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◆ふえ・のおと◆フルーティストYoriko KASAI 葛西賀子 officialblog

~ヨーロッパ仕込みの音楽作り、研究を重ねたフルート基礎奏法・・最近は太極拳を通して体幹づくり研究も進んでいます!!

◆ 本日!サロンコンサート♪

2010-07-27 08:43:54 | コンサート情報
日曜の早朝にドイツからコンサート共演者が到着!

  

今回ラテンのプログラムは実は正直、チャランゴ奏者のディエゴさん(右)に
ほとんどすべてのアレンジと監督(?)をまかせており・・
私たちはとりあえず、彼から送られてきた楽譜の自分のパートをよく把握せぬまま
練習している状態でありました・・。

ずっと彼のチャランゴパートが欠けている状態での練習だったため、
どんな音楽になるのだろう・・と実は不安で(汗)
音楽の完成は、昨日と今日のリハのみにかかっている・・そこで仕上げなきゃ!(><)と
めずらしく来日前夜はどきどきして眠れなくなってしまったくらい、
楽しみと不安のなんとも入り混じった状態で、彼らの来日を迎えました。

そして昨日の初リハ。

・・・そんな不安はまったくの不要でした!

ラテンな彼(アルゼンチン人)が一人そこに加わるだけで、
ラテンは不慣れな自分たちのリズム感までもが、みるみる変わる!

ピアニスト氏は、ショーロのリズム感を彼と一緒に歌い踊り講座で(!?)
みるみる左手も右手も、打つリズム感が変わり

私も、彼の歌いっぷりの横で演奏していると自然と、
普段の自分からは絶対出て来れないような息遣いが不思議と出てくる・・!

やっぱり音楽演奏に、拍感は「命」。
拍感は躍動感となり、音楽に生命をふきこむ・・。


ディエゴさんは、チャランゴを弾き、ギターを弾き、
そしてスペイン語で歌までも歌う!

この彼の声がまたなんとも甘く・・・スペイン語、わからないけど、
あまい歌声とともに、なんだかこの日本のつらい夏の蒸し暑さまで、
まろやかで心地よくなってくる・・

各々がそれぞれ、ディエゴさんからリズム感やラテン音楽の歌いっぷりを感じ、学ぶ。

それだけで、一曲一曲終わりにさしかかる頃には、今までに味わったことの無い
興奮と高揚感が奏者全員一体となって、自然と体から湧き出てくる。

これがラテン・・!?


そして実はこれにさらにさらに、
前回お話したサプライズゲストさんもコンサートに加わります!

普段はジャズやフォルクローレの分野でとてもご活躍されているパーカッショニスト、
熊本比呂志さんです!!

とても不思議だけど、とても素敵なご縁で、今回加わっていただけることになりました

リハご一緒させていただいて・・熊本さん、本当に凄いです!


ほとんどアドリブで曲の雰囲気・私たちの演奏雰囲気に合わせながら、
お持ちの数多のパーカッションの中で、どの楽器を使おうか、どのサウンドが似合うか・・
などなど、その場で絶妙にいれてくださる。

私は特に、ピアソラの「フルートソロのためのタンゴ・エチュード」で、
一対一のガチ勝負(!?)でご一緒させていただくのですが、もう・・・
パーカッションが入ると、曲がかっこよすぎて自分・・演奏ができなくなる!!(え?)

「タンゴ・エチュード」は完全フルート独奏の曲ですが、
フルートという楽器であの絶妙なタンゴのアクセントをつけるのは本当に難しい(><)
(というか、曲自体がとっても難曲です。。(-_-;))
リズムをいれていただくことでやりやすく、また、まったく別の曲に仕上がります


ディエゴさんの、「○○って楽器持ってる?」とか、「▲▲って楽器は使える?」
(私の知らないラテンの打楽器名が入ると思われます。。)
はたまた、「ここはショーロのリズム、ここからはサルサがいいかもね~」

などなど無理なお願い(笑)などにも、熊本さんすべて反応し、演奏してくださる。

本場ラテン人のディエゴさんもうなるほどのすばらしい実力・即興力をお持ちの
熊本さんのパーカッションです!


なんだか・・ディエゴさんのラテン指導だけでも私にとっては十分幸せなのに、
すばらしいお手前のパーカッションに一緒に入っていただけることで、
私はただ与えられた楽譜のメロディーに少しアドリブを加えながら
吹いているだけなのに、気分はなんだかジャズフルート!?(恐れ多い・・)

とても貴重な経験をさせていただいております。

いつもとはまた全然違う種の、
「音楽をやっていてよかった!!!」と心から思いました。
音楽って面白い。アンサンブルってすばらしい。

出演者総勢5人です。これも初めて!外国人もいるし、きっと派手な舞台になるでしょう・・

稀で、とても楽しいバッハ・ブラジル・ショーロ・ラテンのアンサンブル音楽を
お聞きいただけますように!

当日券も若干数あると思いますので、よろしければ本当にぜひ!
明日の夜、お仕事後でもご無理のない方は、
三軒茶屋駅前のサロンテッセラへお越しくださいませ~!


