◆ふえ・のおと◆フルーティストYoriko KASAI 葛西賀子 officialblog

~ヨーロッパ仕込みの音楽作り、研究を重ねたフルート基礎奏法・・最近は太極拳を通して体幹づくり研究も進んでいます!!

◆ 両唇のこと

2014-02-09 08:36:52 | アンブシュア
今年に入ってから・・・というか先日の1月末のフランスプログラムに向けて、だったのですが、
どうしても音色に納得のいかない時もあり、かなり音色づくりに練習の集中を向けていました。

色々な息の方向や口の形状も試し、(もちろん、丹田の意識は外さずに~
はたまた、空間で響き方が違うので家の中の色々な場所でうろうろと試しつつ(笑
そんなこんなの試行錯誤で、柔らかな音色に関して一つ、大事な確信を得ました。

それは、
     吹く際に、両唇の裏の部分の「粘膜」に息をあてること

口に力が入ったりなどして、唇の表面の部分に息があたると、
たちどころに息が横に散り始めるんですね。
顔の前に掌をかざして、フルートを吹く要領で息を当てると、その息の形状がよくわかりました。

両唇の粘膜を使うことで、速すぎないやわらかな息が楽器に入る。
   あ・ただ例えば、ぶちゅっと唇を分厚く、ただ前に突き出して裏を出すのでは
   余計息が散りますので、どうか誤解しないでください。
   普通に閉じ合わせた口の状態から、かる~~~く!微妙に!ピュと
   両唇の裏を見せるくらいのことです。
   どうかどうか、ここに書くことはすべて、やりすぎ禁物でお願いします。m(_ _)m

 
そしてそれと並行してもう一つ大事なことは、息をそのまま前方に吹きすぎないこと
横笛、ですから・・・。
以前にこのブログでも書きました、”トーンホールに響かせる”
吹きすぎないには、この意識が、とても重要と思います。

さしあたっては、スピードの速い、冷たい息でエッヂにあてては、
すでに吹きすぎで雑音が発生するように思います。
あくまで、「あたたかい息」の範囲内で!?


・・・と書くだけ書きましたが、これが意外に・・・実践には難ですよね
普段の生徒さんのレッスンで直接説明してもつくづく難しい!と思いますので。。

でも、一生懸命に息を出しても、やり方が違ったままでは楽器は鳴ってくれない。
真に充実した音を求めるには非常に重要なことで・・・書かないよりは書いた方がいいのかな・・・と。
わかりにくい表現で恐縮ですが、お許しください。m(_ _)m

今のところの、息の出し方をまとめると、
  ・唇で息を吹きすぎず(冷たい息はスピードが速すぎて×)、
  ・口の中の空間を適度に開けながら(咽頭&軟口蓋)
  ・両唇の粘膜に”あたたかい息”をあてる
   (で、音がきちんと出るところまで息のスピードと圧は上げる)

つくづく、ドイツ修業時代に、マスタークラスで一流のフルートプレーヤー達が、
「うさぎのような(顔の)筋肉!」と、受講生に一生懸命訴えていたことが、理解できます。

小鼻の横、というか、副鼻腔のあたり、というか、頬骨を高く、というか・・・??
地球の引力で下がりそうになる(!)顔の表情筋を、明るく↑上げることで、
息、音の響きは下にさがらず上に上がっていくのです

最後の最後に、もちろん、両唇の粘膜がうまく使えたとしても、
あれ?実は口の中で、頬に力が入りすぎていた~とか、
軟口蓋を高くする意識・・などの低さで、口の中が狭くなってしまっていて、
息の出方が良くなかった!なんて発見例も、レッスンの中ではありましたので、
両唇の感じがうまくいったからといって、どこまでも要注意、ではありますです・・・

一言で簡単に言えないのが、歯痒くもありながら、奥深いところです。m(_ _)m

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◆下顎(下唇?)に楽器をつけるとき

2011-05-20 21:42:41 | アンブシュア
アンブシュア、
吹く際に音が出にくいと、やっぱりどうしても気になってしまうもの・・・ですよね。

いつも私はわりとブログでは、
アンブシュアの前に、呼吸…というか、
体のあちこちの固まりに邪魔されずに息が出せる体の環境(立ち姿勢や構え方)を正すことが、
まずは大切だと割とそちらを力説(?)していますが、

実はアンブシュアだって、
この構えがわりと大きく影響してしまっていることだとは・・・意外に大きな「盲点」です。

歌口のエッヂに、つぶれていない丸さの「息柱」が、
"いい角度"と"ほどよい距離"で当たっていないと、
まとまった良い音としては鳴ってくれないのですが、

どこが盲点なのかというと、
音が十分になっていないとき、というのは、
実は口の穴(息の出口)の前に、エッヂがちゃんと位置されていないことも多いです。
(もちろん!それ以前に口の中やノドが原因で鳴っていないことも多くありますが

そしてそれは、わりかし構えが原因になっている場合もある、ということ…。

よくお見受けするのは、左腕・ひじの下がりすぎ・引きすぎ、
あるいは右腕・ひじの引きすぎ、あるいはその両者!?

