共演するコトで。
そのドラマを盛り上げるためにやったというシロモノ。
フジの手先だと想われぬように。敢えて新ドラマの名前は言わない。(笑)
ちなみに手先でもなんでもないのでご安心を。(笑)
それがどうも。視聴率はこの時間帯のフジのドラマ再放送で。
他のドラマよりも視聴率が好調だという。
とはいえ。平日の16時台。それほど視聴率高くないが。
他のドラマ再放送(コードブルーなどの人気作など)もリアルな時間帯の視聴率は
2%台中盤で。他のドラマとも遜色もない水準らしいが。
録画による再生率が他の作品より微増で。総合すると4%ちょい欠けるくらいらしい。
織田裕二と鈴木保奈美の『東京ラブストーリー』が櫻井翔や山下智久のドラマ上回る支持(@niftyニュース(日刊ゲンダイDIGITAL))
そしてホントかどうかは不明ではあるが。
その東京ラブストーリーの話がウケてるとも。
『東京ラブストーリー』が女子高生たちに人気 リカの名セリフをマネる現象も (MSNニュース(AERA dot.))
記事より引用しますが。こう綴られている。
『 「今回の再放送により、これまでドラマのタイトルくらいは聞いたことがあっても、
作品自体は見たことがなかった若い世代、とくに漫画やドラマ
、映画など恋愛作品に関心の強い女子高生たちの間でも
『東京ラブストーリー』がインターネット上などを中心にかなり話題になっています。
保奈美演じるリカの有名なセリフ『セックスしよっ!』をマネる現象も起こっています。
生まれた時からスマホやネットが存在する今どきの若い女性たちにとって、
自宅用の固定電話や公衆電話しかなく、手書きしたメモ書きが意中の相手の目に届かなかったり
、雨の中で連絡も取れずに待ちぼうけをするといった、今の時代では考えられない
"すれ違い"要素満載のストーリーは隔世の感があり、
かえって新鮮に映るのかもしれませんね」(テレビ誌編集者)
そのうえで、こう続ける。
「彼女たちは、そうした昔のドラマならではの古めかしいシチュエーションをイジったり
小馬鹿にしながらも、作品の内容自体にはそれなりに評価しているようで、
『フジテレビも昔は面白いドラマを作っていたんだね』という声がネット上で散見されます。
近年は視聴率で苦戦しているフジにとって若い世代の取り込みは不可欠。
そういう意味でも今回の再放送の効果は大きいでしょう」 』
(記事抜粋)
あぁ。。。それなら頷けるかもしれないと。
まあ見立ては間違ってない部分もあるのかな?と。(笑)
芸人の平野ノラさんがバブル時代の風貌で。バブル時代に流行った言葉で
ネタにしてやってたのをキッカケに。
荻野目洋子さんの『 ダンシングヒーロー 』のダンスが流行ったり。
その曲と。バブル時代の格好した高校ダンス部(大阪府立登美丘高校(堺市))が
バブリーダンスという振付で。全国高校ダンス部選手権で話題になったりと。
すこーし昔の。日本がいきりまくってた時代のコトが
少し流行る傾向なのかなーとフト想った次第。
自分も。ヤンチャしてただけにバブル世代をよく存じてるので。
その頃の日本のムチャぶりというか。破天荒というかハチャメチャな時代は
よくわかってるし。パワフルで面白い時代だったなーとも想う。
そして今の高校生世代のちょうど親世代がこのバブル時代に青春時代だったとか。
そういう人も多いであろうから。余計に共通の話題作りとか。
親の話を聞いて。あぁ。。こういうことだったのかと知るキッカケになって
そういうのも今にない感覚で昔のことだけども斬新さを逆に覚えるのかもしれないなと。
東京ラブストーリーはまさにそんなバブル時代の真っ只中。
日本も。フジテレビも勢いありまくってた時代の王道的な恋愛ドラマで。
鈴木保奈美さん演じる『 リカ 』は。帰国子女で時代の変化と共に。
自由闊達な感じの明るい雰囲気がある中で。その中でも芯があって
いろんな心の中の葛藤を描きながらホントに相手を好きっていう
ストレートな想いやら迷いとか。その行動力とか振る舞いで一世を風靡した作品だと言える。
そして織田裕二演じる『 カンチ 』は。優柔不断の。
かというって理想的な女子像に見えるかつての恋い焦がれた相手のさとみに
気が向いていて。。。フラフラっていう感じがモロ見えたり。
その恋い焦がれるさとみ(有森也美)は。女のしたたかさというか。。。
一方で好意ある相手を翻弄し。自分は気持ちがヨソに向かっているっていうのも。
演じた有森さんに大バッシング起きるという役柄なのにーなんでやねーんって