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◆ Let’sピアソラ!Let'sラテン!!

2010-07-17 00:44:27 | コンサート情報
この蒸し蒸し暑さに何もする気がおきない・・動けない・・

などと言っているバアイではないーっとハタと目が覚めた今

海の向こうからドイツ&ラテンなカップルが来日する10日前、
みょう~~~な「嵐の前の静けさ」の今・・で、ございます。。



ドイツ人Sandra(ザンドラ)さんとアルゼンチン人のDiego(ディエゴ)さん、
お二人の到着は25日、そして、4人でコラボコンサートは27日、
彼らが着いたら2日間突貫工事でリハーサル⇒本番の流れでございます。。。

今回のコンサートは今までとちょっと(いやかなり)勝手が違い油断禁物

お迎えするお二人がドイツ&アルゼンチン出身、ということで、
プログラムもドイツとラテンアメリカを組み合わせてしまおう!という
なんとも奇抜な企画をしております


ドイツの方は、私とザンドラ共通の師匠に敬意を表し、師匠十八番のバッハさまを中心に。

まずは厳かに?バッハの前奏曲をピアノのソロで、幕を開けてもらい、
ソロに続き次は、ザンドラと共にフルート2本&ピアノでバッハのトリオ、

そして次には、曲目なんと「ブラジル風バッハ」!(ヴィラ=ロボス)
そうです。なんと風変わりな・・ラテンなバッハとは!?

ヴィラ=ロボスさんたら、何て素敵な題名の曲を作曲してくれたのかしら~!
・・・ということで、この曲を国境(!?)に、
世界をドイツからラテンアメリカへ移していきます。

ラテンの世界では、ピアソラのオブリヴィオンやリベルタンゴ、そして
ラテン音楽エキスパートのディエゴさん選曲による、特徴的なラテン音楽の数々・・



さて、、ドイツプログラムのほうは勝手がわかるのでよしとして(←え)
頑張らなきゃいけないのはラテンのほう・・・(汗)

もちろんクラシックの中でも、全くラテン音楽をやらないというわけではなく、
ピアソラなどはかなりメジャーで色々クラシックファンにも愛されています
私自身もピアソラを演奏するのは大好き
フルートの場合は、ギターと演奏するのが特に特に~!ですよね!

演奏すると自分の中でけっこうラテンのアツい血がわく感じ
(↑ラテンの血が入っているわけでは)

ピアソラなどというと、日本でも好きな方はすごく多く、したがって
フルートや色々な他の楽器にアレンジされている楽譜もたくさん出回っていますが、
今回すごく楽しみなのは、
ディエゴさん(アルゼンチンのチャランゴという民族楽器のプロ奏者です)が、



ピアソラを始め、他の色々なラテン音楽を、彼が直々に今回のコンサート用に
フルート2本&チャランゴ&ピアノにアレンジしてくださること!

ただいま、そのアレンジ楽譜が毎日すごい勢いでどんどん送られてきておりますが、
非日常的なそのリズム感とサウンドに、、、ワタクシ純ニッポン人は日夜、
打倒ラテンのリズム~! と奮闘中であります

でもこれが、普段お目にかかれない曲調の楽譜・・なかなか新鮮で面白い。


今回はお二人が来日して一緒にコンサートをできるだけでもとっても楽しみなのですが、
実はもう2つわくわくなのが、会場とサプライズゲスト


会場は、世田谷線・半蔵門線の三軒茶屋駅前なのですが、
こんな・・駅の目の前の、こんな場所に、こんな異空間的に素敵なサロンホールが!?と
本当に思わず驚くほど、


客席が多すぎずほどよく、お客様と空気も近く感じることができ、
そして木と石造りのコントラストで天井が高い・・・もう、完全に好み!

このサロンホール実は、やはりただのサロンホールではありませんでした。
某有名大音楽ホールで名高い設計者の手により設計されたホールだとのことで、納得。
だから、この大きさなのに天井が高く、響きがとっても気持ちいいのですよ~!


そしてもうひとつのわくわく、サプライズゲストさん登場予定
この方が、ラテンの世界をさらに見事に彩ってくださるとのことで・・
どの楽器でかは・・・お楽しみ!?


もうコンサートまで期間も短いですが、
なんとか彼ら到着後の2日間集中リハで本場リズムをがんがんしごいてもらい・・

皆さまにドイツ~ラテンの変幻自在な世界を、おしゃれで素敵なサロンで、
ゆったりとお楽しみいただけますよう、ぎりぎりまでがんばります!


こんなみどころたっぷりな今回のコンサート、
平日の夜ですが都心の駅前なので!?お仕事後でも間に合う!という方はぜひ
ドイツ&ラテンな異空間を楽しみに、いらしてくださいませ~!


 

◆◆ フルート・ジョイント・コンサート!~ドイツ・ラテンアメリカから日本へ ~

 2010年 7月27日(火)19時開演 

  フルート : 葛西 賀子 × Sandra Bauer
  ピアノ  : 瀬川 玄
  チャランゴ : Diego Jascalevich

【場所】 三軒茶屋 Salon TESSERA

【チケットお問合せ】 全席自由 ¥3,500

  E-mail : KlangDerMusik@aol.com
  または、Yoriのホームページお問い合わせフォームでもOKです!

