スペインのセルビアからフランスのマルセイユへの移動の日、
空港カウンターで、パスポートが見つからないことに気づいた息子 (-_-;)
一目も気にせず、家族みなでスーツケースを広げ、隅々までチェックしたが、見つからない。
その時は既に夫のスーツケースは、チェックインカウンターを経て、ベルトコンベアに乗せられていってしまったため、
私たち夫婦のみマルセイユに行き、
息子は、一人でスペインに残り、その夜の列車でセルビアからマドリードに移動。翌日アメリカ大使館で仮パスポートを発行してもらうことにした。
そもそも旅行中は、
息子はパスポートをなくしたら困るということで、私に預けていたが、
フランス移動の前日、一人で小旅行に行くことにしたため、
パスポートが必要かもしれないので、パスポート袋を息子に返す。
その時に、バックパックにパスポート袋を入れたのは見たが、
一人旅行中、どこかで落としてしまったのかもしれない。
仮パスポートの発行は、250ドル。
しかし、この仮パスポートをフランスだけがヨーロッパの中で、認めていないらしく、
息子のフランス旅行は全て、返金の利かないキャンセルになってしまう。😿
思いがけない出費にショックを受けていた息子だが、
意外と早く立ち直り、
マドリッドの名所を幾つか観光し、
その後、バルセローナ旅行を満喫し、
物価の高いフランスよりは、出費を抑えることができ、
宿泊はAirbnbなどを利用したらしい。
自閉症の影響もあるのか、
身の回りの整理や管理は、やはり苦手なことが多い息子。
見た目には大人だが、少しでも改善して欲しいと思い、夫も私も口うるさく注意してしまう。
整理と言えば、スーツケースの荷物の整理。
旅行中、スーツケースの中の自分の所持品が見当たらない時には、スーツケースをひっくり返して、中身を床にちらかしながら、そのままにしてしまうことが多いため、
「こんな風にして、お掃除の人が入ったら、強盗だと思って警察に通報されるかもしれないよ」と一言脅す。
その脅しが効いたのか、それ以来、出かける時は必ずスーツケースの中に自分の持ち物をしっかりしまい込むように気を付けるようになった。
一つずつの苦い経験が、成長につながって欲しい。
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