高原と温泉の素晴らしい場所で、良い音楽・良い研修に触れられた
先週の一週間は、再び東京に帰った今でも、
本当に良い余韻とモチベーションとなって現れてくれています(^-^)
◆◇
今回はフルートを口への当て方。
定まらなくて時間がかかる…と悩んでいる方も少なくないと思います。
そこでまた、レングリ・ノートをもとに(^^)/
まず彼の教えをそのままご紹介すると、
「フルートを当てる時には、下から・内側から、上にずらすように"外側"に」
こうあてると、下唇を損なわないのです。
下唇を損なわないということは、上下唇の、穴がきちんと揃う。
さて、その下唇の"下"の部分にプレートを当てる際、
唇を横に引っ張ったりなど、あれこれと口のフォルムをつくることはせず・・
さっと当てて、パッと吹けるくらい!?
少し口をつぐむ程度(軽い口笛のようなフォルム)の、なるべくシンプルな、
不自然に力のはいってないアンブシュアで吹きましょう、
とおっしゃっていました。
よく見かける当て方に、
フルートの歌口の穴と、自分の両唇を、
まず内側にしてお互い全面的にあてがい、それから外側に回す…
付け方の人がいる。
これは、下唇にプレートのプレッシャーがかかったまま
=当然下唇は引っ込んだまま…吹かなければいけなくなるので、
良くない当て方だと、レングリさんは指摘されてました。
その当て方をするのは、
フルートの歌口が感覚的にどこかわかりにくいから、
唇にまず当てて確認してみないとできない…というお話をよくうかがいますが、
そうするといつまでたっても下唇の引き&下顎の緊張は治らず、
従って、吹く"最終的な"自由度を得る道からは、
残念ながら遠ざかってしまいます…。
ですので、もし、上記の症状、それに伴う悩みがあてはまる、
という方はやっぱりぜひ、この方法を試みてみてください(^-^)
また、"口をへの字形にする"タイプのアンブシュアも然りです。
これ、私も一時期試してみましたが、
音は確かに美しい音も出すことは可能ですが…少し音が細い…
プラス、跳躍やタンギングはなんだか難しい!(+_+)
…やっぱり唇を引っ張る行為には、残念ながら変わらないのです。
引っ張るということは、息が散る。
また、引っ張ることは、下顎の柔軟さをロックさせてしまいます。
前後には何とか動かせますけども・・。
下顎前後でも、音の跳躍や、多少の音量のコントロールは可能ですが…
前後運動は、耳の前にある下顎の関節にとって、とてつもない負荷です。
私を含め、顎関節症に悩まされるようなケースも注意しなければなりません。。
それより、もっとシンプルで有機的なアンブシュアは、
さきほどの説明のように、
プレートにシンプルに乗せることです。
レングリさんは、口笛のフォルムと似てなくはない、とも言われていました。
(口笛でも、すごい口を突き出すような形ではありません。・・控えめな!?)
喉元・首を手で触れてみると、そのアンブシュアが喉に負担を
かけていないか、筋肉の緊張・動きでわかります。
唇を、引っ張ったり、への字口にすると、
一気に首の筋肉がかたまりませんか?
一方、顎を軽く落とすような、軽い口笛の口をつくるくらいは、
首の筋肉に緊張感は発生せず、さほど影響がないことを
触れる手から感じとれるでしょう(^-^)
…ということは、喉がしまらず、よって呼吸にも影響しない、
よりシンプルに演奏ができるアンブシュアがそれ、ということです。
もし、今までが全然違うアンブシュアだったら、改良最初は
ほとんどと言っていいほど、最初から良い音は難しいでしょう。
私も、元がトロンボーン吹きだったため、引っ張った口からの
アンブシュア改良で、相当の根気と年数を要しました。
でもそれは、今までと違った筋肉を使うからであって、
口がまだ新しいアンブシュアの息のフォーカスを覚えていないからなので、
あきらめずやり続けさえすれば、変化は現れてきます。
うまくいかないとあきらめたらそれまでで、
大切なのは、探求と集中と根気です!