 【Program】
 W.F.バッハ : フルート2重奏より
 J.S.バッハ : トリオ・ソナタ ト長調 BWV1039(2Fl&ピアノ)
H.ヴィラ=ロボス: ブラジル風バッハ No.5
 A.ピアソラ : タンゴ・エチュード より(フルート、アルトフルート)
         オブリヴィオン         
         リベル・タンゴ        他、ラテン音楽の数々


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なんと・・(><)

2010-06-18 14:53:13 | コンサート情報
前回の更新はいつだった?というくらいブログ更新が滞ってしまいました・・・
ごめんなさい。。

ブログに書きたいことは日々過ごしている中で色々と浮かぶのに・・
6、7月のヨーロッパからのフルート仲間・お客様プランを中心に、
怒涛の日々でおそろしくあっという間に月日が過ぎてしまう今日このごろ・・


しかし現在は、
そんなヨーロッパからのお客様@コンサート第一弾・2日前ですっ!

フルートデュオコンサート《バッハ一家とドップラー兄弟》めぐろパーシモン小ホール



私にとってかけがえのないフルートパートナー、チェコ紀子さんも無事に今月来日
現在は、ピアニストの玄氏も含めて3人で、

音楽を互いにつくりあうというのはこういうこと、
互いに音楽を共有しあえる感動というのはこういうこと、

・・とそんな、
音楽をすること・できることの真の醍醐味と幸せに感動をかみしめながら、
月曜のコンサートに向けて準備の日々を過ごしております!


うまく言葉にできないですが、
リハーサルしながらこんな風に共に音楽と演奏効果についてとことん、
意見を出し合い、話し合い、また時に論議も、・・

自分の限られた一生のうちに、こんな仲間たちに出会えたことに
心から感謝しています


少しでもそんな、3人のチームワークでじっくり作りあげた音楽が、
来て下さる会場の皆さまの心にお届けできますように・・・

21日(月)都立大学のめぐろパーシモン小ホールで19時から、

フルートデュオを奏でるならこの人たち!という気持ちであえてチョイスした、
バッハ一家とドップラー兄弟のプログラム。

もう直前ですが当日券もございますので、もしお時間がございます方はぜひ
足をお運びください!お待ちしております♪


久々の更新だというのに短いコンサート告知のみでごめんなさい!
またコンサートが落ち着いたら、奏法ブログも練っていきます!


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◆ 24日(日)新春コンサート☆

2010-01-17 00:00:11 | コンサート情報
あけましておめでとうございます!!
・・ってもう本当にどれだけ遅いのだか・・

新年もあけてあっという間に2週間が経ち
本当は奏法関係でブログに書きたい話もたくさん貯まっているのに(><)

当面コンサートがいくつか続き、レッスンの合間に何とかコンサートの準備を
している始末なのでなかなかブログが更新できず・・・・
奏法話を楽しみにこちらに来てくださっている方、本当にごめんなさい~!

それにしてもレッスンには本当に、それぞれに面白く素敵な魅力を
持った方々がたくさん集まってきてくださるので、
この方々と良い音・良い音楽探しを一緒に追求していることで、
奏法お悩み解決のカギの引き出しが確実に自分の中で増していることを実感したり、
私も色々逆に勉強させていただいたり・・で、書きたいことはたくさんなのに!

・・なので少しずつでも、とにかく今年もフルート演奏に有益になる情報を
がんばって発信していけたら、と思っていますので・・
ものすごい(悪い)更新頻度ですが(汗)どうぞ今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m


☆★☆

さて!現在は、今月24日(日)に行うコンサートの準備で、
わたくしけっこうアタマいっぱい、手一杯!になってしまっております(@@;)

今回は1000席規模の大ホールでの「新春コンサート」となるので、
年明けにふさわしく、できるだけ<お祭りコンサート>にしようじゃないか!と、
(といっても決してすごく派手ではありませんが

通常のコンサート形式ではなく、全般にコンサート進行(司会)を
田添菜穂子さん♪にお任せし、演奏以外にも色々な角度から
音楽会を楽しんでいただこう!と現在企画中でございます。

さて、このコンサートの進行・語りを今回一挙に引き受けてくださった田添さん。
元々はアナウンサーとしてご活躍されていたのですが、
現在は多方面でお話語りや司会のお仕事でご活躍されています!

同世代として、同じ女性として、私、かなり普段から尊敬しきりなのですが・・
本当に近くにいらっしゃるだけで周りがぱぁっと明るくなる
すっごくステキな方なのです!

そしてそんな素敵な方は、やはり素敵な趣味もたくさんお持ちでいらっしゃって・・
実は田添さんご自身、フルートをご趣味にしていらっしゃって、
私たちの出会いもフルート!
だから、良く音楽をわかっていてくださり、私たちも安心してお任せなのです

そしてさらに、たしなんでいらっしゃる茶道を活かし、
このコンサートでは新春らしく、お着物でやってくださるとか~!

