6日の環球時報の社説ですが、「日本は汚染水処理で周辺国の意見を聞くべきだ」という、「他人の迷惑を考えろ」といった趣旨の記事が載りました。
大陸で暮らしていて最もそぐわないコトバ。
それが、「他人の迷惑を考える」です。
以下は、一日本人としての全くの私見です。
今回の日本の放射能汚染水の太平洋放流への非難ですが、天に唾するとは正にこの事です。
散々大気圏内核実験を繰り返し、地球大気を放射能汚染した国が言う事では無いでしょう。
重度の海洋汚染で海水浴ができなくなった大陸東岸の長大な海岸線は何ですか?
河川の7割が重金属、化学薬品、有害有機物質、細菌汚染で生活用水に適さない国ってどこでしたっけ?
先年はスペースデブリを衛星軌道上に撒き散らかし、ケスラーシンドロームを起こし掛けて、国際的に非難されていませんでしたか?
自分の姿を鏡で見ないで、他人を非難していると、世界中から笑われていますよ。
あと、日本列島の太平洋側東岸沿海は、きちんと環境保全している日本の領海ですので悪しからず。
そもそも太平洋は、常々どこぞのオンボロ原子力潜水艦が放射能を撒き散らして汚していますが、むつ廃艦後一切日本はしていませんよ。
今回の天災起因の緊急避難的行為と、恣意的な軍事行為や経済行為の結果による汚染を一緒に語る事自体おこがましいですが、 少しは地球環境を汚染している自覚を持ってもらいたいものです。
緊急避難が必要な自体に陥った、日本の危機管理体制も褒められたものではありませんが、それでも復興に向けて国民各個人は協力し努力しています。
もう少し、建設的な社説を掲載してもらいたいものです。