上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

著作権詐欺

2007年12月21日 | 仕事
先日事務所の電話が鳴り、新人君が電話に出た所、
責任者に代われという事に。

北京にある某社の代理店の者だと名乗る電話の中身は、
「お前の所が開発しているソフトは、こちらの著作権を侵しているので版権料を払え!」
と言う事らしい。
その会社の製品は、PCショップなどで売り出すような市販用の、パッケージソフトを作る時に使用するツールなのだが、残念ながら当社は店頭販売用のアプリケーションなど発売できるような大会社ではないので、そんなツールは全然使っていませんが・・・。

しかも、「お前の会社のHPに載っているソフトがそうだ!」とも言っている。

うちHPに載せている当社の手掛けたソフトの大部分は、お客様の社内の普通では目にすることが出来無い場所、しかも日本国内だけで使われているのに、一体何処で目にしたのだろう?(産業スパイが日本企業に侵入しましたと自首したような感じだなぁ・・・。)

「では、電話でなく書面でどうぞ。」と言ったら、住所も無いFAXが一枚来てそれっきり。

著作権意識の薄い会社の多い、中国らしい詐欺なのだが、
こいつら、もしかしてソフトハウスに片端から電話を掛けているのだろうか?
ますます著作権意識について考えさせられる事件でした。

日本でも何か勝手に他人の著作物をJASRACに登録して
物議を醸している会社もあるようですが・・・。
(あれって、本当に手違いや慣例の誤認識だったのかな?)

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