もう、今から楽しみです♪♪(→そんな素敵な田添さんのブログ『田添菜穂子の一期一会

コンサート前半は、「春」にちなんで、日本の春の歌曲や、
ベートーヴェンのヴァイオリンソナタ『スプリング』など春の曲中心で、
お聞き馴染みのあるような曲で新春を満喫していただこう、という
普通の演奏形式なのですが、

コンサート後半に、いくつかヨーロッパの童話を題材にした曲を集め、
その童話を田添さんに語っていただきながら、
そのお話の絵や元になった詩も、バックステージに流して演奏をする・・といった形で、

バックスクリーンに映像投影、演奏の合間に語りや他の小道具もはいる・・など、
私にとっては初試みばかりの大プロジェクト、

これらの童話を、ステージでの読み聞かせにおかしくないように、
語りの田添さんと原稿をあーでもない、こうでもないと書き書きしたり・・

音楽のどの部分で、どの絵をスクリーンにうつそうか、と考えたり・・

・・ていうか肝心の演奏はどうなのよ!(@。@;)

・・などと、目をシロクロさせながらも、現在一生懸命準備中でございます


24日の日曜日、もしお時間がございます方はぜひ、お昼過ぎの午後時間ですので
横浜のみなとみらいに、ふらりと音楽付の優雅な日曜の午後を満喫しに
神奈川県立音楽堂に足をお運びください


第25回 かながわ女性会議主催新春コンサート
~ 語りと音楽で綴る、楽しくわかりやすいクラシック「フルートとピアノの妙なる調べ」

 2010年1月24日(日)【開演】13:30 (開場 13:00)

 葛西賀子(フルート)
 瀬川玄(ピアノ)
 田添菜穂子(語り)
   
【場所】神奈川県立音楽堂 (桜木町駅・みなとみらいそば)
【主催】かながわ女性会議
【後援】神奈川県・神奈川新聞社・TVKテレビ神奈川

【チケット】(指定席)4,000円 (自由席)3,000円 (学生席)1,000円
【チケットお申込み】
かながわ女性会議 :(Tel&Fax)0466-27-4089
(E-mail)info@kanagawa-josei-kaigi.org

~Program~

モーツァルト:アンダンテ ハ長調
グルック:妖精の踊り(オペラ”オルフェオ”より)
日本の春 ~ 花(滝廉太郎)春の海(宮城道雄)
      ====
ライネッケ:ソナタ ホ短調 ”ウンディーネ(水の精)”
ラヴェル:オンディーヌ(水の精)<ピアノソロ>
ラヴェル:マ・メール・ロワ(5つのおとぎ話)


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◆ チェコよりお便り♪

2009-10-19 03:38:44 | コンサート情報
Yori@ヨーロッパからブログ更新です。
最初スイスに上陸 → 昨日チェコに到着しました


ヨーロッパ滞在中は、ブログは書けないかなぁ。。とあきらめていましたが、
チェコではフルートパートナーのチェコ紀子ちゃんのうちに滞在。

あ!チェコちゃんのところなら日本語で文章が打てる!と、
少しヨーロッパ滞在の近況報告です♪



今日は人生初!チェコでコンサートでした!


現地に着くまでは、土地勘がないせいであまりコンサートする実感がなく、
いったいどんな場所で、どんなお客様たちで、どんなコンサートになるのかな~
なんて予想がつかなかったのですが・・

フルートパートナーのチェコちゃん、そしてチェコちゃんの旦那様、
とてもしっかりコンサートの手配をしてくださっていました、感謝!!



場所は、チェコの中心都市プラハの近郊都市で、スラニーという街。

スラニーの街に入ったら、すでに街のいろいろなところに自分達のポスターが!

そして、

「ここがコンサート場所だよ~」と連れられて行った場所は
なんと素敵な教会!!!

↑リハーサル風景


今回のヨーロッパ上陸初、ポンっと軽く音を出したら・・・

・・・音が違う・・・!

教会の、たか~~~い天井に吸い込まれるように、音が上に伸びていく。

これこれ、忘れかけてたこの音の鳴りが伸びる感覚・・・!
ここでコンサートが出来るんだという喜びがじわじわ・・


本当に、音を鳴らすのに吹きつけるような力がいらないのです。

自分が音を出すのに喜んでいる、というのを通り越して・・楽器が、喜んでいる。

今の自分の愛車・・イエ楽器、フルートマスターズの銀の笛が確かに
今まで私すらも聴いた事ないような、すごい鳴り方をしている!

パートナーのチェコちゃんと音を重ねると、さらに音楽の響きの幅が倍増・・!

初めてですが、こんな感覚でした。



そして、コンサート。



コンサートは、チェコちゃん夫婦のナイス・オーガナイズのおかげで、
スラニーの街の協力行事と扱っていただき、会場は満席!ありがとうございます!!