なかなか演奏している当事者には見えずに気づきにくいのですが、
口の穴とエッヂの間隔(距離も高さも)が大幅にずれているために、
顎を引き、下唇を引き、下めに吹かないといけないはめになり、
そして当然そのことで口の穴の形はくずれ、音も丸みを帯びなくなる…

悪い螺旋のできあがりとなってしまいます。

息の出のすぐ前にちゃんとエッヂが位置されているか・・・確認して、
楽器を持つ左手でその高さと距離を調整してみると、
案外、ビックリする音が出る・・かもしれません!?


そしてさらに、最近のレッスンで特に面白い発見は、
フルートの、下顎・あるいは下唇への"圧迫加減"と音の出の関係です。

これが意外と、レッスン中注意してみると、
音がつぶれたり、出だしがかすれたり・・・すっきりと出てくれないのには、
この下顎(下唇と下顎の部分、総称して下顎と記述します)への
つけ位置・つけ加減が影響が強かったりします。

強く押し付け過ぎは、息が楽器に入るのを妨げ、また下顎の負担も大きいのでダメ、
だからといって、
やさしく当て過ぎも、息がしっかり入っていかないし、指回りとともに楽器が動いてしまうしでダメ、

また、p(ピアノ)やf(フォルテ)でもその圧の加減は違ってきますから、、、
その加減は、案外に難しいものです


そういえば去年の夏のF.レングリさんのセミナー。
こんなことをおっしゃっていました。

「リッププレートが下唇にあまりにかかっては駄目だ。
下唇を押しつぶすことになって、口の穴が崩れるし、息も下方向に行ってしまう。」

当たり前でいながら、意外と成されていない、とっても大事なことです。


過去ドイツで、私のアンブシュアを治してくださった先生も、こんなことも言われました。
「アジア人は西洋人に比べ、顎の骨が小さい。
今までたくさんのアジア人(フルート学生)を見てきたけど、
実に80%の人は吹くときに下顎の出が充分でないね。」

確かに、そうだと思います。

下顎の過度な引きによって、
 上下の唇が揃わずアンブシュアは崩れるわ、
 喉の筋肉は余計に緊張して締まってしまうわ、
 口の中に十分な空間はできなくなる(=息がつぶれる)わ、
  ↑おまけに、口の中があまりに狭いと、タンギングまでうまくいかなくなるという、
   ありがたくないオマケまでついてくる・・


だからまずは、楽器が近すぎて下顎が引かれないように、
少し、左腕・左手の位置をあまり体に密着させすぎずに・・・

極端な話、もし体にべったり左肘がついてしまっているような場合は、
左手のポジションをすこ~し体から離してやんわり前に位置させるだけで、
下顎は前に出るゆとりができ、早ければこれだけでも音は変わってきます。

あとは、下唇にかかるか、かからないか・・・くらいの位置にマウスピースはセットすれば、
(↑唇の厚さによります、あくまで、あくまで一般的な話です)
どれほどの圧迫が必要なのかという問題ではあまりなくなってきます。

要は、下唇を圧迫でつぶしてはいけない、という問題ですから・・・。

ただ、下唇にかかるかかからないか、の位置ですと、もしかして人によっては
エッヂの位置もかなり下になってしまうので、
そこは、楽器を”そのまま”少し、左手を使って調整して(押し上げて)、
エッヂの位置は少し高めに。(その際やはり下唇をつぶさないよう注意、です)

下唇が厚くてお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
この場合は、少なからず、下唇にかからないと・・・とてもじゃないけど
エッヂとの距離が遠く、吹くのに困難と思います。

この場合は、下唇に少しかけますが、その際は本当に、
押し付けすぎず、離しすぎず・・・のコントロールに注意をはらってください。

いずれにせよ、これらのためには、案外に左腕?左ひじ?のポジションが
重要な役割になってくると思います。


いつも、この手のブログを書くときには、
色々言葉を選び長時間かかるし、それでも迷いがあり・・・
(文章に表すのは本当に難しいからです。。)
しかしやはり、参考になります!とのお手紙をいただくと、やっぱり書いていて
いいのだろうか、と気持ちは行ったり来たりです・・・。

とにかく、あくまで参考の一端に・・・と切にお願いしております。

今回の話題も、特に文章表現は難しいです。わかりにくかったら、すみません。
やっぱり、あくまで、参考の一端に、してください!ね。
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◆アンブシュア改善新兵器

2010-11-09 11:23:35 | アンブシュア
じゃーん

これ、最近の我がレッスンスタジオの、
アンブシュア(フルートを吹く口の形)改善新兵器です。


はい…ただのストローなのですが(笑)

しかし、
今までどう試行錯誤しても、フルートのリッププレートが口元に近づくと、
あるいは息を吹き込み出すと、

下唇が引けちゃってアパチュア(口の穴)が整わない、
またはアンブシュアが両唇うまく揃わない、
息が下方向にいっちゃうし、いまいち音やタンギングが散ってしまう…

などなどの悩みに、今このストローが、てきめんに活躍してくれています!