そうすれば・・新たな道をつかめる第一歩であることは、
本当に実感をこめて…お奨めいたします!(^-^)/
↑クリック応援、いつもありがとうございます
先週の一週間は、再び東京に帰った今でも、
本当に良い余韻とモチベーションとなって現れてくれています(^-^)
◆◇
今回はフルートを口への当て方。
定まらなくて時間がかかる…と悩んでいる方も少なくないと思います。
そこでまた、レングリ・ノートをもとに(^^)/
まず彼の教えをそのままご紹介すると、
「フルートを当てる時には、下から・内側から、上にずらすように"外側"に」
こうあてると、下唇を損なわないのです。
下唇を損なわないということは、上下唇の、穴がきちんと揃う。
さて、その下唇の"下"の部分にプレートを当てる際、
唇を横に引っ張ったりなど、あれこれと口のフォルムをつくることはせず・・
さっと当てて、パッと吹けるくらい!?
少し口をつぐむ程度(軽い口笛のようなフォルム)の、なるべくシンプルな、
不自然に力のはいってないアンブシュアで吹きましょう、
とおっしゃっていました。
よく見かける当て方に、
フルートの歌口の穴と、自分の両唇を、
まず内側にしてお互い全面的にあてがい、それから外側に回す…
付け方の人がいる。
これは、下唇にプレートのプレッシャーがかかったまま
=当然下唇は引っ込んだまま…吹かなければいけなくなるので、
良くない当て方だと、レングリさんは指摘されてました。
その当て方をするのは、
フルートの歌口が感覚的にどこかわかりにくいから、
唇にまず当てて確認してみないとできない…というお話をよくうかがいますが、
そうするといつまでたっても下唇の引き&下顎の緊張は治らず、
従って、吹く"最終的な"自由度を得る道からは、
残念ながら遠ざかってしまいます…。
ですので、もし、上記の症状、それに伴う悩みがあてはまる、
という方はやっぱりぜひ、この方法を試みてみてください(^-^)
また、"口をへの字形にする"タイプのアンブシュアも然りです。
これ、私も一時期試してみましたが、
音は確かに美しい音も出すことは可能ですが…少し音が細い…
プラス、跳躍やタンギングはなんだか難しい!(+_+)
…やっぱり唇を引っ張る行為には、残念ながら変わらないのです。
引っ張るということは、息が散る。
また、引っ張ることは、下顎の柔軟さをロックさせてしまいます。
前後には何とか動かせますけども・・。
下顎前後でも、音の跳躍や、多少の音量のコントロールは可能ですが…
前後運動は、耳の前にある下顎の関節にとって、とてつもない負荷です。
私を含め、顎関節症に悩まされるようなケースも注意しなければなりません。。
それより、もっとシンプルで有機的なアンブシュアは、
さきほどの説明のように、
プレートにシンプルに乗せることです。
レングリさんは、口笛のフォルムと似てなくはない、とも言われていました。
(口笛でも、すごい口を突き出すような形ではありません。・・控えめな!?)
喉元・首を手で触れてみると、そのアンブシュアが喉に負担を
かけていないか、筋肉の緊張・動きでわかります。
唇を、引っ張ったり、への字口にすると、
一気に首の筋肉がかたまりませんか?
一方、顎を軽く落とすような、軽い口笛の口をつくるくらいは、
首の筋肉に緊張感は発生せず、さほど影響がないことを
触れる手から感じとれるでしょう(^-^)
…ということは、喉がしまらず、よって呼吸にも影響しない、
よりシンプルに演奏ができるアンブシュアがそれ、ということです。
もし、今までが全然違うアンブシュアだったら、改良最初は
ほとんどと言っていいほど、最初から良い音は難しいでしょう。
私も、元がトロンボーン吹きだったため、引っ張った口からの
アンブシュア改良で、相当の根気と年数を要しました。
でもそれは、今までと違った筋肉を使うからであって、
口がまだ新しいアンブシュアの息のフォーカスを覚えていないからなので、
あきらめずやり続けさえすれば、変化は現れてきます。
うまくいかないとあきらめたらそれまでで、
大切なのは、探求と集中と根気です!
そうすれば・・新たな道をつかめる第一歩であることは、
本当に実感をこめて…お奨めいたします!(^-^)/
↑クリック応援、いつもありがとうございます