言葉はわからないけど・・優しくて本当にあたたかく聴いてくださるチェコのお客様。

チェコ語が話せたら・・!と心底残念でしたが、あたたかい拍手と優しい眼差しに、
お客様の気持ちが伝わってきて、こちらも演奏させていただけたことに
ものすごく幸せを感じたのでした。

チェコちゃんと再びデュオの夢が実現したのがまた、最高の喜びでした。


チェコちゃん、旦那さまのホンザくん(通訳ありがとう!)、
本当に本当に楽しい時間をありがとう!!


  そのチェコちゃんのブログを今日はご紹介!
  「万葉チェコ日記」 ⇒ チェコでの生活を身近に楽しく!リポートしています♪




☆↓コンサート後の打ち上げ↓

↑チェコの代表的料理、svičková na smetaně(スヴィチコヴァー ナ スメタニェ)

ちなみに、この名前の最後のsmetaněは、「スメタナ」、

・・そう、かの有名な、チェコの作曲家「スメタナ」と同じ名前ですが、
意味は「クリーム」なんだそうです!(笑)

スメタナさんは、「クリーム」さんだったのですね・・・


今日はそのスメタナさんのかの有名な曲、「モルダウ」を、
恐れ多くも本場で最後に演奏したのですが・・

この曲、チェコの方にとってとても大切な心の曲。

本場の方に聴いていただくなんて実はかなりかなり恐れ多く、
演奏するのに相当なプレッシャーでドキドキでしたが・・


そう、「モルダウ」のあの長く長くゆったりとしたフレーズは、
プラハの中心を流れる雄大な河、モルダウ(チェコ語で"ヴルタヴァ")そのもの。

チェコちゃんの力を借りながら、日本人ですが、それなりに一生懸命
モルダウの河の流れを頭に描きながら演奏してみました(汗)

あの河の流れを想像すると、自然とあのフレーズが大きく一つになります・・。


それにしても、演奏中の聴衆の表情、演奏が終わった後の反応から、
チェコ人にとってこのモルダウの曲が、本当に心に響く・・
とても大切なメロディーなんだなぁとひしひしと感じました。



さて、明日からはいよいよホームグラウンドのドイツに移動します!!
プラハからワイマールまで特急電車で5時間!けっこう近い♪

また時間があったら更新します


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◆ドイツ・チェコに行ってきます!

2009-10-12 20:49:28 | コンサート情報
しばらくブログをご無沙汰してしまいまして・・


実は急ですが・・明後日からドイツ・チェコへ!
ふたつの国で、コンサートをしてきます♪


だいぶ長い期間行くので(といっても2週間)
その前にやっておくべき仕事に手一杯になってしまい(><)
ブログもホームページもなかなか更新できませんでしたが・・・

このたび、やっと更新しました!
ちょこっと、ヨーロッパツアーの詳細載せてます。(ホントにちょっとですが)

よろしければこちらも見てやってくださいませYori-Fluteworld


◆◇◆

今回のヨーロッパ行きは、
おなじみのドイツに加え、私にとってはチェコでの演奏は初!

そう、3月に横浜美術館でフルートDuoコンサートしたチェコ紀子ちゃんと、
チェコでDuo再演



彼女は今年6月にチェコに移住、
「いつか、今度はチェコでコンサートしようね!」と悲しくお別れしたのが・・
二人の執念(イエ熱い気持ちと言いましょう)でもって早々と実現したのです!

ひさびさにチェコちゃんとの音合わせ・・今からわくわくです!



そして、ドイツではドイツ時代のお友達と、これまたフルートDuo♪

お相手はザンドラ・バウアーさん、
美人・聡明・活発、と3拍子揃った憧れのお姉さん

ドイツ時代に一緒にフルートアンサンブルは何度かやりましたが、
これまたいつかDuoでコンサートしようと約束していたのを、今回実現です!


ヨーロッパで二つのフルートデュオコンサート、
素敵なフルーティストの二人にお相手していただき・・
またどんな音楽が奏でられるのか、今から楽しみです。


ちょっと練習が追いついていないのが・・ ・・ ・・なのですけどね・・・


10月末に日本に帰ってきまして、また仕事も、ブログも、
ばっちり再開していきたいと思いますのでよろしくお願いします!


なので、いただいたメールのお返事は帰国後11月以降になってしまいますが、
ご了承くださいませ


それではしばし、行ってきます!


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◆ 完売御礼

2009-09-18 15:05:22 | コンサート情報
リハも終わり、あとは明日のコンサート本番です!

主催者に聞いたら、マチネ(昼)もソワレ(夜)も両方とも、チケット完売だそうで・・・



本当に、本当に、ありがとうございます!


リハを数回やらせていただいて・・

金木さんのチェロ・・いえ、音楽は本当にすごい!

人の心、というか、一緒に演奏している自分ですら、
演奏しながら心をわしづかみされます。

なのでいつもの自分とはまた違った演奏スタイルがそこから
引き出され・・自分自身にも驚いているくらいです。



いっぱい、いっぱい、勉強させていただいたし、
明日の本番がまた何より自分自身にとって大きな糧となるでしょう。


本当に明日が、聴いてくださる皆様にも感動をお届けできる、

いいコンサートになりますように・・

というか、したい!!!と心から思います。


がんばります。

聴きに来て下さる方々、ご来場、心よりお待ちしております!

