三連休!
初日の昨日は、地元でのお仕事♪![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en4.gif)
ご縁あって、近くの小学校へ。
「家庭教育学級」として、コンサートを行いました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
題して、”作曲家の歴史を辿ろう!コンサート”
あくまで、単なるコンサートではなく、子供たちに音楽の勉強、
クラシック音楽がより身近になりますように・・との願いで
実現した今回のコンサート、
綿密(?)に計画をして、当日の会場には、
学校時代によく音楽室に貼ってあったように、
バッハ ~ モーツァルト ~ ベートーヴェン ~ シューベルト
彼らの肖像画を、大きくのばして舞台上に貼っていただき、
バッハが「音楽の父」とよばれる本当の意味からスタートし、
その後、モーツァルトやベートーヴェン、シューベルト・・
作曲技法が脈々と先代作曲家からつながり、発展を遂げている
これらの音楽歴史の繋がりを、お話を交えながら演奏していきました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
会場は、子供たちとそのご両親で満杯!半分くらいが子供たちで、
これは私にとっては初めてのこと!?で圧巻でしたが、
「こんにちは~」と挨拶すると、
「こんにちは~!」と大きな声で返してくれる![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
作曲家の肖像画を指さしながら、「これは、誰かな~!?」と聞くと、
ハイ、ハイ!と率先して挙手し、大きな声で嬉しそうに、
「シューベルト!」など答えてくれる♪
子供たちは、まっすぐな興味で、目を大きく開いて、身を乗り出して
こちらの演奏を見てくる。
その純粋無垢に聞き入る姿を見ていると、いつもとふと少し違う感覚?で
おのずと演奏する自分に力が湧いてくる・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
小学生の中でも、低学年が多いです、とあらかじめうかがっていたので、
選曲も、なるべく長くなく、それでいて
その作曲家の特徴がよくあらわれている曲を、ね!
バッハは、管弦楽組曲ロ短調の中の、「ポロネーズ」「バディネリ」、
モーツァルトはピアノ曲の「きらきら星変奏曲」のフルート版を使って。
ベートーヴェンは子供たちがとても好きな、「エリーゼのために」をピアノソロで。
シューベルトはもちろん歌曲!今回は、学校教材にもなっている「ます」など。
私たちが普段取り組むクラシック音楽には、
ほとんど歌詞がないのが通常ですが、歌だけは、歌詞がついている。
けれどこれは本当は・・本当に、クラシック音楽の源。
大事なことだと思うんですね。
ドイツ時代に、先生から
「音楽の基本は ”Lied(歌曲)”だ。
まず、たくさんの歌曲をフルートで吹いて、歌詞の意味を勉強し、
考えながら、音楽にそれを表し奏す勉強をしなさい」と言われました。
悲しい歌詞には短調だったり、恋心には優しいフレーズ、
楽しい歌詞には長調や軽快なリズム、・・
歌詞のついているフレーズから、そのフレーズの「色」を勉強し
たくさん経験を重ねていくことで、
歌詞のない楽曲にも、おのずと自分のイメージ力がついてくる。
(・・だから自分の音楽力を育てるには、必ずしもクラシックでなくとも、
ポップスでも全然OKだと思うのですよ!
いい歌詞の音楽はたくさんありますから
)
・・ということで、
なるべく歌詞があり、お話性があって親しみやすい音楽を今回は選び、
たとえば「きらきら星」。
本当はフランス民謡で、歌詞は全然違います。
「お母さん、聞いてください(申しましょう)。
お父さんがボクに、えらい立派な人になるんだよ、というけれど、
ボクはまだアメ玉の方が好きなんだ。・・」
というような歌詞。
その歌詞のテーマを、モーツァルトが12の変奏曲にしたことで、
ぴょんぴょん跳ねたり、くるくる回ったり、あるいは泣いたり、走ったり・・
いろいろな子供の表情をまるで表しているような変奏!?
シューベルトの「ます」にしても、
ピアノの連符が、まるで魚がするするっと泳いでいるような音形。
この「ます」の途中までの歌詞を説明して、
さぁ、お魚さんは最後、
無事逃げ切れたでしょうか?つかまってしまったでしょうか!?
演奏をよ~く聴いて、想像して考えてみてネ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
演奏が終わったら答え聞くからね~!?とか、
ベートーヴェンの「エリーゼのために」では、
歌詞はないけど、今度は聴きながら想像力を働かせて。
エリーゼさんを想ってこの曲をつくったベートーヴェン、
さぁ、全体的に悲しげなこの曲。
でも、途中でエリーゼとの想いを嬉しくなったり、ぐっと苦しくなったり・・!?
想像して聴いてみてください!
