明けましておめでとうございます。
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近辺で初日の出の名所である「大洗海岸の神磯」はわが家より約8キロ、正月用の写真を撮ろうと年末に訪れました。穏やかな日が続いていたので、狙った豪快な波しぶきにさらされる岩と鳥居の写真どころか波ひとつない写真になってしまいました。
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神が降り立ったと言われるこの神磯に立つ鳥居は、この上の高台にある大洗磯前神社の鳥居の一つです。紛争の絶えない地球に、穏やかな日々が戻りますように手を合わせてきました。
いつも偕楽園の早咲きの梅の花を載せていましたが、暖冬といわれる年なのに、年末に探しましたが咲いた花が見当たりません。やっと見つけた一輪の「八重寒紅」と偕楽園好文亭が何とか収まりました。
好文亭は南側の大きな木が枯れて伐採されたのでしょうか、下の梅林からその全体が見えるようになりました。
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梅の花は11月末くらいからの氷点下の最低気温で開花スイッチが入るといわれます。それに適度な湿度も開花の必要条件ですので、この二つが足りなかったのでしょうか。
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いつもは咲いている水仙もまだ固いつボミ、庭の隅にやっと見つけたフクジュソウ(福寿草)の芽もまだまだ固いものでした。
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蕗の薹もまだ固い萼片に包まれています。これらも梅の花と同じような開花スイッチの条件が足りなかったのかもしれません。
予定していた春の兆しの写真が撮れず、偕楽園公園で撮ったツバキの色違い3種です。
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紅白が正月らしい雰囲気を出していました。
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白い花には侘助の名札が付いていました。
公園のコブシの蕾も目立つようになってきました。
枯れて黒い実は拳(こぶし)の形で、これがコブシの命名由来といわれますが、蕾の形や開花する様子が拳を開いたようだという説もあります。
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暖かそうな毛に包まれたツボミは、いたって希望的ですが明るい未来の予感がするような気がしました。
老人に空みえ辛夷春を待つ 和知喜八
子の進路いまだ辛夷の萼鎧ひ 田所節子
綿衣の脱ぐ日辛夷の大志かな 顎鬚仙人
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