(一応、当日券も若干の確保をしているそうです)


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◆ 9/19(土)フルート×チェロ×ピアノトリオ!in 教会

2009-09-04 08:59:16 | コンサート情報
やっと、やっと・・涼しくなってきました!

最近・・朝晩のつかの間の時間、窓をあけてひんやりした空気を
ただひたすらぼ~っと肌に楽しむのがひそかな”ココロOff ”の
時間となっています。 (ハタからみたら怪しいかも)



さて!今回はタイトルにあります通り、初の!!

チェロを含めたトリオのコンサートin 教会(下北沢)です!


「!」マークをたくさんつけてしまいましたが・・(笑)
今回のコンサートはそれくらい、わくわくドキドキしています。


自分が聴く方として、実は一番大好きなチェロ。

私は元々自分がトロンボーン吹きだったこともあり
(フルートの前は実は6年間トロンボーンを吹いてたりします)

トロンボーンやファゴット、それから・・チェロ!
これらの音域の楽器の、音色が自然にすぅっと心に響いて・・
聴くのが大好きなのです。

中でもチェロは特に憧れていたので、実は大学時代に一年間
だけ個人レッスンについた過去があります。・・・が。

・・現実と理想はなかなか程遠い

やっぱり聴くのがスキ、
チェロに関してはリスナーに徹することに決定・・。


・・ということで、その、チェロとの初公演!

しかも今回コンサートをご一緒してくださるお相手は・・
東京フィルハーモニー首席チェリスト、金木博幸さん


以前、私のピアノパートナー氏と金木さんのコンサートを聴き、
金木さんの、単に「巧い」という言葉だけでは決して片付け
られない音楽づくり・・そしてそれに吸い寄せられるように、
反応するパートナーのピアノ、そんな二人で創り出される音楽・・

あのお二人の演奏は、私の聴いた中でも忘れられないうちの
一つでした。

そんな金木さんと、私も今回ご一緒できる!
(間近で金木さんのチェロを聴けるなんて幸せ・・

で・でも
とってもわくわくしてますが、ドキドキもしてます・・
本当に足をひっぱらないようにがんばらないと・・




そして今回もう一つワクワクしているのは、コンサートの場所。
教会

この教会は下北沢にあり、以前からピアノパートナー瀬川氏が
企画の方と一緒になって、様々な音楽の愉しみを、トークを交え
コミュニティコンサートとして、シリーズで行っています。


教会なので、席数は80ほどとこじんまりしていますが、
落ち着いた静かな空間、教会の白壁、礼拝堂ではステンドグラス。

晴れの日のそこでのコンサートなどは、コンサート中に、
グランドピアノで紡ぎだされる音楽空間に、ふと陽が差すと、
ステンドグラスが輝き・・夢の中のような空間でした。


実は私たちにとって教会は、非常に馴染み深い場所であります。

ドイツでは、どんな小さな町でも必ず教会がありました。
そこが、人々の安息の場として。

そんな人々の憩いのコミュニティ場として、当然教会では
たくさんのコンサートが行われています。

私たちもドイツ時代、何度か教会でのコンサートを
やらせていただきましたが・・教会という場所だからでしょうか、
コンサートホールとはまた異なった心持ちが、
演奏者にも聴衆にも静かに穏やかに流れているようで・・。

演奏側の私たちにとっても、教会でのコンサートはとても
心地よいものだったことを鮮明に覚えています。

今回は、日本でありながらも、そこはヨーロッパ空間。

どんな音楽が紡ぎだされるのか、本当に自身でも楽しみです!



今回ありがたいことに世田谷区からの助成もいただき、
同じ日に午後・夜と、2回公演を行います。

また「母子室」もあり、赤ちゃんがおられる方でも安心して
別室でゆったりお聴きいただけます


お時間が許される方はぜひ!このトリオで芸術の秋のひとときを
堪能してくださいましたら、とても嬉しく存じます♪

====================

コミュニティコンサート@下北沢
~フルート&チェロ&ピアノ 三重奏~



瀬川 玄(Pf) × 葛西 賀子(Fl) × 金木 博幸(Vc)


2009年9月19日(土)

【昼】開演15:00 【夜】開演19:00(同プログラム)
 
【場所】東京都民教会
      (下北沢駅 井の頭線ホーム西口より徒歩3分)

【チケット】 各公演 限定80席

 前売券1,500円 当日券1,800円(世田谷区民割あり)
 中高生 1,000円 小学生 500円

【チケットご予約】アルマ・ムジカ小川企画

 電話:03-6804-7051


 ◆プログラム◆

・ J.S.バッハ:ソナタニ長調 BWV1028
・ P.ゴーベール:ロマンティックな小品
・ C.M.ウェーバー:三重奏曲 ト短調 op.63
・ その他、各楽器のソロ曲あり



いよいよ芸術の秋!
この教会でのトリオコンサートの後は、悲願(!?)の
ドイツでの再ツアー、今回はプラス、チェコでも公演!
体力つけないとです

それにしてもインフルエンザが本当に流行っていますね・・
皆様も、十分お気をつけてお過ごしください!(><)


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◆ 更新が滞っているので近況報告!?

