一月半振りの東京。
空気と生水と野菜が美味しい。
そして秋の空が青く、夜の闇が凛として美しい。
普通に日を暮らし、普通に仕事をし、普通に憩う事の出来る日本。
海外で長く暮らしたからこそ、日本の良さが身に染みる。
やはり、同じ日本人の彼女と暮らすのは、日本が一番なのは間違いない。
結局、9年間の上海生活で得た最大の教訓は、人生は仕事より家庭生活。
生活の場や人生目標の最大のファクターは伴侶だという事だった。
日本と同じ暮らしをする費用を比較すると、上海の方が高くつくのが今。
仕事柄、上海との係りは繋ぐが、残り1/3の人生、暮らすのは日本とほぼ決めた。
ポンコツ先生には大分と遅れてしまったが。