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上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

OSCARO'S PUB 探訪

2013年09月11日 | 日記

残暑の上海、天候も不順です。

 

そんな30度を超える上海の街を、日中は月餅を抱えてウロウロ。

しかしながら、夜ともなれば、愛車であちこちに出没開始です。

昨夜は合点承知之助で腹拵えした後、復興路のOscar's Pub(李香園西餐酒吧)にて行われたダーツ会に初参加。

 

 

以前から復興路を通る度に気になっていた店ですが、何となく敷居が高くて入る事はありませんでした。

しかし、昨夜は上海定住8年目にして初訪問。小1時間も早く到着してしまいました。

 

愛車を標識柱に繋ぎ、外から窓越しに覗くと、店内には白人男性ばかり。

ドアを開けて入ると、子供の頃に向けられた事の有る視線が一斉に浴びせられました。

 

ああ、この刺す様な鋭い目線は、ベトナム戦争終結直後の横須賀ドブ板通りで米兵達が、小学生だった私を含めた日本人現地住民に向けていた(差別的な)目線と全く同種のもの。

ここは僅かに残る租界の雰囲気を持つ店だと、瞬間に感じました。

 

しかしながら、ここは上海。そして私は外見は違いますが、彼等と同じ外国人です。

目線を無視して中に入ると、店員がすかさず寄ってきます。

そこで、わざわざ下手な中国語を英語混じりにダーツの試合に参加しに来た事を伝えると、二階に上がれと言われました。

 

 

会場になった2階にもカウンターバーが。

初老の欧米人男女4人組の横で、時間を潰すべく大杯のビールを呷っていると、見知った顔が。

日中欧混成のチームメンバーがすっかり揃っていました。

その後は、彼女の矢を借りて、ブランク10年以上の久々のダーツ。

最初はチーム戦なので、出番が直ぐでしたが、段々個人戦では登場時間が空きます。

杯も重ねると、やがて階下からの生バンドの演奏が心地よくなってきました。

 

 

酔いに任せて、先程の目線の中に階段を下ります。

既にノリノリでバンドが演奏の真っ最中。

私はコニャックを注文し、カウンターにそっと座っていましたが、

もう、誰も先程の視線で見る客は居ませんでした。

白人客も、私と同じ様な体型のメタポ中年ばかり。

私の方が気負っていただけだったのでしょうか。

この店に、故郷と同じ雰囲気で安らぐ為に来ていた彼等は、

我々が日本料理屋で作っている空気と同じだった様です。

彼等と酒と音楽を楽しむ時間が過ぎ、やがて階上のゲームに復帰。

3’時間ほどで私の初Oscar's Pub探訪は終わりました。

今後、毎月1回は通う予定ですが、この店が好きになれてよかった。

 

その後は一路、上海での酔いどれの聖地、Bar SIS へ。

結局、真夜中2時まで飲み明かしておりました。

 

さて、今夜は花園飯店で在上海商工クラブの複数部会懇親会。

またしても飲み会の連荘になってしまいました。


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