◆◇◆

ストローを唇のみでやわらかく挟みます。歯では噛みません。
(歯までストローの先はいかず、歯の手前でとめます。
その際、両唇を中に巻き込むのはNGです!唇の裏でやわらかく挟む感じ・・。)

唇のみでやわらかく圧力をかけ、挟み、息を前方にフーと吹いてみます。

 →さらに、そのストローの先から出る息を、フルートのエッヂにあて、
  音がどの角度で出るのか実験してみるとより面白い発見・・というか、
  息がエッヂにあたり音が出る仕組みが見えて、音が出るイメージが明確になります。



本当はさらに、そのまま唇のみでストローの先を上下に動かしたり運動すると、
フルートのための唇・顎周りの筋肉の鍛えにもなり一石二鳥なのですが、

これは、一人で間違った動かし方をしたり、長時間やってしまうと、
顎を痛めるなど危険が伴うので、
動かすことは決して無理をなさらないでください。

ストローを少し、強めに挟む運動だけでも、
唇周りの筋肉を強化できます。

 →フルートのアンブシュアに、ガチガチに鍛わった筋肉が必要というわけではなく、
  しかしその、微妙な柔らかさを備えながらもアパチュアを両唇で整えられるアンブシュア…
  この繊細な力加減には、
  多少なりとも唇周りにはしなやかな動きが可能な程度、
  鍛えられた筋肉が必要なように私は思えます。

とりあえず、こちらの解説の下…が大前提ですが、
生徒さん達にも、実は自分自身にも!(私にとってはすごく良い準備運動
アンブシュアが揃うためのとても良い兆しがみられ始め

ずっと試行錯誤してきたアンブシュア改善のいち・手段として、
光がさして、
吹く楽しみも 教える楽しみも、また一つ増してきた今日この頃です

しかし、、レッスンでストローを持ち出すと、一瞬にして苦笑の表情になる生徒さんたち。
めげませんよ~ワタクシ(笑)
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◆乗せたらすぐ吹こう!?

2010-08-28 23:34:55 | アンブシュア
高原と温泉の素晴らしい場所で、良い音楽・良い研修に触れられた
先週の一週間は、再び東京に帰った今でも、
本当に良い余韻とモチベーションとなって現れてくれています(^-^)

◆◇

今回はフルートを口への当て方。

定まらなくて時間がかかる…と悩んでいる方も少なくないと思います。

そこでまた、レングリ・ノートをもとに(^^)/


まず彼の教えをそのままご紹介すると、

「フルートを当てる時には、下から・内側から、上にずらすように"外側"に」

こうあてると、下唇を損なわないのです。

下唇を損なわないということは、上下唇の、穴がきちんと揃う。


さて、その下唇の"下"の部分にプレートを当てる際、
唇を横に引っ張ったりなど、あれこれと口のフォルムをつくることはせず・・
さっと当てて、パッと吹けるくらい!?

少し口をつぐむ程度(軽い口笛のようなフォルム)の、なるべくシンプルな、
不自然に力のはいってないアンブシュアで吹きましょう、
とおっしゃっていました。


よく見かける当て方に、
フルートの歌口の穴と、自分の両唇を、
まず内側にしてお互い全面的にあてがい、それから外側に回す…
付け方の人がいる。

これは、下唇にプレートのプレッシャーがかかったまま
=当然下唇は引っ込んだまま…吹かなければいけなくなるので、
良くない当て方だと、レングリさんは指摘されてました。

その当て方をするのは、
フルートの歌口が感覚的にどこかわかりにくいから、
唇にまず当てて確認してみないとできない…というお話をよくうかがいますが、

そうするといつまでたっても下唇の引き&下顎の緊張は治らず、
従って、吹く"最終的な"自由度を得る道からは、
残念ながら遠ざかってしまいます…。

ですので、もし、上記の症状、それに伴う悩みがあてはまる、
という方はやっぱりぜひ、この方法を試みてみてください(^-^)