2009-08-09 07:44:17 | コンサート情報
なかなかすっきりと晴れないのに、
どんよりと蒸し暑い毎日が続きますね・・・

すっかりご無沙汰&また少し出かけてしまうので、
近況がてら少し更新を


あまりの毎日のすっきりしない天候に、なかなか気分もどこか
すっきりしない毎日でしたが、

昨日は初めて、教え子の結婚式に参列♪(もうそんなトシかしら)


結婚式・・そこは暑くても何でも、時期に関係ない幸せ空間。

特に昨日は、私もフルート新米先生、彼女もフルート初めて、
という時からの、なが~~いつきあいの生徒さん。


性格的にとってもおっとりとしていて、優しい。
でもだから、フルートで速い運指やキレのあるリズムなどは
吹くのが苦手(><)といつも気にしてます。

でもそんな彼女が今回、結婚が決まってから、一大決心して、
彼女にとってはずっと憧れてたけど、とても無理・・と
言っていた難しい曲を式当日演奏することを決意!

半年ほど二人で頑張って曲をみて、
時には「本当に間に合う!?」・・と二人で暗澹たる日も・・

当日はなんと言っても新婦さんだし、ドレスも着てるし・・
(結婚式用のドレスって胴回りがすごく締め付けられるから、
けっこうフルートには悪条件なのです)

結婚式準備の疲労と、ドレスの重さとで・・悪条件だし、
もう少し余裕をもてる曲にしたら?と尋ねたりもしたけど、

でも彼女は、最初の決意を曲げずに、おっとりながらも
自分のペースでコツコツとじっくり・・・


そして、昨日の本番(結婚式)。美しい花嫁姿の彼女は、
披露宴の最後に見事にその曲を吹ききりました。

人前、苦手なはずなのに。式準備ですごく疲れてるだろうし。

列席者は感動。

でも何より感動して、たくさんの勇気をもらったのは私かな・・。

もちろん私も、彼女を幸せを願って渾身の2曲!?をプレゼント。


今世の中蒸し暑く、暗いニュースも続くけど、、

昨日は本当に幸せと元気をたくさんいただきました。
ちさとちゃん、ありがとう。本当に心から、お幸せに!!!



・・と、感動も冷めやらぬまま、今日から明日のコンサートに
向けて、少しお出かけです。


明日、静岡・三島プラザホテルという会場で
そのホテル120周年チャリティーコンサートに出演します♪

プログラムがなかなか決まらず、こんな直前の発表となって
しまいましたが

もしお近くにお住まいの方はぜひ聴きにいらしてくださいね。



【三島プラザホテル120周年記念チャリティーコンサート】

2009年8月10日(月)開演18:30~

フルート:葛西 賀子 / ピアノ:瀬川 玄

チケット代:2,000円

◆チケット問い合わせ
 http://www.mishimaph.co.jp/event/event120th.html
 三島プラザホテル 055-972-2121
 (席数残り僅かだそうなので、お越しになる前に必ず
  電話でお問い合わせください。)

~Program~

・グルック:妖精の踊り
・モーツァルト:「きらきら星変奏曲」(ピアノソロ)
・林光の編曲による「日本の歌」変奏曲 ~宵待草/七つの子
・宮城道雄:春の海(アルトフルート)
・ボルン:カルメン幻想曲


今回、上記「春の海」ですが・・
最初出来心でアルトフルートの音色がこの曲合うかもー!なんて
用いて試したところ、その独特のぼぉっとした音色が、
なんだか本当に尺八のようで・・即採用!(笑)

しかし後から、音を移動させてみたら(アルトフルートは4度下)
音が予想以上に高いわ、運指は格段に難しくなるわ、楽器が重く
曲全部吹ききるには予想以上に腕が痛いわで中々無謀

しかし昨日勇気をいただいたし!
初試みの「春の海」アルトフルート版、がんばります!

また帰ってきたら、フルート談義しますね!♪

それでは皆さま、それぞれによい夏休みを


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◆ なかま ~おいしいアンサンブルの作り方

2009-06-23 12:03:19 | コンサート情報
だいぶ更新がご無沙汰になってしまいました・・・
ブログをいつも楽しみに読んでくださっている方々、すみません。

最近、色々とアクシデントも発生してしまったりで、先週末の
コンサートのお知らせもここに告知しないまま・・でしたが(汗)


19・20日と、長野・安曇野でチェコ紀子さんとのデュオの
サロンコンサートを無事終えてきました♪


今回の長野でのチェコさんとのデュオコンサートは、

信じられないほど息を合わせられるデュオをできるチェコさんが、
6月をもってチェコに移住してしまう・・ということから、
移住する前に、どうしても一緒にコンサートの実現を!と
3月に横浜で上演したコンサートのアンコールでした。


2日間、違う趣のサロンでさせていただけたので、
思い切って欲張って、プログラムも2日間違うものに!