・・こんなゲーム感覚で楽しむような!?コンサートでしたが、
その小学校は、子供たちも親御さんたちも、本当にとっても良くて・・
私たちも本当にいっぱい元気をもらって、帰路についたのでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en4.gif)
私実は、今自分がフルートをやっている原点って、
小学校の芸術鑑賞会で、初めて、本物のフルート演奏を聴いたことでした。
(あのときは、アルルの女のメヌエットでした、)
すごく強烈に今でもあの体育館でのフルート演奏を覚えているんです。
そんな風に、昨日のコンサートが、
子供たちの心に少しでも、響いてくれたらいいな。
クラシック音楽って、決してとっつきにくいとか、堅苦しいものでなく、
数百年前に生きた偉大な作曲家だって、もちろん人間で、
彼らが作曲したクラシック音楽というものは、
私たちも日々いつも思うような感情などと・・本当はとても身近なものなんだよ、と
少しでも音楽に親しみを感じてくれたらいいな、と願うのでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
小学校の聴きに来てくださった皆さん、
そして企画運営をしてくださった関係者の方々、
本当にありがとうございました!!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hohoemi.gif)
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ご縁あって、近くの小学校へ。
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題して、”作曲家の歴史を辿ろう!コンサート”
あくまで、単なるコンサートではなく、子供たちに音楽の勉強、
クラシック音楽がより身近になりますように・・との願いで
実現した今回のコンサート、
綿密(?)に計画をして、当日の会場には、
学校時代によく音楽室に貼ってあったように、
バッハ ~ モーツァルト ~ ベートーヴェン ~ シューベルト
彼らの肖像画を、大きくのばして舞台上に貼っていただき、
バッハが「音楽の父」とよばれる本当の意味からスタートし、
その後、モーツァルトやベートーヴェン、シューベルト・・
作曲技法が脈々と先代作曲家からつながり、発展を遂げている
これらの音楽歴史の繋がりを、お話を交えながら演奏していきました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_warai.gif)
会場は、子供たちとそのご両親で満杯!半分くらいが子供たちで、
これは私にとっては初めてのこと!?で圧巻でしたが、
「こんにちは~」と挨拶すると、
「こんにちは~!」と大きな声で返してくれる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
作曲家の肖像画を指さしながら、「これは、誰かな~!?」と聞くと、
ハイ、ハイ!と率先して挙手し、大きな声で嬉しそうに、
「シューベルト!」など答えてくれる♪
子供たちは、まっすぐな興味で、目を大きく開いて、身を乗り出して
こちらの演奏を見てくる。
その純粋無垢に聞き入る姿を見ていると、いつもとふと少し違う感覚?で
おのずと演奏する自分に力が湧いてくる・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
小学生の中でも、低学年が多いです、とあらかじめうかがっていたので、
選曲も、なるべく長くなく、それでいて
その作曲家の特徴がよくあらわれている曲を、ね!
バッハは、管弦楽組曲ロ短調の中の、「ポロネーズ」「バディネリ」、
モーツァルトはピアノ曲の「きらきら星変奏曲」のフルート版を使って。
ベートーヴェンは子供たちがとても好きな、「エリーゼのために」をピアノソロで。
シューベルトはもちろん歌曲!今回は、学校教材にもなっている「ます」など。
私たちが普段取り組むクラシック音楽には、
ほとんど歌詞がないのが通常ですが、歌だけは、歌詞がついている。
けれどこれは本当は・・本当に、クラシック音楽の源。
大事なことだと思うんですね。
ドイツ時代に、先生から
「音楽の基本は ”Lied(歌曲)”だ。
まず、たくさんの歌曲をフルートで吹いて、歌詞の意味を勉強し、
考えながら、音楽にそれを表し奏す勉強をしなさい」と言われました。
悲しい歌詞には短調だったり、恋心には優しいフレーズ、
楽しい歌詞には長調や軽快なリズム、・・
歌詞のついているフレーズから、そのフレーズの「色」を勉強し
たくさん経験を重ねていくことで、
歌詞のない楽曲にも、おのずと自分のイメージ力がついてくる。
(・・だから自分の音楽力を育てるには、必ずしもクラシックでなくとも、
ポップスでも全然OKだと思うのですよ!
いい歌詞の音楽はたくさんありますから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)
・・ということで、
なるべく歌詞があり、お話性があって親しみやすい音楽を今回は選び、
たとえば「きらきら星」。
本当はフランス民謡で、歌詞は全然違います。
「お母さん、聞いてください(申しましょう)。
お父さんがボクに、えらい立派な人になるんだよ、というけれど、
ボクはまだアメ玉の方が好きなんだ。・・」
というような歌詞。
その歌詞のテーマを、モーツァルトが12の変奏曲にしたことで、
ぴょんぴょん跳ねたり、くるくる回ったり、あるいは泣いたり、走ったり・・
いろいろな子供の表情をまるで表しているような変奏!?
シューベルトの「ます」にしても、
ピアノの連符が、まるで魚がするするっと泳いでいるような音形。
この「ます」の途中までの歌詞を説明して、
さぁ、お魚さんは最後、
無事逃げ切れたでしょうか?つかまってしまったでしょうか!?
演奏をよ~く聴いて、想像して考えてみてネ
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演奏が終わったら答え聞くからね~!?とか、
ベートーヴェンの「エリーゼのために」では、
歌詞はないけど、今度は聴きながら想像力を働かせて。
エリーゼさんを想ってこの曲をつくったベートーヴェン、
さぁ、全体的に悲しげなこの曲。
でも、途中でエリーゼとの想いを嬉しくなったり、ぐっと苦しくなったり・・!?
想像して聴いてみてください!
・・こんなゲーム感覚で楽しむような!?コンサートでしたが、
その小学校は、子供たちも親御さんたちも、本当にとっても良くて・・
私たちも本当にいっぱい元気をもらって、帰路についたのでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_en4.gif)
私実は、今自分がフルートをやっている原点って、
小学校の芸術鑑賞会で、初めて、本物のフルート演奏を聴いたことでした。
(あのときは、アルルの女のメヌエットでした、)
すごく強烈に今でもあの体育館でのフルート演奏を覚えているんです。
そんな風に、昨日のコンサートが、
子供たちの心に少しでも、響いてくれたらいいな。
クラシック音楽って、決してとっつきにくいとか、堅苦しいものでなく、
数百年前に生きた偉大な作曲家だって、もちろん人間で、
彼らが作曲したクラシック音楽というものは、
私たちも日々いつも思うような感情などと・・本当はとても身近なものなんだよ、と
少しでも音楽に親しみを感じてくれたらいいな、と願うのでした
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小学校の聴きに来てくださった皆さん、
そして企画運営をしてくださった関係者の方々、
本当にありがとうございました!!
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