また、"口をへの字形にする"タイプのアンブシュアも然りです。

これ、私も一時期試してみましたが、
音は確かに美しい音も出すことは可能ですが…少し音が細い…
プラス、跳躍やタンギングはなんだか難しい!(+_+)

…やっぱり唇を引っ張る行為には、残念ながら変わらないのです。


引っ張るということは、息が散る。

また、引っ張ることは、下顎の柔軟さをロックさせてしまいます。

前後には何とか動かせますけども・・。

下顎前後でも、音の跳躍や、多少の音量のコントロールは可能ですが…
前後運動は、耳の前にある下顎の関節にとって、とてつもない負荷です。

私を含め、顎関節症に悩まされるようなケースも注意しなければなりません。。


それより、もっとシンプルで有機的なアンブシュアは、
さきほどの説明のように、
プレートにシンプルに乗せることです。


レングリさんは、口笛のフォルムと似てなくはない、とも言われていました。
(口笛でも、すごい口を突き出すような形ではありません。・・控えめな!?)


喉元・首を手で触れてみると、そのアンブシュアが喉に負担を
かけていないか、筋肉の緊張・動きでわかります。

唇を、引っ張ったり、への字口にすると、
一気に首の筋肉がかたまりませんか?

一方、顎を軽く落とすような、軽い口笛の口をつくるくらいは、
首の筋肉に緊張感は発生せず、さほど影響がないことを
触れる手から感じとれるでしょう(^-^)

…ということは、喉がしまらず、よって呼吸にも影響しない、
よりシンプルに演奏ができるアンブシュアがそれ、ということです。


もし、今までが全然違うアンブシュアだったら、改良最初は
ほとんどと言っていいほど、最初から良い音は難しいでしょう。

私も、元がトロンボーン吹きだったため、引っ張った口からの
アンブシュア改良で、相当の根気と年数を要しました。

でもそれは、今までと違った筋肉を使うからであって、
口がまだ新しいアンブシュアの息のフォーカスを覚えていないからなので、
あきらめずやり続けさえすれば、変化は現れてきます。

うまくいかないとあきらめたらそれまでで、
大切なのは、探求と集中と根気です!
そうすれば・・新たな道をつかめる第一歩であることは、
本当に実感をこめて…お奨めいたします!(^-^)/
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◆ 原点を省みる

2010-03-19 15:53:52 | アンブシュア
今日は短いです!(笑)

今、少し自分の吹き方にテコいれしています。

ところで 下の絵・・
フルートの音を鳴らすための説明図です。


              (加藤克朗さんのフルート教本より)


当たり前のような、カンタンなような・・・ですが、
きちんと見直すと、とってもとっても大事な原点だと思いませんか?


息の出口である口の穴(アパチュア)の前に、
息が割って入るエッヂがきちんと位置されていること。

このエッヂが、きちんとアパチュア(口の穴)の前に位置されていれば、
(そしてさらに内側に回すような力をこめず、下唇に圧迫がかかりすぎなければ)
両唇は不ぞろいになることなく、息を自然に「前に」送りこめるのです。

逆に言えば、このエッヂがきちんとアパチュア(口の穴)の前に来ないから、
私たちは自然と下唇を引いてしまったり、下顎をひいてしまったり・・
結果それが、
息の柱も揃わなくなってしまったり、息が曲がって楽器に伝わってしまったり。

このことが実は、音にものすごく大きくそして敏感に、影響してしまっているのですね。

そしてこの盲点が実は、いかに多く起こり、私たちを悩ませていることか・・


今この原点を、ここしばらくの本番続きで荒れてしまった自身の音に喝いれるべく
テコいれ中でございます

吹き方って本当に・・少し怠ったり油断すると、すぐ荒れるものです・・
(だから飽きずに一生かけてできる、面白いことなのですが!?)


しかしながら少し補足しますと、
このエッヂを口の前にきちんと位置させることは、カンタンなようでいて実は、
演奏時の顔(顎)の高さや上半身などの姿勢によっては・・思ったより
難しかったりします(><)

・・これについてもお話したいのですが・・今はまだいい説明文が思いつかず・・
また、適切な巧い表現が閃いたらテーマにします!
ごめんなさい、気長にお待ちいただけたらと思います~~~。。


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◆息のフォーカス

2010-03-01 23:50:00 | アンブシュア
なんと、、3月に入ってしまいました!
免許の更新も期限切れ直前ですべりこむような(でもH22.2.22ゲット♪)
相変わらずコントロールのとれていない日々ですが・・
いつもこのひどい更新頻度()の愚ブログに足を運んでくださる皆さま・・
本当に感謝しております!ありがとうございます

暖かい日も多くなって、春の息吹を感じることも多くなり
どこか散歩に出かけたいな~とか、梅でも見にいきたいな~とか、
窓から外をのぞいては、外出欲に駆られる・・・
・・・練習が煮詰まると(現実逃避?)


