顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

初夏の庭…at home な日々

2020年06月16日 | 季節の花
外出自粛が解除されたとはいえ、特に…と指定される年代に属しているのでat home が多くなり、狭い庭の花をしみじみと見る機会が増えてきた気がします。


似ている植物2題、上の写真、シモツケ(下野)はバラ科シモツケ属の落葉低木、下のキョウカノコ(京鹿子)はバラ科シモツケソウ属の落葉多年草、この他にシモツケソウというキョウカノコの原種も出回っていますので混乱してしまいます。

ユキノシタ(雪の下、虎耳草) 下2枚だけが大きい5弁花がおもしろく、また肉厚の葉は天ぷらにするとモチモチの食感が楽しめます。

ストレプトカーパスの名前の由来、ギリシア語のstreptos(ねじれ)とkarpus(果実)が、写真の濃茶色の細長くねじれた実で確認できます。

フクレミカン(福来蜜柑)は、筑波山麓で採れる在来の柑橘種で、直径3~5cmと小さく、薄い皮が古くから陳皮として七味唐辛子などに利用されます。10年以上前に植えましたが、まだまだ収穫までにはしばらくかかりそうです。

ゲンペイコギク(源平小菊)は紅白の小さな花が這うように地面を覆います。葉が薄いので別名ペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)、エリゲロンの名で市販されています。

ペンステモン…品種改良でいろんな種類があり日本でも人気が出てきました。和名はツリガネヤナギ(釣鐘柳)というオオバコ科の植物です。

同じく釣鐘状の花のジギタリスもオオバコ科、キツネノテブクロ(狐の手袋)という和名もあるそうです。

ホタルブクロ(蛍袋)を下から撮ってみました。確かにホタルを入れるには充分の広さです。釣鐘状でもこちらはキキョウ科です。

アズーロコンパクトはキキョウ科ロベリア属でサントリーの開発種、新しい園芸種がどんどん開発され名前を覚えきれません。

チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)は、舌状の花の白と紅のバランスがとても可愛い観賞用ハーブです。名の由来は葉を揉むと、サクランボのような甘い香りがするとか、やってみましたが???です。


カルミヤはアメリカシャクナゲともよばれる北米原産の常緑低木、金平糖のような蕾と賑やかな花で人気があります。下の写真は近くの公園で撮った濃い色の花、我が家にもありましたが今では薄く褪めてしまいました。

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