なんていうか、

こんなに・・最高に気持ちのよいコンサートを出来たことは
演奏家として、また音楽に携わるものにとって最高の喜び、
天からの贈り物を与えていただけたような気がします。

チェコちゃんと私の間に、「お別れ」ということが頭にあった
のが、今回の集中力の引き金になったことは確かです。

でも・・音楽ってこんなに、こんなに、気持ちが入ることで
楽譜の世界から飛び出して、まったく別物の、最高に生き生きと
したものになるんだ、ということをあらためて勉強しました。

絶対にいいものにしたい、というお互いの気持ちが、
コンサート中に、相手のオーラをもらさず感じ取ろうと
アンテナが働き、

ここは、どうしたいの?
お、そうくるか!
じゃぁここ、こうしちゃうよ!

・・まさに、リハにおこらなかった本番のナマモノの醍醐味。
その楽しさがますます集中力を高める。



基本、音楽を奏するにあたり、私は常日頃
「知識」「感性」「技術」の三位一体の必要性を思っています。

が、とかく普段は、「知識」「技術」が気になってしまい・・

でも、この「感性」面をも磨くことの大切さ、

しかもこの「感性」は、本来個々が持ち合わせているだけの才能、
という範疇だけではなく、これも、努力すれば磨けるもの、いえ
磨いていかなければならないものとあらためて感じたのでした。

◆◇◆

ここで最近、同じようにアンサンブルで涙するような感動体験が
もう一つありました。

それは、今私が主宰しているフルートアンサンブルの
先日のレッスンにおいてです。


このフルートアンサンブルは近々コンサートを控えています。
(下にご案内します)

練習もラストスパートがかかり、メンバーの皆さんもそれぞれが
真剣に取り組みを増してきています。


このアンサンブルのメンバーは、普段平日は会社・家庭で
それぞれがバリバリと忙しく活躍されている方々ばかりです。

フルートの個人技術やアンサンブル技術は私が提供させて
いただいてるものの・・到底、自分が指導側などとエラソウに
ふんぞりかえることはできません。

社会人、一大人としてすばらしい魅力をお持ちの面々に、
とかく音楽一本道で、偏りがちな自分は、色々と教えて
いただいています。
音楽仲間として、心から尊敬しています。


さてそんな、普段はフルートを中々吹けないお忙しい皆さん、
そこに週末に私の経験エッセンスを数滴ご提供しているのですが

ここでのアンサンブルレッスンは、単に楽譜を吹き、お互いの
音を重ね合わせて、タテとヨコの線を合わせ楽しむ・・ではなく、

個々のパート・全体、両面から細かく音楽の流れを説明し創り、
お互いがどのように織り重なっていくかの楽曲の仕組みを知り、

指導側は必要最低限しかタクトを振らず、とにかくとにかく、
演奏仲間お互いの空気を感じ取りながら吹いていただきます。

タクトがないと、互いが率先して吹かないとどうしようもないので、
ここはどうしようか、ここはどうしてる?という
メンバー同士の話し合いが生まれてくる。


曲が難しいと特に、慣れるまでは努力も根気もいることですが、
しかしこの道程が、互いの仲間意識の強さとなり、初めて
生き生きとしたアンサンブル音楽が生まれるのです。

とにかく”継続は力なり”。絶対慣れてきますし、

慣れてお互いが聴けてくると、互いに創ろうとする力が生まれ、
その力がいよいよ増してきたその先に、アンサンブル本来の
とてつもない楽しさ・感動というプレゼントに辿り着けることが
できるのです。


それが、先日のアンサンブルレッスン、ボザの「夏山の思い出」
(Fl四重奏)での通し練習の時に起こりました。

それまでは、たくさん厳しいことを言われ、時に追い詰められ、
メンバーそれぞれ練習中に苦しいときもあったと思います。

でも、だからこそ、先日の通しでは、完全に指導側の手を離れた
4人でつくった音楽が完成されたのです。

メンバー皆で喜びました。本当に感動しました。



アンサンブルは、1stだから目立つ・大変、
下のパートだから楽、などということは実はまったくありません。

むしろ、下パート(たとえ単調に見えるリズム刻みでさえ)
のほうが、音楽を担う大切な大切な役目であるのです。


今回のお話は、自身の体験話のようになってしまいましたが、
ここから何か、アンサンブルを楽しむヒントを
得ていただけましたら、嬉しいです。


では下記、
アンサンブルコンサートのご案内をさせていただきます。
ご興味がおありの方はぜひ中目黒にいらしてください!


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♪フルートアンサンブル Floeten Klang 第2回コンサート

~ふえの音を愉しむ アンサンブルコンサート~




 2009年7月5日(日)

【場所】中目黒GTプラザホール (東急東横線中目黒駅前)

【開演】14:00 (開場 13:30)

【チケット】全席自由 ¥1,000

◆プログラム詳細、またチケットお求めはHPをご覧ください◆
http://yori-fluteworld.com/concert.aspx


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