あと2日(ひな祭り☆)で鎌倉でヴァイオリンとピアノとトリオのコンサートです♪
春の鎌倉に行くの、楽しみ~!


◆◇◆

さてさて、
ここしばらくの楽器の酷使に最近になって突然楽器が悲鳴をあげはじめたので、
楽器の調整と歌口の掃除(と一応呼びましょう・・)をしていただきました!

そしたら・・ぅわ~・・こんなにというほどに、音色が変化!

ちょっとしたキイの浮きに、
知らずのうちに、指でキィをしっかり抑えこんでしまい、
知らずのうちに、息の圧力と量も増え、吹き込み過多だったことに・・
調整してはじめてその「知らずのうちにやってしまってた」ことに気づき、アイタタ


・・と、楽器の調整が整って、無駄な息が本当にいらなくなったところで、
息の多さによる息のフォーカス(集中)も甘くなっていたことに気づき、
また少し音づくりに取り組んでみました。

状態の整った楽器を吹きながら、本当に改めて思うのは・・
フルートって本当に力で鳴らすもの・鳴ってくれるものではないなと


息のフォーカスが、本当に音にとってとても大切な命で、
「適度な」量・圧力・スピード感を伴った、形の整った息柱がたいせつ。

(だってあんな1センチにも満たない歌口のエッヂに息をあてて音をだす・・
唇のほうの息穴なんて、ちょっと油断したらすぐ1センチ超えてしまいますものね


で、その息のフォーカスには、唇が上下両方!揃っていることが何とも不可欠なのですが・・

  (もちろん息を集める・・というだけなら、多少唇が揃っていなかったり、
  とにかく小さい穴が作れれば音はでるものですが・・
  豊かでまろやかな音や、大きな音量の差、すばやい音域の跳躍、軽やか俊敏な
  タンギングなど、優れた運動機能等・・これらすべてのフルート奏法の可能性を
  網羅するには、この上下の唇の等しいバランスはやはり条件不可欠でしょう・・)


実はそれが、言葉ではカンタンであっても、実行はなかなか難しい!


人間の歯の噛み合わせ自体が、大体は普通は下顎のほうが引っ込んでいますし、

また一番大きいことに、フルートを、下唇の下の部分・下顎にあてることそのものに、
息がフォーカスできない原因が実はすでにあるのですよね。

実は、楽器を下唇の下の部分にあてようとするだけで、
下唇・下顎部分はフルートを迎え入れようと、無意識にどいてあげちゃう(=引き気味になる)

下顎をどくように引いてしまうと、下唇は微妙に横方向に筋肉が伸び、
それだけで息の柱は一点集中を失い、横に拡がる息となってしまいます。

せめて引くことはしないにしても、何もしないでただ脱力してフルートをあてることも、
歌口の押しに負け下唇はつぶされてしまい、これもやはり息柱の形は崩れる。


もうひとつ、大きな自然な連動の弊害が 上唇 で、
下唇が引いてたりつぶされてたりと形が崩れていると、息をフォーカスしなければと、
自動的に力の入れやすい上唇を用いてしまう。(きゅっと上唇に力をいれてしまう)

しかし上唇に力がはいる(はいりすぎる)ことは、
やはり息の柱をつぶし、それはすなわち、上へと響く音の響きをもつぶし・・
それから息が楽器にはいる角度も、下へ曲げられてしまいますね

息が下方向へ微妙に曲がることは、音域等によっては時として多少は必要、
したがって上唇は別に完全に脱力しなければいけないということではないのですが、
でも、やっぱり 「多少」 です・・



時々、口笛の「口」はフルートのアンブシュアづくりには意味があるか否か!?という
話題を耳にし、これに対し、否、と答える方も少なくありません。

しかし私は、あの息を集めて発音する口笛は、フルートには害にはならない、
「息を集める」筋肉の使い方としてはむしろ多分に参考になると思います。

もちろん口笛ほど口をとがらせてフルートは吹きませんが、
そのときに使う、口周りの筋肉の使う方向、下顎のポジション等はある意味、
同じ種のものではないでしょうか。(下唇を引いて口笛を吹いてしまう場合は別ですが・・


以前どこかの動画で、フルーティストのJ.ゴールウェイ氏がアンブシュアの話の中で、
下唇の下に、沿うように人差し指を横にあて、その上で息をきちんと集めて
フルートの口をつくる練習を紹介していたように思いますが・・

そういうシュミレーションもよし、
また、私の愛用している初級者用の教則本には、フルートを吹く前の予備練習として、

自分の手のひらを顔の前に15センチほど離してかざし、
その手のひらの中心に、まっすぐ息を吹き宛当て、そのとき手のひらに感じる息で、
出ている息の状態(形や量、そして圧力)を実際に息に「触れることで」知る・・

