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羽田空港のJALと海保機の衝突事故。

2024-01-08 07:21:40 | Free

お正月。石川県の震災があって。

その救助活動で。救援物資など運搬するために海上保安庁の航空機が

羽田空港から出発する際に。着陸してきた新千歳空港からやってきたJAL機と

滑走路上で衝突。炎上した事故が発生した。


こういう航空事故が即時に鮮明に出てくるのも時代だなって思うとともに

いろんな国内や海外での航空事故や航空事故になりうるインシデントなどから

改善を繰り返してきて。航空事故を減らそうとして。事故も減ってきた中で。

こういう事故が起きてしまうのも。まだまだ改善の余地やら。

管制やパイロットの安全確認や技術などの向上は改めて慎重かつ安全第一を最優先する必要性を感じずには得ない。


まず海保機で任務に就かれて殉職なさってしまった隊員5名の尊い命が亡くなってしまったこと。

ご冥福をお祈り申し上げます。


そしてJALも過去の事故などを教訓にして。

避難行動を迅速かつ安全に徹底したことで。JAL機の乗員・乗客全員の無事であったこと。

これは見事としか言いようがない。

機体のエアバス機の材質が最新鋭で燃えにくかったこと。

そして迅速な対応が功を奏した結果とはいえ。JALの安全教育の賜物と言えるし。

乗り合わせた乗客の皆様が指示に従って。パニック起こさず出来た結果ともいえる。

日本人の国民性も相まってのことだとも思えるし。ホントココは良かったと思う。


ただ。こういう事故のは。原因がなければ起きないワケで。

まして航空の。民間航空の航空管制は離発着数が多く。

機体の性能なども戦闘機などと違って機動性も高くないワケで。

出発。地上。到着。など管制が機体全体を把握しつつ。

状況に応じて。分業して担当しながら安全に指示・誘導している。


今回の事故のこれまで出てきている情報や管制の音声公開などを聞いてみると。

着陸機優先であって。着陸機は着陸許可も下りていて。

ゴーアラウンドという着陸回避できる許容の速度や高度ではない状態で

滑走路上で何か行動することも不可能なのでJAL機に落ち度はない。


羽田管制のアプローチ(着陸)は問題がないが。

グラウンド(地上誘導)の指示も。適切だったといえると。


ただ海保機の機長の音声一部しかないけども。

滑走路への侵入許可はなく。誘導路での待機指示で。

待機順番を一番目と言われたことを。最優先で離陸できるとカンチガイしたと思える内容が出ている。


今現在の状況を見て。

被災地への救援活動を最優先してもらえていると思い込んだ海保機が

誘導路上での待機指示を誤って滑走路上に侵入したヒューマンエラーと。


管制のグラウンド側。アプローチ側も

お正月の過密な運行状況やスケジュールだったとはいえ。

滑走路上に海保機が侵入したことを確認した上で警告できなかったこと。

このふたつが重なったのかなぁって思う。あくまで航空知識を学んできた自分の個人的解釈ですけど。


出来ればホントこういう痛ましい事故はなくなってほしいし。

JAL機側だって全員の安否が無事だった今回ですが。

危うく全員の安否の危険性があったワケでこういう事案にならないためにも。

国土交通省の事故調査委員会での徹底的な調査と。

それを教訓に生かす今後の運用になってほしいと願うばかり。



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