人前で話す時、ありのままの自分を表現するというのは、意外と難しい。
特に、英語で講義する時、日常会話をする時、見知らぬ人と電話で話す時、妙な緊張感とプレッシャーが自分を不自然な人間にしているのではないかと、ここ数年思い始める。
たとえ母国語の日本語で話す場合でも、相手が自分に何を求めているのかなどを考えすぎて、自分の中で考えていることを素直に口に出せていないのでは、という思いもよぎる。
そういう自分の変革のために、こういう本を買ってみる。あっという間に読めてしまう本だが、誰にでも簡単に実践できることが紹介されている。 田中ウルヴェ京氏の「「一日30秒」でできる新しい自分の作り方」
私の場合、自分の独り言=セルフートークを意識化し、書き出してみることで、自分の思考パターンを認識。
たとえば、論文を書きながら過ごした昨日と今日、セルフトークは
「私の文章力ってなんて乏しいんだろう」「どうして文章力が上達しないのかな」「こんな文章だったら、不採択になってしまうだろうなぁ」「アドバイザーの助けがないと、一人前の研究者としてやっていけないのかな。。。」
というネガティブなものばかり~。
その原因を探ってみると~
- 挫折経験とフラストレーション(文法の間違いや文章の手直しを山のように受けてきた経験と、それがいまだに続く現状)
- 周りの人との比較
- べき思考(大学教員はこうあるべきだという自分の中にある認識と、そこに至らない自分とのギャップ)
田中氏お勧めの「コーピング」の効果はさて??また近いうちに報告しますね。
プラス思考で歩きましょう!