といった練習も、フルートを吹けない時間でも、非常に有用であると思います。


・・もちろんこれは、あくまで息の出口であるアンブシュアのみの話であって、
これさえできれば音が美しく鳴る、というわけではないのですが、
(本当に豊かな音をだす息には、他にも体の適切な脱力やお腹の適度な支えや・・
何より音を奏でようとする「気」!など、あれこれチェックポイントはあります

けど、息の最終出口として・・何らか参考にしていただければと思います


まぁ何にしても、やっぱり調整は大事だという教訓を得た今回でした

ちゃん。


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◆ 舌はジャマもの!?~口の中の空間~

2009-07-24 12:37:57 | アンブシュア
前回、音の豊かな響きのために、「歌うこと」が有効なことを
ご紹介いたしました。

フルートにしろ歌にしろ、豊かな音のためには、
体が共鳴体・・楽器となって、体のあらゆる部分に響きのための
準備が成されてなければなりません。

まず主として、胸郭の空間が十分に開かれていることが
一つの響きの大きなのモトとなりますが、

(とはいえいきなりですが、これは会得に時間を要します。
まずは鼻で深く深く深呼吸をしてみると、吸息時に胸が全体が
膨らむことを感じられますので、試してみてください。
もし感じられない場合は、
肩や鎖骨、喉元周辺が緊張で固まっているかもしれません。)



今回は、もう一つの空間、口の中をテーマにしたいと思います。


豊かな音が出ずに悩まれている方の大半に、
下顎の緊張が原因として認められます。

唇を引き、下顎も引かれて顎全体が緊張している状態だと、
口の中の空間はおのずと狭くなります。

なにせフルートを唇の下・・下あごにつけるものですから、
意識してなくても、おのずと下顎を引いてしまうのですね。

(実はこれに関して、フルートの持ち方が、この下顎の緊張に
ものすごく関係していることを、研究を進めた上で発見し・・

普段の自分のレッスンでは、持ち方のアプローチから
下顎の緩みを試みていますが・・また別でテーマにします。)


とはいえ、これは決して他人事目線で述べているのでは
ありません。自分自身がまず・・まさにそうだったのです。

ドイツ時代、わくわくで初めてドイツで受けた教授のレッスン、

まず第一声が、「吹き方が根本的に違ってるよ」・・

ショックでした。音大も卒業したのに・・今までは一体・・

そしてこう言われました。

「もうそれで十何年も吹いてきちゃったんだね。
でもアジア人は西洋人に比べ骨格(下顎)が小さいせいがあり、
実にボクが見てきた80%の生徒は、キミと同じ症状だよ。

その吹き方で今後も吹けないことはもちろんないけど・・
そのアンブシュアでは、色々な表情や音量の幅、音の跳躍など、
様々なところで困難が起こってくるだろうね・・

・・・

教える用意はあるけど、キミの従来のアンブシュアも壊れ、
新しいアンブシュアも身につかず、ヘタしたらキミは
一生吹けなくなるかもしれない・・・
ボクにとってもものすごく責任と根気があることだ、

だから、相当な覚悟を持ってくれないと、ボクも教えられない」


当時、私はもうとっくに、難しい楽曲で行き詰っていました。
どのみち・・アンブシュアを変えずしてこれ以上を臨めないなら、
変えるしかない。

先生に、吹けなくなるのは覚悟します、と指導を請いました。


そして、まずその日に出された宿題が、

「下の歯列の中に、舌(の表面)を沈めてくる」ことでした。

これが出来るようなら、先を教えよう、と。


ナンダそんな簡単なこと・・と実際鏡を用いて舌の真ん中を
沈めようとする・・・けれど鏡に映っている自分の舌は、
思うように凹んでくれない!

あれ?あれ!?と焦る一方、横でお手本を見せてくれる先生の
舌は、凹むどころか下の歯列の中できれいにまっ平ら・・


あのときはとにかく必死でまず舌を沈められるようにし、

そうしたらいつの間にか下顎の緊張が解けて顎が前に出、

そうしたらまたいつの間にか、揃っていなかった上下の唇も
揃うようになってきたのですが・・・


今となって、あのとき先生がまず、アンブシュア改善として、
舌を沈めてきなさい、といったアプローチの巧さがわかります。

もう癖で凝り固まった下顎は、いくら注意しても、フルートが
近づいてしまうと自然と後ろに引いてしまうのです。

けれど、舌を下の歯列の中に沈め、納められる =(イコール)

・口の中、上下の歯の間がほどよく開いている状態、
・下顎が後ろに引かれた緊張状態(耳の下あたりが緊張)でない、
なのです。

(よしんば歯の間が開いてなくても舌が沈められている場合は、
ノドの奥が閉まっているでしょう。舌がかなり小さくない限り!?)


