4月22日、大洗港第4埠頭にぱしふぃっく びいなす(Pacific Venus)が横付けされました。コロナ過などにより約3年ぶりの寄港で、今回は感染防止のため歓迎イベントなどは中止になり、出港時に大洗高校ブルーホークスによるマーチング演奏だけが行われました。
総トン数26594トン、全長183.4m、全幅25m。客室238室で定員620人ですが今回は感染防止への配慮から約160人に制限されたそうです。
大阪発着で4泊5日のクルーズは、「天色(あまいろ)の絶景 ネモフィラ観賞と伊豆諸島周遊」というタイトルで、22日寄港の大洗港では、ネモフィラと空と海とが織りなす青のハーモニーの絶景の「国営ひたち海浜公園」か、日本三大名園の1つ「偕楽園」(パンフレットから)を訪れる2つのコースが用意されています。
茨城県では、北関東の海の玄関口として大洗港、常陸那珂港へのクルーズ船の誘致に力を入れています。クルーズ船は早朝に入港し夕刻に出港するプランが多いため、近隣観光地を巡るツアーにより地域経済の波及効果が期待されます。
ただ、国内最大級の飛鳥Ⅱ(50142トン)など大型の客船が寄港するには岸壁の長さや水深が足りず、現在は常陸那珂港区で受け入れています。確かに今回の船の長さは、ほぼ岸壁の長さいっぱいでした。
たまたま北海道航路のフェリー「サンフラワーふらの」が入港してきました。
大洗港と苫小牧港間を4隻のサンフラワーが所要時間約18時間で運行しています。
こちらは総トン数 13816 トン、全長199.70m、全幅27.20m、フェリーターミナルに入港中のサンフラワーとのツーショットです。
今回クルーズのオプショナルツアーの2か所、この時期の写真を在庫から紹介させていただきます。
「国営ひたち海浜公園」ではこの時期、みはらしの丘一面が約530万本のネモフィラの花で青く染まり、空と海の青と溶け合う絶景は、近年人気が急上昇中です。
日本3名園の「偕楽園」は、梅の花で有名ですがこの時期は、つつじまつりが開催されて新緑の中でまた別な顔を見せてくれます。
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