上海で日本語を話している中国の若者達

中国人に囲まれて日本語で通していく日常の出来事を書き綴っています。

エレクトリックビーグル(EV)の優位性

2009年03月01日 | 趣味
上海で電動バイクに乗っていると、つくづく日本は電動車(EV)市場に乗り遅れたと思います。
過去に日本でYAMAHAが先鞭を切りましたが、すぐに全車回収、発売中止。
アシスト機能の無い補助電動自転車(フル電動車)の2輪車扱いの高い安全基準と免許制度の適用。
2009年3月現在までこの日本の法規制のおかげで安価な日本発の電動バイクは存在しません。
一方、アメリカの田舎の老夫婦からイタリアのサラリーマンまでユーチューブに、自分が中国製電動バイクに乗る映像を投稿しているのが現状です。
そして、背景には世界最大の中国国内市場に庶民の足として立場を確立した圧倒的な数の中国製電動車。
やはり「戦いは数だよ兄貴。」なのですよ。

ではEVの将来性はと言うと、前大戦時ポルシェ博士(VWやポルシェの生みの親)が、ティーゲル戦車を最初は電気駆動(内燃機関発電型)で実用化しようとしたほど、EVは内燃機関駆動車両に次の3点で優れています。
静穏性(内燃機関の騒音のみならず、車輪=発動機なので駆動伝達時の振動・騒音も無い。)
コンパクトさ(吸排気系や変速機を必要としない。)
稼動コスト(エネルギー源=電力なので化石燃料、有機エタノール、原子力、化学反応、風力、波力、地熱、太陽光、と発電によるエネルギー源の多様化がエネルギー発生コストとCO2処理コストを削減している。)
よく言われる電源用蓄電池の処理発生時の環境ストレスも、よく考えると現在の内燃機関車両も鉛蓄電池を積んでいますから同じ事です。
社会インフラとしても、液体燃料の物理的輸送を必要とする内燃機関車両に対して、現在の送電システムの(文字通り)延長線上に接続できるEVへの投資が社会負担が低く整備しやすいのは明らかです。
他にも初動トルクや慣性エネルギーの回収、デザインレイアウトの自由度、磨耗パーツの減少によるメンテナンス性の高さ等の優位点があります。

これから世界中の人が、どちらを選択するかはオバマ大統領の就任演説を引用するまでも無く明らかでしょう。
その時、最も多くの生産実績と技術ノウハウを持っているのは中国のEVメーカーなのです。
今回の日本の補助電動自転車への法規制緩和は「遅すぎた」としか言い様がありません。

ちなみに、電動車に使われている電池もモーターも、日本発の技術によって、日系企業が生産していたりしますが。

そろそろ時効の話

2009年03月01日 | 日記
先週金曜日の飲み会で懐かしい事をいろいろと話せる方とご一緒しました。
さすがに高校時代の話は、そろそろ時効なので書いても大丈夫でしょう。

高校時代は超真面目で童貞君だった自分は、AVの無い当時、まだあちこちにあるピンク映画館に、18歳になる前に入るのが変な意味で憧れでした。

あれは17歳の冬。
学園祭の打ち上げで部活の仲間と伊勢崎町に繰出して盛り上がった後、酔いに任せてその中の一人を強引に誘って念願のピンク映画館(確か京急横須賀中央前の金星座)に入ってしまいました。

寒い夜だったので、二人ともコートの下は制服のまま。
でも問題なく入り込めてしまって。
掛かっている映画より、自分達のシチュエーションに鼓動が高まって、
心臓が爆発しそうになっていたのを覚えています。
映画の方は、結局つまらなくなって30分ぐらいで出てしまったけど。

その時は、別にきちんと告白して付き合った仲では無かったけれど、入る前からずっと握っていた手が汗ばんでいた彼女は今どうしているだろう。

しかし、せっかく一緒に入ったのが女の子だったのだから、そのあと他に行く所や、することがあんな事やこんな事と、色々とあったろうに、この馬鹿!と当時の自分に思います。

本当に何してるんだか童貞君は。

上海の寒い夜に、淡い桃色の話を思い出しました。