感情移入多すぎて話題にもなった作品だったよなと。(笑)
原作が柴門ふみさんの漫画連載。ドラマは少しソコからアレンジも加わってるモノ。
原作の方が・・・もう少しエロくストレートで。こちらもいいのですが。(*ノωノ)(爆)
テレビ版のドラマはまた主題歌がこのドラマのために書き下ろされて
その後ドラマとアーティスト曲のタイアップの先駆けとなった
小田和正さんの『 ラブストーリーは突然に 』は名曲でよかったし。
そして挿入歌などで。日向敏文さんの曲がおしゃれで。
また味があって雰囲気をさらに引き立てていたし。
街の雑踏や東京の当時の世相(日常)を切り取りながらの映像の作り方も面白かった。
そして記事でも書かれていた当時の世相。
現代のようにネットはなく。もちろん携帯(スマホ)も出始めたくらいで。
連絡手段も乏しく。待ち合わせるとか。相手に想いや考えを伝えるのが
デジタルな手段がなく。アナログだったこと。
そんなアナログな要素を突き動かすものは。その人の持ち合わせるバイタリティーであり。
情熱やキモチ。そして行動力を伴わせる活力あふれた人ではないと
この世の中自分の想いや考えが上手く伝えたり。通じ合えない難しさが
このドラマにも溢れていて。そういうアナログさの人間味というか
人間の真の強さというか。今損なわれつつある人間力の魅力というか。
そういうのにも好感もって見られてるとか。
自分やその時代の経験を経てる人からしたら。
昔懐かしく。自分の生きた時代の思い出とリンクさせて思い出して
懐かしさや。あの時こういう風に出来ていたらなーという
『 もし~あの時○○していたら・・・ 』
のパラレルワールドで想いを馳せる楽しさがあったりと。(笑)
そういう見方してる人もいたり。
純粋にこの物語よかったよなーって見直す人もいたりで。
好感触に繋がってるんじゃないのかなーと自分は想う。
デジタルのモノが普及し。ネットや通信で利便性は格段にあがっていて。
自己発信できるモノが多く存在するのに。
何故か世の中『 何か面白いコトないかな? 』と欲する人が多い。
それって結果的に。自発的ではなく。他動的で受動的な人が
デジタルの利便性を享受できず悶々として。そういう人が増えてるって現実なのかもしれない。
多様化して。各自がいろんな各自の楽しみに傾倒していて。
広く大きくこういう時代の流れ・ムーブメントというのが起きにくくなっている割には。
少し何か流行ったとしても時間の流れの速さがあったり。
人が何か均一で。面白みの欠けている要素も増えていて。
そういう時に。昔のパワフルさがある人間味のある光景を見たら
あーいうのもいいのかもしれないなって再認識させられるのかもねと自分は想う。
人はいくらデジタルな便利さやら利便性が高くなっても。
本質は人間のアナログ的な要素のその人の人間味という魅力あってこそ。
そんなコト再確認できることでもあるのかなと。
そしてデジタルの利便性をうまく使いこなせていなくて。
周りの利便性や世の中の多様性や変化の速度に付いていけず。
付いていくのに必死とか。流されるままで。
自分の立ち位置が見えにくいのも今の多く見受けられることなのかもしれないなと。
いいとこだけ東京ラブストーリーの話したケドも。
このドラマのサブタイトル『 東京では誰もがラブストーリーの主人公になる 』
あくまでもこの登場人物が相関しあう物語であって。
その人達個人の立ち位置・スタンスでまた見え方も違うワケだ。
あくまで誰に感情移入して注力してみるかで視点も違うし。
共感覚えるか。不興を買うかは各自違うと想う。
でもあくまでそれら登場人物自身のその人たちだけの話ってコトだ。
でも誰しもこのサブタイトルの
『 誰もがラブストーリーの主人公になる 』ことを夢見て憧れ。
そうなったらいいなードラマのようにあったらいいなー
って重ねるコトでいろんなシンパシーが生まれるのがドラマの醍醐味でしょと。
そしてそういうシンパシーを覚えたなり。
こういうのいいなーって今にないモノで憧れたり欲したならば。
だったらドラマ見てないで自分で行動してみちゃえーとも。(笑)
女子高生諸君。もし『 セックスしよ 』ってマネていうのも。
相手選ばないと危険だぞと。(笑)
当時流行ったケドも。それまともに使ってるヤツは見たことがないし。
言われたこともないが。ギャグなら済まされる。(笑)
でもそのストレートに言えるような相手見つけられた方がいいんだぞーとも。(笑)
バブル世代にちかいおっちゃんの戯言でした。以上。(笑)