「口の中の(響くための)空間とは、舌の表面から上顎の空間
のことを言うんだよ」と先生。

※タンギングの瞬間はもちろん、舌は上顎まで移動しますが、
それ以外の、基本の、音が伸びているときの話です。

口の空間が狭い状態で、舌が口の中で「暴れる」と、
タンギングなどもベタベタしたり、息がバサバサしたり・・

口の中の空間が狭いことは、
色々なところに不具合を生じさせます。


もし、音に悩まれている、タンギングがうまくいかない、など
自分ももしや・・!?と悩み、お心当たりのある方、ぜひ、
鏡を用い、ご自身の舌や口の中をチェックしてみてくださいね。


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◆ 音の出だしを怖れないために・・・

2009-01-09 10:13:34 | アンブシュア
2009年、明けましておめでとうございます。
今年最初の投稿になります。

昨年このブログを始め、ものすごいゆっくり頻度の更新では
ありますが・・・たくさん嬉しいお声をいただきました。

拙文をご愛読いただき、本当に感謝しております。
ありがとうございます。

新しい年も気持ち新たに、自分なりに研究したことが
フルートを吹く皆さまの参考・お伴の一端となることを願い、
より一層真摯な気持ちで書き綴っていきたいと思いますので、
本年もどうぞよろしくお願い致します。

◆◇◆◇

さて、新年最初のテーマは、昨年10月1日のアンブシュアの
続きのような内容であるかもしれません。

フルートでアンブシュアを見直す際、意外と盲点になりやすい、
でも大切な問題が、「最初の発音時」です。

オーケストラや吹奏楽を経験された方は、こと高音域や
pp(ピアニッシモ)など、出だしが怖かった経験などありませんか?


昨年10月1日のアンブシュアの項で、
『唇は息の「出口」であり、楽器(の歌口)に空気を伝えるもの』
と述べました。

このことをもう一度強く、再掲したいと思います。
その上で、出だしの発音から吹き方を失敗しないための大切な
事項を4つ、アンブシュアの観点から挙げてみます。

(※そもそも、息を良いスピードで効率よく出すための
腹圧や姿勢の問題等ももちろんアンブシュアと共にありますが、
今回は、息の出口とそれに関することに絞って言及します。)


●口の穴の形:穴の、上も下も横もかたくつぶされてない、
       柔らかでしなやかな美しい○の形が必要です。

●息の方向:上下どちらかの唇(特に下唇)がずれてしまって、
      息が極端に下方向であったり曲がったりしない。

●フルートの歌口の開き(あるいはふさぎ)具合

●唇と、歌口(フルートのエッヂ)との距離



最初に述べましたように、口穴は”息の出口”です。

息が出だしから良い「柱」で出るためには、息が出るその直前
から口穴がいい形で開かれて、準備されている必要があります。

息を出すのと同時に唇を開いたのでは、出だし瞬間の
息柱の形・そして方向は、安定していません。


両唇はかたくせず、その内部(唇の裏側)を程よく丸く開くことで、
息(息柱の形やスピード)は、出口である唇で変に遮られること
なく、スムーズに楽器の歌口に伝わります。

ちょうど、熱いお茶を飲む時、カップに添える口のように!?

・・いえいえ、実際の口穴はそこまで大きく開きませんが・・

その際の唇周りの微妙・適度な筋肉の緊張感ややわらかさ、
両唇を開く感じなどは、アンブシュアのよい参考になります。

◆◇◆

そして息の出具合がクリアできたら、次に重要なのは、
息の楽器への入り具合 ― 【口先とエッヂとの距離感】です。

しかもこのエッヂとの距離は、いつも一定とは言い切れません。

低音域・中音域・高音域、そしてppからff、エトセトラ etc...

その様々な音域やニュアンス等の変化により、息のスピードと
量、そしてそれに伴い、口先と頭部管の息が当たるところ
(エッヂ)の距離も、すべて微妙に違いが必要となります。

とはいえそう言いながらも実は、とかく起こりがちな失敗は、
アンブシュアの、間違った「変えすぎ」であったりします。

間違った、とは、その口先とエッヂの距離感を把握はしていない、
なんとなくの見切り発車のような状態で、音を当てることです。


よく、低音はもっと息を下めに、とか、高音は息を上に、など
言われたりもします。これは必ずしも間違いではありません。

ただ、そのことを意識しすぎて、逆にアンブシュア(特に下唇)を
変え過ぎている例をよく見かけます。

音域や音量により、下唇や上唇を動かしすぎて、息の穴自体が
崩れてしまう心当たりはありませんか?


