うちのネコのキキは、ともかく行動の予測がつかない、不意打ちの多いネコです。ごろごろ甘えてきたと思ったら、いきなりかみついてきたり、襲いかかってきたり、はらはらどきどきの毎日です。手にあまって、とうとうインターネットでcats,bitingなどで検索してみました。アメリカで生活しているネコは、アメリカ風にしつけをするのが妥当と考えたからです。すると、ネコにとっては、目の前でちらちらさせる人間の手は鳥に見えるとか、動きまわる足はねずみに見える、だから本能で襲ってくるのだと書いてありました。本当かな??半信半疑でさらに読んでみると、おもちゃで十分に遊ばせなさいとか、ぬいぐるみを与えなさいとか、子育てにも通じるようなことが載っていました。面白かったのは、Time Outするという提案です。アメリカの子育てや初等教育では、Time Outがしつけテクニックとして頻繁に使われています。年齢×1分が目安で、望ましくない行動をした時には、椅子にしばらく座らせられたり、自分の部屋で反省したりなど、お仕置きとして与えられています。中には、Time Outはお仕置きじゃなくて、子どもの興奮を覚めさせて、冷静に自分の行動を振り返るように導くべきだと説いている教育者も多いです。でも、ネコにTime outとは、初めて聞きました。行動主義の発祥地のアメリカならではの発想です。
(写真は1年前のキキ)
(写真は1年前のキキ)