上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

結局自分で・・・日中庶民の技術知識の差を想う

2014年09月24日 | 電動バイク

台風も去ったので、日曜からヘッドライトの点かなくなった愛車を駆って、行きつけの凱旋路沿いの修理屋の老板を訪ねました。

すると意外な答えが返って来る事に。

 

「オラ、計器の事は判んねぇ。それに電気関係は全然部品が無ぇ。」

 

そうです。溶接器まで駆使する老板(私が近隣で一番腕が良いと思っている人です)は、弱電系の修理は全くの素人だったのです。

 

仕方なく、続いて、この近隣で二番目に腕が良いと思っている古北路×天山路近くの老板を訪ねる事に。

彼の答えは、

 

「二日預けてくれたら、修せるかも。え、祝儀は弾むって?いやいや、お金の問題では無くて、配線全部確認しないと行けなくて面倒なんだょ。老朋友のあんた からぼったりしないさ。」

 

又しても、困った答え。

しかし、実は明日から愛車で片道1時間の距離を二日間連続で通うので、明朝には必要なのです。

老板には、明日戻ってから又来ると言って店を去りましたが、さて困った。

 

結局、自宅マンションの露天駐車場で、自分でテスターと螺旋回しを手に、分解修理にチャレンジ。

回路的には至極単純な構造なので、コネクターの緩んでいる場所を見つけ、修理は30分ほどで終わりました。

結果的には、結局自分の手でタダで修理出来たのですが、日中の技術系の基礎教育の違いを思い知った出来事でした。

 

ちなみに、中国の義務教育課程に技術家庭科はありません。

この国民全体の基礎知識の差が、日中の国力の差と云う事なのでしょうね。


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