両唇をそろえ、きれいな口の穴の形(=息柱)を保つことが、
まず「最前提」です。

そしてその前提のあとに、音域・音量の息具合の変化を、
本当に僅差の・・微妙な口穴の大きさで変化を成します。


ちなみに硬かったり、中に巻き込んでしまっている口先では、
この唇とエッヂとの距離というのはつかみにくいと思います。

適度にやわらかくしなやかに開いた両唇先で、出口の「筒」
を作り、息の方向をしっかりと定めてこそ・・です。


この「距離感」をつかむことは、いきなりは難しいですが、

それでもいつも、必ず自分の口先のすぐ向こうに、
息を分けて楽器の中に入れる、大切なエッヂがあることの意識
から始めることで、おのずと距離感がつかめるようになります。

自分の息の出の状態から、瞬時にその息のスピードと量に
適切なエッヂとの距離を捉えられるようになったときには、
出だしの発音に確固たる自信がもてていることでしょう。


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◆アンブシュア、そもそもは・・

2008-10-01 20:39:44 | アンブシュア
フルートにとってアンブシュア(口の形)もまた大切な問題です。

多くのフルートを吹く方が一度は気にしたことと思います。

私も、自身長年悩みましたし、未だ悩むところもありますし・・

でもそんな中で、自分自身にも、教える中にも、いくつかの
”こうするほうがいい”というチェックポイントがあります。

ただ、人それぞれ、
唇、歯の形、顎の大きさなどはそれぞれですので、
それら全てに対して動かぬ”絶対の教え”というのはありません。

その人それぞれの持つ特徴を踏まえて、
その人に一番合ったいい音ポイントというのを探っていきますが、

・・ではその探る上で何が大切になるかといいますと、


『唇は息の「出口」であり、楽器(の歌口)に空気を伝えるもの』


というアンブシュアの役目の「大元」を常に見失わないことです。


自分の経験も含め、アンブシュアの形にこだわりすぎるときは、

逆に他のヘンなところにいつの間にか緊張が生じてしまったり、
音の根本である息がいつの間にかおろそかになっていたり・・

とかく、この大基本が忘れられているように思います。



大切なことは、

・ 唇や口の中、ノドの緊張で息の通りを邪魔しない

・ 唇(口穴)という息の「出口」で、
  美しい息柱のためのきれいな出口を形づくること

・ そしてその息柱がきれいに楽器に伝わるための、
  唇と(楽器の)歌口の「適度な距離間」を把握すること


◆◇◆◇

そしてさらに、

唇にどの程度の緊張が必要ですか、という問いに関していえば、


この答えはとても白黒でいえないものです。

なぜなら、完全な脱力ではもちろん吹けません。

ということは、少しの緊張はどこかしらにあるものです。



ただし、フルートを吹くときの口の穴は、

音域・音量などの様々なニュアンスによって、
それは実際すべて息のスピードや量で成されるわけですから、

その息の出口である口穴の大きさはそれに応じて常、微妙に
変化します。


・・・ということは、
口周りの筋肉は、そのさまざなニュアンスに対応できるほどの、
いつでもいかようにでも(?)動ける柔軟性というのを要します。


(またこれと関連して、
ブレスで口の形がくずれるといけないからと、口を
あまりあけないでブレスをするという説を耳にしますが、

これは逆に下顎と顎周辺の筋肉が結果的にかたまり、
しなやかでないアンブシュアで、いけないと私は思います。

また、フルートのブレスは、時にとても短い瞬間に、
大量の息をとりこまないといけない場合もありますし、

そんなときに息の入口が小さくては、せっかく息を多く
取り込みたくても、瞬間的に大量には入ってくれませんよね)



・・・と、いうことは、口・顎まわりのどこか決まった箇所だけが
ガチっと筋肉が緊張してしまうことは、
(よくある例ですと、両唇の端などといった)

筋肉の緊張とは、”収縮”でしかないそうで、当然そこに
柔軟性はなくなるので・・・よくないということになります。
 


意外といきなり頭部管を口につけて練習し始めてしまうと、
実際問題、楽器は唇の下に位置するので、

知らず知らずのうちに下唇をひっこめて下方向に吹いたりなどと、
口の穴が美しい息柱を出す”マル”にまとまらなくなってしまうことがあります。


ですので、楽器を始めたばかりの人はもちろんのこと、
もう長いこと楽器を吹いている方でも・・・
音に悩んでいらっしゃる方は案外、

いつもの楽器練習の前にひとつ立ち止まって、
手の平に、フルートの口で息をかざす練習をしてみると、


その息が充分なスピードで”まとまって”出ているか、

目からウロコな発見が、案外その手の平にあたった息から
得られるかもしれません。


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